SONY IER-NW510N (2019) と SONY IER-Z1R (2019) を比較してどちらを選ぶべきか。重要な観点別に解説します

作成日時: 2020-03-20 17:04:04、更新日時: 2021-10-19 16:45:09

SONY IER-NW510N (2019)SONY IER-Z1R (2019)
SONY IER-NW510N (2019)SONY IER-Z1R (2019)

「SONY IER-NW510N (2019)」と「SONY IER-Z1R (2019)」はどのくらい違いがあるか?どういう面で違いがあるのかについて検証・評価。どっちを選ぶべきなのかを評価レビューしてみました。

SONY IER-NW510N (2019)SONY IER-Z1R (2019)
SONY IER-NW510N (2019)SONY IER-Z1R (2019)
総合評価:

50.4/100

(総合: 486位)

60.3/100

(総合: 65位)

本体重量
57/100
42/100
コード長
26/100
32/100
インピーダンス
17/100
78/100
最大音圧レベル
78/100
52/100
最低音域
90/100
97/100
最高音域
78/100
98/100
ドライバーユニット
19/100
44/100
最大許容入力
35/100
35/100

SONY IER-Z1R (2019) と比較して SONY IER-NW510N (2019) を選ぶメリット

  • 音圧感度

    78.5点(109dB) vs 52.6点(103dB)

  • 外音取り込み機能
  • ノイズキャンセリング機能

SONY IER-NW510N (2019) と比較して SONY IER-Z1R (2019) を選ぶメリット

  • インピーダンス

    18点(16Ω) vs 78.4点(40Ω)

  • 最低再生周波数

    90点(5Hz) vs 98点(3Hz)

  • 最高再生周波数

    78.1点(40000kHz) vs 98.3点(100000kHz)

  • 振動板の大きさ

    19.1点(6mm) vs 44.5点(12mm)

「SONY IER-NW510N (2019)」と「SONY IER-Z1R (2019)」を徹底比較する

イヤホン性能について「SONY IER-NW510N (2019)」と「SONY IER-Z1R (2019)」を比較

インピーダンスについて

インピーダンスについて比較すると「SONY IER-NW510N (2019)」は16Ωで「SONY IER-Z1R (2019)」は40Ωです。24Ωの違いがあります。「SONY IER-Z1R (2019)」の抵抗値は「SONY IER-NW510N (2019)」と比較してとても大きいです。インピーダンスの大きさランキングで比べると全4600製品中「SONY IER-Z1R (2019)」は511位であるのに対し「SONY IER-NW510N (2019)」は3118位で、イヤホンの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

「SONY IER-Z1R (2019)」はノイズのような機械的な雑音を抑制できるため、音を鮮明にすることができる点で「SONY IER-NW510N (2019)」よりも優れているでしょう。「SONY IER-Z1R (2019)」はテンポの緩やかな音楽を流したり、作曲などの音づくりをするのにかなり適しています。実際の利用を想定したとき「SONY IER-Z1R (2019)」は「SONY IER-NW510N (2019)」より遥かに秀でているでしょう。「SONY IER-Z1R (2019)」にする上で重要な理由の一つになると思います。

インピーダンス評価
SONY IER-NW510N (2019)
16Ω17/100
SONY IER-Z1R (2019)
40Ω78/100

最大音圧レベルについて

最大音圧レベルについて比べると「SONY IER-NW510N (2019)」は109dBに対して「SONY IER-Z1R (2019)」は103dBです。6dBもの差があります。「SONY IER-NW510N (2019)」の音圧感度は「SONY IER-Z1R (2019)」に比べてかなり大きいです。出力音圧レベルの大きさランキングで比べると4372製品の中で「SONY IER-NW510N (2019)」は946位で「SONY IER-Z1R (2019)」は2058位なのでイヤホンの中では差はかなり大きいと言えます。

大音量で音を聞くことができる点で「SONY IER-NW510N (2019)」の方が「SONY IER-Z1R (2019)」よりも秀でていると言えます。「SONY IER-NW510N (2019)」は大音量で音楽鑑賞するのにかなり適しています。実際に使う場面で「SONY IER-Z1R (2019)」と「SONY IER-NW510N (2019)」の体感値としての違いは非常に大きいです。「SONY IER-NW510N (2019)」を選ぶ一つの重要な決め手になると思います。

最大音圧レベル評価
SONY IER-NW510N (2019)
109dB78/100
SONY IER-Z1R (2019)
103dB52/100

最低音域について

出力できる最低音域を「SONY IER-Z1R (2019)」と「SONY IER-NW510N (2019)」を比較すると「SONY IER-Z1R (2019)」は3Hzであり「SONY IER-NW510N (2019)」は5Hzです。「SONY IER-Z1R (2019)」は「SONY IER-NW510N (2019)」より多少再生周波数が低いです。出力できる最低音域の低さランキングで比較すると全4990製品のなかで「SONY IER-Z1R (2019)」は16位で「SONY IER-NW510N (2019)」は712位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

低音を忠実に出力することができる点で「SONY IER-NW510N (2019)」より「SONY IER-Z1R (2019)」の方が多少良いといえなくもありません。重低音が響く音楽を鑑賞する場合でもよっぽど気になる人でないと実感できるほどの差を感じられないだと思います。どちらかといえば「SONY IER-NW510N (2019)」より「SONY IER-Z1R (2019)」ですが基本的に体感できるほどの違いはほぼ無いでしょう。

最低音域評価
SONY IER-NW510N (2019)
5Hz90/100
SONY IER-Z1R (2019)
3Hz97/100

最高音域について

出力できる最高音域について「SONY IER-NW510N (2019)」と「SONY IER-Z1R (2019)」を比べると「SONY IER-NW510N (2019)」は40000kHzに対して「SONY IER-Z1R (2019)」は100000kHzです。60000kHzの違いがあります。出力できる最高音域について「SONY IER-Z1R (2019)」の方が「SONY IER-NW510N (2019)」よりも比較的高いです。出力できる最高音域の高さランキングで比較すると全5007製品のなかで「SONY IER-Z1R (2019)」は17位で「SONY IER-NW510N (2019)」は781位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

「SONY IER-Z1R (2019)」は高音域の音を忠実に出力できる点で「SONY IER-NW510N (2019)」よりも多少優れているかもしれません。「SONY IER-Z1R (2019)」は女性シンガーの音楽や楽器の音を楽しむようなクラシックを試聴するのにややおすすめです。実際に使うことを想定したとき「SONY IER-Z1R (2019)」は「SONY IER-NW510N (2019)」に比べてややよいです。「SONY IER-Z1R (2019)」は「SONY IER-NW510N (2019)」よりいいでしょう。一方ですごく優れているというわけではありません。

最高音域評価
SONY IER-NW510N (2019)
40000kHz78/100
SONY IER-Z1R (2019)
100000kHz98/100

ドライバーユニットについて

音を鳴らす振動板のサイズについて比較すると「SONY IER-Z1R (2019)」は12mmで「SONY IER-NW510N (2019)」は6mmです。6mmの差があります。「SONY IER-Z1R (2019)」のドライバーユニットの方が「SONY IER-NW510N (2019)」よりもやや大きいです。ドライバーユニットの大きさランキングで比べると全4164製品中「SONY IER-Z1R (2019)」は1767位であるのに対し「SONY IER-NW510N (2019)」は3680位で、イヤホンの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

「SONY IER-Z1R (2019)」は高品質の音を再生できる点で「SONY IER-NW510N (2019)」よりも良いです。クラシック音楽を聴いたり、ライブなどの生の音源を試聴するのに「SONY IER-Z1R (2019)」は比較的適しています。実際の利用において「SONY IER-Z1R (2019)」は「SONY IER-NW510N (2019)」と比較して比較的よいです。「SONY IER-Z1R (2019)」は「SONY IER-NW510N (2019)」よりいいですが、決定的に優れていると言えるくらいの差はありません。

ドライバーユニット評価
SONY IER-NW510N (2019)
6mm19/100
SONY IER-Z1R (2019)
12mm44/100

最大許容入力について

イヤホンに入力できる最大電力について「SONY IER-NW510N (2019)」と「SONY IER-Z1R (2019)」を比較すると「SONY IER-NW510N (2019)」は100mWで「SONY IER-Z1R (2019)」は100mWです。「SONY IER-Z1R (2019)」の最大許容入力は「SONY IER-NW510N (2019)」とほぼ違いが無いと言えるでしょう。イヤホンに入力できる最大電力の大きさランキングで見てみると1302製品中「SONY IER-NW510N (2019)」は664位で「SONY IER-Z1R (2019)」は546位です。ほとんど差は無いと言えます。

体感上の差はありません。別の観点から比較することをおすすめします。

最大許容入力評価
SONY IER-NW510N (2019)
100mW35/100
SONY IER-Z1R (2019)
100mW35/100

イヤホン機能について「SONY IER-NW510N (2019)」と「SONY IER-Z1R (2019)」を比較

ハイレゾ対応について

「SONY IER-NW510N (2019)」も「SONY IER-Z1R (2019)」もハイレゾ音源に対応しているイヤホンです。

基本情報について「SONY IER-NW510N (2019)」と「SONY IER-Z1R (2019)」を比較

本体重量について

重量について比べると「SONY IER-NW510N (2019)」は15gであるのに対して「SONY IER-Z1R (2019)」は26gです。11gの差があります。「SONY IER-NW510N (2019)」は「SONY IER-Z1R (2019)」と比較して比較的重量が軽いです。重量の軽さランキングで比較すると全4532製品のなかで「SONY IER-NW510N (2019)」は2087位で「SONY IER-Z1R (2019)」は2674位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

「SONY IER-NW510N (2019)」は耳にかかる負荷を軽減できる点で「SONY IER-Z1R (2019)」よりもよいです。ジョギングなどの運動中に使用したり、長時間使用するのに「SONY IER-NW510N (2019)」は比較的向いています。実際の利用を考えると「SONY IER-Z1R (2019)」と「SONY IER-NW510N (2019)」の実用においての違いは比較的大きいです。「SONY IER-NW510N (2019)」は「SONY IER-Z1R (2019)」よりいいと思われます。しかし非常に優れているとまでは言えないでしょう。

本体重量評価
SONY IER-NW510N (2019)
15g57/100
SONY IER-Z1R (2019)
26g42/100

コード長について

コードのサイズの長さランキングで比べると全3736製品中「SONY IER-Z1R (2019)」は1277位であるのに対し「SONY IER-NW510N (2019)」は3146位で、イヤホンの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

実際の利用を想定したとき「SONY IER-Z1R (2019)」と「SONY IER-NW510N (2019)」は実用上多少大きい差があります。「SONY IER-NW510N (2019)」より「SONY IER-Z1R (2019)」が良いです。一方で決定的といえるくらいの差はありません。

コード長評価
SONY IER-NW510N (2019)
1.1m26/100
SONY IER-Z1R (2019)
1.2m32/100

「SONY IER-NW510N (2019)」と「SONY IER-Z1R (2019)」の違いを表で比較する

SONY IER-NW510N (2019)SONY IER-Z1R (2019)
画像SONY IER-NW510N (2019)SONY IER-Z1R (2019)
本体カラーブラックシルバー
本体重量15g26g
コード長1.1m1.2m
リケーブル対応 -
インピーダンス16Ω40Ω
最大音圧レベル109dB103dB
最低音域5Hz3Hz
最高音域40000kHz100000kHz
ドライバーユニット6mm12mm
最大許容入力100mW100mW
ハイレゾ対応
外音取り込み機能 -
ノイズキャンセリング機能 -

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