徹底レビュー: SONY IER-NW510N (2019) と ゼンハイザー HD 599
2023-06-03 13:30:49
SONY IER-NW510N (2019) | ゼンハイザー HD 599 | |||
総合評価: | 50.6/100 (総合順位: 486/9895) | 54.3/100 (総合順位: 1255/9895) | ||
本体重量 | 71/100 | 25/100 | ||
コード長 | 41/100 | 48/100 | ||
インピーダンス | 24/100 | 68/100 | ||
最大音圧レベル | 62/100 | 56/100 | ||
最低音域 | 82/100 | 62/100 | ||
最高音域 | 68/100 | 65/100 | ||
スペック
SONY IER-NW510N (2019) | ゼンハイザー HD 599 | |||
基本情報 | ||||
本体カラー | ブラック | ホワイト | ||
本体重量 | 15g | 250g | ||
コード長 | 1.1m | 1.2m | ||
リケーブル対応 | - | ○ | ||
イヤホン性能 | ||||
インピーダンス | 16Ω | 50Ω | ||
最大音圧レベル | 109dB | 106dB | ||
最低音域 | 5Hz | 12Hz | ||
最高音域 | 40000kHz | 38500kHz | ||
ドライバーユニット | 6mm | - | ||
最大許容入力 | 100mW | - | ||
イヤホン機能 | ||||
ハイレゾ対応 | ○ | - | ||
便利機能 | ||||
外音取り込み機能 | ○ | - | ||
ノイズキャンセリング機能 | ○ | - | ||
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比較レビュー
基本情報
本体重量
ゼンハイザー HD 599の本体重量は250gであるのに対し、SONY IER-NW510N (2019)の本体重量は15gとなっています。これらの比較情報で明確にわかるように、SONY IER-NW510N (2019)はゼンハイザー HD 599の本体重量よりも一回り軽いということがわかります。完全に別物だといえます。235gという相当の差があります。
実際の使用においては、本体重量についてゼンハイザー HD 599の方がSONY IER-NW510N (2019)よりも非常に低い部類にあります。従ってゼンハイザー HD 599を選ばない際の一つの大きな理由になるでしょう。SONY IER-NW510N (2019)は本体重量に配慮する人にとって最適の選択肢といえそうです。
コード長
SONY IER-NW510N (2019)とゼンハイザー HD 599をコード長の観点から比べるとSONY IER-NW510N (2019)は1.1mというデータとなっている一方ゼンハイザー HD 599は1.2mです。コード長でいえば、ゼンハイザー HD 599とSONY IER-NW510N (2019)の差はまったくないと言ってしまえる程存在していません。
特にスポーツ時にコード長が長いイヤホンは便利です。ランニングやウォーキング中に、スマートフォンやプレーヤーを身体に装着し、長いコードを使って自由にリズムに合わせて楽しめます。やわらかく伸縮性に優れたコードならば、イヤホンが外れる心配もありません。
コード長という視点についてゼンハイザー HD 599もSONY IER-NW510N (2019)も全く存在しないと言っていい程差は無いです。意思決定において、コード長の情報はまったくと言っていいほど役に立ちません。ほかの側面で考慮する必要性がありそうと言うことができるでしょう。
イヤホン性能
インピーダンス
ゼンハイザー HD 599のインピーダンスは50Ωとなっているのに対してSONY IER-NW510N (2019)は16Ωです。ゼンハイザー HD 599のほうがインピーダンスが比較にならないくらい大きいといえます。SONY IER-NW510N (2019)とゼンハイザー HD 599の差は34Ωことがわかります。インピーダンスが大きいイヤホンは、よりハイレゾ音源に適しており、より高品質な音楽体験を提供します。
イヤホンを選ぶ上で、インピーダンスが大きいものは多くのメリットがあります。まず、高いインピーダンスによって、電力の効率的な伝送が実現され、低音域や高音域までクリアに再生されるため、音質が格段に向上します。また、大きなインピーダンスを持つイヤホンは、スマートフォンやプレーヤーのような機器にも負荷をかけず、バッテリーの持続時間にも影響を与えません。さらに、インピーダンスが大きいことによって、バーチャルサラウンドやノイズキャンセリング機能を搭載したイヤホンでも、十分な音量でクリアな音質を楽しめるというメリットもあります。
体感上にはインピーダンスにおいてゼンハイザー HD 599の方がSONY IER-NW510N (2019)より目で見て感じるほど勝っています。このためゼンハイザー HD 599を判断する上での重視すべき指標の一つになります。またインピーダンスを重要視するのであればSONY IER-NW510N (2019)は良くない選択と言えそうです。
最大音圧レベル
SONY IER-NW510N (2019)の最大音圧レベルは109dBに対しゼンハイザー HD 599の最大音圧レベルは106dBというデータとなっています。ゼンハイザー HD 599とSONY IER-NW510N (2019)の違いは全くないデータであり最大音圧レベルについては殆ど同水準にあるといえます。
最大音圧レベルが大きいイヤホンのメリットは、高音質であることです。音が大きく出るため、細かい音の際にもクリアに聞き取ることができ、より本来の音源に忠実な音楽を楽しむことができます。
最大音圧レベルについてSONY IER-NW510N (2019)もゼンハイザー HD 599も体感的にいって、殆ど同程度と言えます。最大音圧レベルの情報を考えても、意思決定において全くと言っていいほど意味がありません。
最低音域
最低音域の角度からSONY IER-NW510N (2019)とゼンハイザー HD 599で比べた場合、SONY IER-NW510N (2019)は5Hzというデータに対し、ゼンハイザー HD 599は12Hzとなります。最低音域という観点について考えるとSONY IER-NW510N (2019)はゼンハイザー HD 599よりも比較的低いといえるでしょう。ゼンハイザー HD 599とSONY IER-NW510N (2019)は顕著な違いはありません。7Hzのそれなりの違いが存在しています。最低音域が低いイヤホンの長所は、低音の音の質が優れており、より深みのある音楽を聴くことができます。
最低音域が低いイヤホンの利点最低音域が低いイヤホンの利点は、音楽をより深く感じられることです。低音域で表現されるドラムやベースの音がより存在感を増し、心地よい振動を感じることができます。また、音がより分離されて聞こえるため、演奏者が弾いている楽器の音色をより明確に聴くことができます。
これらの比較で明白なように、SONY IER-NW510N (2019)の最低音域はゼンハイザー HD 599に比べてそこそこ上位にあると考えられそうです。ただし体感的に、際立った差は存在しないと感じられるかもしれません。一方で、確定的と言える程の差は存在しないため注意が必要と言えます。
最高音域
ゼンハイザー HD 599の最高音域は38500kHzであるのに対して、SONY IER-NW510N (2019)の最高音域は40000kHzというデータです。SONY IER-NW510N (2019)とゼンハイザー HD 599はほんのちょっとの違いが存在しています。SONY IER-NW510N (2019)と比べるとゼンハイザー HD 599はわずかに低いといえるでしょう。
実用的には最高音域に関してSONY IER-NW510N (2019)よりゼンハイザー HD 599は体感的にいって物足りないレベルと感じるでしょう。ゼンハイザー HD 599とSONY IER-NW510N (2019)について違いはほんのちょっと開いています。単純な数値としてはSONY IER-NW510N (2019)のほうがゼンハイザー HD 599よりも低いことが分かるでしょう。しかし、別の角度から比較することを強く提案します。
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