Bricasti Design M3 BRI-M3 の性能を徹底レビュー
作成日時: 2021-07-04 14:44:54、更新日時: 2021-10-19 21:12:59

Bricasti Design M3 BRI-M3 についての特徴を重要なポイント別に広い観点から検証。どういった点においてメリット・デメリットがあるDACなのか?類似のDACとくらべたときの Bricasti Design M3 BRI-M3 のおすすめ度を検証してみました。
評価のサマリー | 評価の比較 |
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評価項目 | 点数 |
---|---|
消費電力 | 42/100 |
サイズ | 1/100 |
重量 | 33/100 |
最大サンプリング周波数 | 49/100 |
最小サンプリング周波数 | 50/100 |
最大量子化ビット数 | 10/100 |
最大出力 | 39/100 |
総合評価 | 32.5/100 |
Bricasti Design M3 BRI-M3は、消費電力が20W、本体重量が4.6kgとなっており、最大サンプリング周波数は44.1kHz、最小サンプリング周波数は384kHzであるため、高音質な再生を実現しています。さらに、最大量子化ビット数は24bitとなっており、ハイレゾ対応、DSD対応、DSDネイティブ再生対応となっております。これらは、DAC音源に対応することで、高品質な音楽再生を可能にしています。また、最大出力が2Vrmsであり、インピーダンスが40Ω/出力レベルは、@0db front panel =+4db 2V rmsとなっており、ダイナミックレンジが120dB以上(A-Weighted)、THD+N(1kHz)が0.0008%(フルスケール)/0.0004%(-30dBFS)であるため、よりクリアで高品質な音楽再生が実現されています。また、バランス出力対応(XLR3極バランス)や光デジタル入力端子(1系統)、アナログ出力端子(1系統)、USB端子(1系統)も装備されております。
以上の特徴からBricasti Design M3 BRI-M3は、DAC音源の再生に必要な機能を備えており、高品質な音楽再生を実現できます。しかし、そのためには別途DAC音源が必要となるため、音楽好きな方や本格的な音楽制作を行う方におすすめです。
Bricasti Design M3 BRI-M3 を選ぶべき4つの理由
- ハイレゾに対応している
- DSDに対応している
- DSDネイティブ再生に対応している
- バランス出力に対応している
特性や特徴を Bricasti Design M3 BRI-M3 をレビューする
Bricasti Design M3 BRI-M3 の音質に関する詳細
最大サンプリング周波数について
幅広い音源を再現する事ができる点において最大サンプリング周波数が大きいDACは優れているといえそうです。特にSACDやDSDなど高サンプリング周波数の音源に対応したいならお勧めです。
「Bricasti Design M3 BRI-M3」の最大サンプリング周波数は44.1kHzです。このDACの周波数はほぼ同一と言えます。より音質にこだわって再生したい場合について通常であれば「Bricasti Design M3 BRI-M3」でたぶん問題はないかと思われます。
「Bricasti Design M3 BRI-M3」は実際のところ最大サンプリング周波数という点についてまあまあです。普通に使う分にはあまり問題を感じずに使えるくらいであるため、特段とまでは言えないでしょう。こだわりが強い人にとっては不足している可能性があり、ワンランク上のDACを考えた方がいいのかもしれません。
最大サンプリング周波数 | 評価 | |
---|---|---|
Bricasti Design M3 BRI-M3 | 44.1kHz | 49/100 |
最小サンプリング周波数について
より多くの音を変換できる点において小さい最小サンプリング周波数のDACは優れているといえなくもないでしょう。低い周波数の音をサンプリングする場合お勧めです。
「Bricasti Design M3 BRI-M3」の最小サンプリング周波数は384kHzです。標準的なDACと比較するとこのDACの最小サンプリング周波数はほぼ同じくらいだと言えるでしょう。音を高音質に再生するのに「Bricasti Design M3 BRI-M3」で通常であれば多分大丈夫です。
最小サンプリング周波数に関する実の所「Bricasti Design M3 BRI-M3」は使用感はそこそこといった感じです。少しのストレスも感じたくない人や強いこだわりがある人には不満を感じる可能性が高く、もうワンランク上にすることをおすすめします。
最小サンプリング周波数 | 評価 | |
---|---|---|
Bricasti Design M3 BRI-M3 | 384kHz | 50/100 |
最大量子化ビット数について
より高音質で変換できるという点で最大量子化ビット数が大きいDACはよいと言えそうです。音を高音質に再生する時に向いています。
最大量子化ビット数について「Bricasti Design M3 BRI-M3」は24bitです。平均的なDACとくらべてこのDACのビット数はすごく小さいと言えるDACでしょう。
最大量子化ビット数 | 評価 | |
---|---|---|
Bricasti Design M3 BRI-M3 | 24bit | 10/100 |
ハイレゾ対応について
ハイレゾに対応しているDACは高音質で再生できるので優れた部類に入ると言えそうです。たとえばクラシックなど高音質の音楽を再生する時に適しているといえるかもしれません。
「Bricasti Design M3 BRI-M3」はハイレゾに対応しているDACです。音質劣化なく音楽を視聴できるためこのDACは優秀と言えるかもしれません。高音質の音を再生する場合「Bricasti Design M3 BRI-M3」はオススメだと思います。
DSD対応可否について
「Bricasti Design M3 BRI-M3」はDSDに対応しているDACです。
DSDネイティブ再生について
DSDネイティブ再生を利用できるといった点でDSDネイティブ再生に対応しているDACは良い部類に入るといえなくもありません。例えばDSD方式の音源データを変換することなく再生したいような時におすすめだと思います。
「Bricasti Design M3 BRI-M3」はDSDネイティブ再生に対応しているDACです。DSD利用者が利用できるのでこのDACは優秀な部類に入ると思います。デジタルの再生とアナログの音質の良さを感じたりするようなとき「Bricasti Design M3 BRI-M3」はお勧めと言えるかもしれません。
最大出力について
より高クオリティーな状態で使用できる為、大きい最大出力のDACは優れているでしょう。瞬間的に大音量を再現する場合に適しているといえるかもしれません。
「Bricasti Design M3 BRI-M3」の最大出力は2Vrmsです。普通のDACとくらべるとこのDACの出力は小さい部類のDACでしょう。
最大出力という点で見るならあまりこのDACはおすすめできないです。
最大出力 | 評価 | |
---|---|---|
Bricasti Design M3 BRI-M3 | 2Vrms | 39/100 |
Bricasti Design M3 BRI-M3 の有線接続についての情報詳細
バランス出力機能について
高音質で音を楽しむことができる為、バランス出力に対応しているDACは優秀です。周囲の会話などの雑音なしにイヤホンを接続した音楽プレーヤーで音楽を鑑賞するならおすすめだと思います。
「Bricasti Design M3 BRI-M3」はバランス出力に対応しているDACです。オーディオ信号をバランス(平衡)出力に変換しノイズの少ないより鮮明で繊細な楽しむことができる点においてこのDACは優秀です。ノイズに強いので、クラシック音楽などノイズを少なく楽しみたいという人が使用するとき「Bricasti Design M3 BRI-M3」はお勧めです。
基本情報についての Bricasti Design M3 BRI-M3 の情報詳細
消費電力について
小さい消費電力のDACは長時間にわたり使用できるため優れた部類に入るといえなくもありません。たとえば電気代を節約するのに向いていると思います。
「Bricasti Design M3 BRI-M3」の消費電力は20Wです。標準的なDACよりもこのDACの消費電力はほぼ同程度と言えるでしょう。長時間再生が可能となるので、日中頻繁にDACを使いたい人が使用したい場合でも「Bricasti Design M3 BRI-M3」でも通常であればたぶん問題に感じることはないでしょう。
実際のところ消費電力という点で見たときの実際の使用感は及第点レベルです。通常利用であればあまり困らないものであるため、このDACが決定的に優れているという程でもありません。少しでも快適に使いたい人やヘビーユーザーには不十分である可能性があり、もう一つ上を見てみることをおすすめします。
消費電力 | 評価 | |
---|---|---|
Bricasti Design M3 BRI-M3 | 20W | 42/100 |
サイズについて
狭い場所にも設置できるため、サイズが小さいDACは優秀といえるかもしれません。場所に囚われず設置するような場合にオススメです。
サイズについて「Bricasti Design M3 BRI-M3」は50.8cm × 356mm × 127mmです。普通と比較するとこのDACのサイズはものすごく大きいと言えるDACでしょう。
サイズに関心が無くても普通に利用していてストレスを感じる可能性があります。そのためもう一つ上を考えることをお勧めします。
サイズ | 評価 | |
---|---|---|
Bricasti Design M3 BRI-M3 | 50.8cm × 356mm × 127mm | 1/100 |
重量について
容易に持ち運びできるので、軽い重量のDACは優秀です。例えば外出先でへ持ち運びするような場合おすすめと言えるかもしれません。
重量について「Bricasti Design M3 BRI-M3」は4.6kgです。これは普通とくらべてやや重いと言える重量です。
重量で選ぶ場合においてこのDACはほとんど選択肢に入らないです。
重量 | 評価 | |
---|---|---|
Bricasti Design M3 BRI-M3 | 4.6kg | 33/100 |
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Bricasti Design M3 BRI-M3
Bricasti Design M3 BRI-M3 についての詳細情報
Bricasti Design M3 BRI-M3 | |||||
画像 | ![]() | ||||
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消費電力 | 20W | ||||
サイズ | 50.8cm × 356mm × 127mm | ||||
重量 | 4.6kg | ||||
最大サンプリング周波数 | 44.1kHz | ||||
最小サンプリング周波数 | 384kHz | ||||
最大量子化ビット数 | 24bit | ||||
ハイレゾに対応しているかどうか | ○ | ||||
DSDに対応しているかどうか | ○ | ||||
DSDネイティブ再生に対応しているかどうか | ○ | ||||
最大出力 | 2Vrms | ||||
出力性能 | インピーダンス:40Ω,出力レベル:@ 0 db front panel =+4db 2V rms,ダイナミックレンジ:120dB以上(A-Weighted),THD+N(1kHz):0.0008%(フルスケール)/0.0004%(-30dBFS) | ||||
バランス出力に対応しているかどうか | ○ | ||||
バランス出力端子 | XLR3極バランス | ||||
光デジタル入力端子 | 1系統 | ||||
アナログ出力端子 | 1系統 | ||||
USB端子 | 1系統 | ||||
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Bricasti Design M3 BRI-M3
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