ゼンハイザー IE 900 と SONY IER-Z1R (2019) の違いを比較。重要度別に公平に評価しました
作成日時: 2021-05-11 14:39:36、更新日時: 2021-10-19 17:49:59
「ゼンハイザー IE 900」と「SONY IER-Z1R (2019)」はどのくらい違いがあるか?どういう面で違いがあるのかについて検証・評価。どっちを選ぶべきなのかを評価レビューしてみました。
ゼンハイザー IE 900 | SONY IER-Z1R (2019) | |||
![]() | ![]() | |||
総合評価: |
(総合: 2017位) |
(総合: 69位) | ||
本体重量 | ![]() 4g | ![]() 26g | ||
コード長 | ![]() 1.25m | ![]() 1.2m | ||
最大音圧レベル | ![]() 123dB | ![]() 103dB | ||
最低音域 | ![]() 5Hz | ![]() 3Hz | ||
最高音域 | ![]() 48000kHz | ![]() 100000kHz | ||
ドライバーユニット | ![]() 7mm | ![]() 12mm | ||
ゼンハイザー IE 900はシルバーの本体カラーであり、重量は4gです。コード長は1.25mで、リケーブル対応も可能です。このイヤホンの最大音圧レベルは123dBで、最低音域は5Hz、最高音域は48000kHzです。また、ドライバーユニットは7mmです。
SONY IER-Z1R (2019)もシルバーの本体カラーであり、重量は26gです。コード長は1.2mで、リケーブル対応も可能です。このイヤホンのインピーダンスは40Ωで、最大音圧レベルは103dB、最低音域は3Hz、最高音域は100000kHzです。また、ドライバーユニットは12mmで、最大許容入力は100mWです。更に、ハイレゾ対応も可能です。
これらのイヤホンを比べると、SONY IER-Z1R (2019)の方が明らかに技術的に高性能であることがわかります。最低音域が3Hzと、音楽を聴く上で重要なロー音域をよりカバーしています。また、最高音域はさらに広範囲にわたり、12mmの大型ドライバーユニットにより、よりダイナミックに音楽を聴けます。同時に、本体の重さは若干大きく、インピーダンスは40Ωと、振動板の大きさとの兼ね合いから、出力に対して多少電力を要します。
総合的に、より高音質で迫力あるサウンドを重視される方にはSONY IER-Z1R (2019)をおすすめします。一方で、操作の手軽さなど、軽量性やスタイリッシュなデザインを重視される方にはゼンハイザー IE 900が適しているかもしれません。
「ゼンハイザー IE 900」と「SONY IER-Z1R (2019)」を徹底比較する
イヤホン性能について「ゼンハイザー IE 900」と「SONY IER-Z1R (2019)」を比較
最大音圧レベルについて
最大音圧レベルについて比べると「ゼンハイザー IE 900」は123dBに対して「SONY IER-Z1R (2019)」は103dBです。20dBもの差があります。「ゼンハイザー IE 900」の音圧感度は「SONY IER-Z1R (2019)」に比べてかなり大きいです。出力音圧レベルの大きさランキングで比べると全3923製品中「ゼンハイザー IE 900」は34位であるのに対し「SONY IER-Z1R (2019)」は1827位で、イヤホンの中ではケタ違いな差があると言えそうです。
大音量で音を聞くことができる点で「ゼンハイザー IE 900」の方が「SONY IER-Z1R (2019)」よりも秀でていると言えます。「ゼンハイザー IE 900」は大音量で音楽鑑賞するのにかなり適しています。実際に使う場面で「SONY IER-Z1R (2019)」と「ゼンハイザー IE 900」の体感値としての違いは非常に大きいです。「ゼンハイザー IE 900」を選ぶ一つの重要な決め手になると思います。
最低音域について
出力できる最低音域を「SONY IER-Z1R (2019)」と「ゼンハイザー IE 900」を比較すると「SONY IER-Z1R (2019)」は3Hzであり「ゼンハイザー IE 900」は5Hzです。「SONY IER-Z1R (2019)」は「ゼンハイザー IE 900」より多少再生周波数が低いです。出力できる最低音域の低さランキングで見てみると4450製品中「ゼンハイザー IE 900」は130位で「SONY IER-Z1R (2019)」は13位です。ほとんど差は無いと言えます。
低音を忠実に出力することができる点で「ゼンハイザー IE 900」より「SONY IER-Z1R (2019)」の方が多少良いといえなくもありません。重低音が響く音楽を鑑賞する場合でもよっぽど気になる人でないと実感できるほどの差を感じられないだと思います。どちらかといえば「ゼンハイザー IE 900」より「SONY IER-Z1R (2019)」ですが基本的に体感できるほどの違いはほぼ無いでしょう。
最高音域について
出力できる最高音域について「ゼンハイザー IE 900」と「SONY IER-Z1R (2019)」を比べると「ゼンハイザー IE 900」は48000kHzに対して「SONY IER-Z1R (2019)」は100000kHzです。52000kHzの違いがあります。出力できる最高音域について「SONY IER-Z1R (2019)」の方が「ゼンハイザー IE 900」よりも比較的高いです。出力できる最高音域の高さランキングで見てみると4462製品中「ゼンハイザー IE 900」は185位で「SONY IER-Z1R (2019)」は13位です。ほとんど差は無いと言えます。
「SONY IER-Z1R (2019)」は高音域の音を忠実に出力できる点で「ゼンハイザー IE 900」よりも多少優れているかもしれません。「SONY IER-Z1R (2019)」は女性シンガーの音楽や楽器の音を楽しむようなクラシックを試聴するのにややおすすめです。実際に使うことを想定したとき「SONY IER-Z1R (2019)」は「ゼンハイザー IE 900」に比べてややよいです。「SONY IER-Z1R (2019)」は「ゼンハイザー IE 900」よりいいでしょう。一方ですごく優れているというわけではありません。
ドライバーユニットについて
音を鳴らす振動板のサイズについて比較すると「SONY IER-Z1R (2019)」は12mmで「ゼンハイザー IE 900」は7mmです。5mmの差があります。「SONY IER-Z1R (2019)」のドライバーユニットの方が「ゼンハイザー IE 900」よりもやや大きいです。ドライバーユニットの大きさランキングで比べると全3672製品中「SONY IER-Z1R (2019)」は1566位であるのに対し「ゼンハイザー IE 900」は3177位で、イヤホンの中ではケタ違いな差があると言えそうです。
「SONY IER-Z1R (2019)」は高品質の音を再生できる点で「ゼンハイザー IE 900」よりも良いです。クラシック音楽を聴いたり、ライブなどの生の音源を試聴するのに「SONY IER-Z1R (2019)」は比較的適しています。実際の利用において「SONY IER-Z1R (2019)」は「ゼンハイザー IE 900」と比較して比較的よいです。「SONY IER-Z1R (2019)」は「ゼンハイザー IE 900」よりいいですが、決定的に優れていると言えるくらいの差はありません。
基本情報について「ゼンハイザー IE 900」と「SONY IER-Z1R (2019)」を比較
本体重量について
重量を比較すると「SONY IER-Z1R (2019)」は26gに対して「ゼンハイザー IE 900」は4gです。22gの違いがあります。「ゼンハイザー IE 900」は「SONY IER-Z1R (2019)」と比較してかなり軽いです。重量の軽さランキングで比べると全4033製品中「ゼンハイザー IE 900」は202位であるのに対し「SONY IER-Z1R (2019)」は2348位で、イヤホンの中ではケタ違いな差があると言えそうです。
「ゼンハイザー IE 900」は耳にかかる負荷を軽減できる点で「SONY IER-Z1R (2019)」よりも秀でているでしょう。ジョギングなどの運動中に使用したり、長時間使用するのに「ゼンハイザー IE 900」はかなりオススメです。実際に使うことを想定したとき「SONY IER-Z1R (2019)」と「ゼンハイザー IE 900」は実用においてかなり大きい差があります。「ゼンハイザー IE 900」を選ぶ重要な判断材料の一つになると思います。
コード長について
コードのサイズについて「SONY IER-Z1R (2019)」と「ゼンハイザー IE 900」を比較すると「SONY IER-Z1R (2019)」は1.2mで「ゼンハイザー IE 900」は1.25mです。「SONY IER-Z1R (2019)」と比較して「ゼンハイザー IE 900」はわずかに大きさが長いです。コードのサイズの長さランキングで見てみると3382製品中「ゼンハイザー IE 900」は1025位で「SONY IER-Z1R (2019)」は1157位です。ほとんど差は無いと言えます。
強いて言えば「ゼンハイザー IE 900」ですが、基本的に気にするほどの差はほとんど無いです。
リケーブル可否について
「SONY IER-Z1R (2019)」も「ゼンハイザー IE 900」もリケーブルできるイヤホンです。そのためケーブル交換によって好みの音質に調節をしたり、ケーブルが断線したら交換できる点で秀でています。どちらも独自のカスタマイズをしつつ長期愛用するのにおすすめです。
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ゼンハイザー IE 900
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SONY IER-Z1R (2019)
「ゼンハイザー IE 900」と「SONY IER-Z1R (2019)」の違いを表で比較する
ゼンハイザー IE 900 | SONY IER-Z1R (2019) | |
画像 | ![]() | ![]() |
本体カラー | シルバー | シルバー |
本体重量 | 4g | 26g |
コード長 | 1.25m | 1.2m |
リケーブル対応 | ○ | ○ |
インピーダンス | - | 40Ω |
最大音圧レベル | 123dB | 103dB |
最低音域 | 5Hz | 3Hz |
最高音域 | 48000kHz | 100000kHz |
ドライバーユニット | 7mm | 12mm |
最大許容入力 | - | 100mW |
ハイレゾ対応 | - | ○ |
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