CSR SOULNOTE D-1 と CSR SOULNOTE D-3 の評価を解説
作成日時: 2021-10-16 17:15:35、更新日時: 2021-10-20 18:23:15
「CSR SOULNOTE D-1」と「CSR SOULNOTE D-3」について選ぶならどっちがおすすめなのかを徹底評価。何がどういう面で違うのでしょうか?どっちにすべきかについて選ぶことに慣れていない人でも簡単に分かります!
CSR SOULNOTE D-1 | CSR SOULNOTE D-3 | |||
![]() | ![]() | |||
総合評価: | 33.8/100 (総合: 205位) | 38.5/100 (総合: 174位) | ||
消費電力 | 20/100 | 13/100 | ||
最大サンプリング周波数 | 91/100 | 91/100 | ||
最小サンプリング周波数 | 10/100 | 10/100 | ||
最大量子化ビット数 | 67/100 | 67/100 | ||
CSR SOULNOTE D-1 は、消費電力が40W、本体重量が10kgと比較的小型で、最大サンプリング周波数が192kHz、最小サンプリング周波数が768kHz、最大量子化ビット数が32bitという性能を持っています。また、ハイレゾ対応やDSD対応、DSDネイティブ再生対応、バランス出力対応などの機能もあります。バランス出力端子はXLR3極バランスで、同軸デジタル入力端子は2系統、アナログ出力端子は1系統、USB端子も1系統備えています。
CSR SOULNOTE D-3 は、一方で消費電力が48W、本体重量が28kgと大型なDACで、最大サンプリング周波数、最小サンプリング周波数、最大量子化ビット数はCSR SOULNOTE D-1と同様に192kHz、768kHz、32bitです。ハイレゾ対応やDSD対応、DSDネイティブ再生対応もあり、バランス出力対応でXLR3極バランスを採用しています。また、最大出力が5.6Vrmsと高く、出力性能もアナログ出力レベル(XLR)5.6Vrms/アナログ出力レベル(RCA)2.8Vrmsと良好です。同軸デジタル入力端子は1系統、アナログ出力端子は1系統、USB端子は2系統備えています。
これらの情報から、CSR SOULNOTE D-1とCSR SOULNOTE D-3はどちらも高品質で、ハイレゾやDSDなどの音源にも対応していることがわかります。ただし、CSR SOULNOTE D-3の方が出力性能が高く、重量が重いため、設置場所や使用環境に合わせて適切な選択が必要です。 CSR SOULNOTE D-1は小型で軽量なため、移動や設置の自由度が高いという利点があります。どちらのDACもバランス出力を採用しており、高音質かつ低ノイズの音質を実現できます。
総合的に見ると、両製品とも高性能であり、音質面では甲乙つけがたいものがあります。出力性能が優れているCSR SOULNOTE D-3は、高音質なスピーカーやアンプとの組み合わせでさらなる音楽体験を提供できますが、設置場所や使用環境に注意する必要があります。CSR SOULNOTE D-1は小型で軽量なため、移動や設置の自由度が高く、日常的な音楽鑑賞に最適です。どちらの製品もおすすめのDACです。
「CSR SOULNOTE D-3」より「CSR SOULNOTE D-1」を選ぶべき理由
- 重量が非常に軽い9.9点(161位) vs 0.2点(184位)
「CSR SOULNOTE D-1」と「CSR SOULNOTE D-3」に関する詳細情報
CSR SOULNOTE D-1 | CSR SOULNOTE D-3 | |||
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基本情報 | ||||
消費電力 | 40W | 48W | ||
サイズ | 43cm × 379mm × 109mm | 45.4cm × 40.7cm × 174mm | ||
重量 | 10kg | 28kg | ||
音質 | ||||
最大サンプリング周波数 | 192kHz | 192kHz | ||
最小サンプリング周波数 | 768kHz | 768kHz | ||
最大量子化ビット数 | 32bit | 32bit | ||
ハイレゾに対応しているかどうか | ○ | ○ | ||
DSDに対応しているかどうか | ○ | ○ | ||
DSDネイティブ再生に対応しているかどうか | ○ | ○ | ||
最大出力 | - | 5.6Vrms | ||
出力性能 | - | アナログ出力レベル(XLR)5.6Vrms/アナログ出力レベル(RCA)2.8Vrms | ||
有線接続 | ||||
バランス出力に対応しているかどうか | ○ | ○ | ||
バランス出力端子 | XLR3極バランス | XLR3極バランス | ||
同軸デジタル入力端子 | 2系統 | 1系統 | ||
アナログ出力端子 | 1系統 | 1系統 | ||
USB端子 | 1系統 | 2系統 | ||
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「CSR SOULNOTE D-1」と「CSR SOULNOTE D-3」の特性・特徴を徹底比較してみた
音質について
最大サンプリング周波数について
より細かな音も出力できるといった点で最大サンプリング周波数が大きいDACはよい部類に入るでしょう。CDの音源データを圧縮せずにパソコンに移行する場合に向いています。
「CSR SOULNOTE D-1」と「CSR SOULNOTE D-3」の最大サンプリング周波数を比べると「CSR SOULNOTE D-3」は192kHzであるのに対して「CSR SOULNOTE D-1」は192kHzです。「CSR SOULNOTE D-1」も「CSR SOULNOTE D-3」も周波数はほとんど同一です。体感できるほどの差はありません。
別の視点を見て比べるほうがいいでしょう。
最小サンプリング周波数について
最小サンプリング周波数が小さいDACはより早くデータ転送できるため優れていそうです。より高質な状態で利用するような場合にお勧めだと思います。
最小サンプリング周波数を「CSR SOULNOTE D-3」と「CSR SOULNOTE D-1」を比べると「CSR SOULNOTE D-1」は768kHzで「CSR SOULNOTE D-3」は768kHzです。「CSR SOULNOTE D-1」も「CSR SOULNOTE D-3」も周波数についてほぼ差がゼロでしょう。体感できるほどの差はゼロかと思われます。
ほかの観点から選んだほうがいいでしょう。
最大量子化ビット数について
大きい最大量子化ビット数のDACは音の信号をより正確にキャッチできるため優秀と言えそうです。音の大小の幅を広くするような場合、おすすめだと思います。
最大量子化ビット数について「CSR SOULNOTE D-3」と「CSR SOULNOTE D-1」を比較すると「CSR SOULNOTE D-1」は32bitに対して「CSR SOULNOTE D-3」は32bitです。ほぼ違いはないです。体感できるほどの違いは無いでしょう。
他の観点から比較する方が良さそうです。
ハイレゾ対応について
解像度の高い音質で再生できる点でハイレゾに対応しているDACは優れていそうです。より原音に近い再生したいようなときにおすすめだと思います。
「CSR SOULNOTE D-1」も「CSR SOULNOTE D-3」もハイレゾに対応しているDACです。ハイレゾを利用できるためどちらも良いです。どちらも人間の聴覚を超えるスペックで利用する時にオススメだと思います。
DSD対応可否について
「CSR SOULNOTE D-1」も「CSR SOULNOTE D-3」もDSDに対応しているDACです。
DSDネイティブ再生について
より高音質で出力できるという点でDSDネイティブ再生に対応しているDACは優れていそうです。例えばDSDで録音された音源をそのままの音質で再現するとき、オススメです。
「CSR SOULNOTE D-1」も「CSR SOULNOTE D-3」もDSDネイティブ再生に対応しているDACです。DSDの音源データを使用できるのでどちらも優れていると言えそうです。「CSR SOULNOTE D-1」も「CSR SOULNOTE D-3」もクラシック音楽など音の濃淡のあるDSDで録音された音源を再生するならおすすめです。
「CSR SOULNOTE D-1」と「CSR SOULNOTE D-3」の基本情報の評価比較について
消費電力について
消費電力を気にせず24時間365日稼働できる点において小さい消費電力のDACは優れているといえなくもないでしょう。とくに節約をしながら利用するような場合に適していると言えるかもしれません。
消費電力を「CSR SOULNOTE D-1」と「CSR SOULNOTE D-3」を比べると「CSR SOULNOTE D-1」は40Wであり「CSR SOULNOTE D-3」は48Wです。差はごくわずかしかありません。「CSR SOULNOTE D-1」の消費電力の方が「CSR SOULNOTE D-3」よりも多少小さいです。電力使用量を削減できる為「CSR SOULNOTE D-1」の方が「CSR SOULNOTE D-3」よりも多少よいかと思います。とはいえ使用エネルギーを最小限に抑制するのに基本的にどちらを選ぶにせよ大した影響は無いくらいの差だと言えるでしょう。
強いて言えば「CSR SOULNOTE D-1」を選ぶべきですが基本的に体感差はほぼ感じないです。
サイズについて
持ち運びの負担を軽減できる点においてサイズが小さいDACは優秀です。ポケットなどに入れて持ち運びしたいような場合にお勧めです。
サイズについて「CSR SOULNOTE D-1」と「CSR SOULNOTE D-3」を比べると「CSR SOULNOTE D-1」は43cm × 379mm × 109mmであり「CSR SOULNOTE D-3」は45.4cm × 40.7cm × 174mmです。「CSR SOULNOTE D-3」と「CSR SOULNOTE D-1」はわずかに違いがあります。「CSR SOULNOTE D-1」のサイズの方が「CSR SOULNOTE D-3」よりも多少小さいです。簡易に持ち運びできる為「CSR SOULNOTE D-1」の方が「CSR SOULNOTE D-3」よりもわずかによいといえなくもありません。しかしながら出先でも使用したい場合でも実際に実感できるほどの差は無いと言えるます。
強いて言えば「CSR SOULNOTE D-1」の方が良いですが、普通に使っている分において気にするほどの差はほとんどないでしょう。
サイズ | 評価 | |
---|---|---|
CSR SOULNOTE D-1 | 43cm × 379mm × 109mm | 4/100 |
CSR SOULNOTE D-3 | 45.4cm × 40.7cm × 174mm | 0/100 |
重量について
容易に携帯する事ができる点で軽い重量のDACは優秀です。たとえば持ち運びしたり移設するような時におすすめだと思います。
重量について比較すると「CSR SOULNOTE D-1」は10kgであるのに対して「CSR SOULNOTE D-3」は28kgです。「CSR SOULNOTE D-1」と「CSR SOULNOTE D-3」はやや差があります。「CSR SOULNOTE D-3」と比べて「CSR SOULNOTE D-1」は比較的重量が軽いです。「CSR SOULNOTE D-1」は持ち運びして利用できる点で「CSR SOULNOTE D-3」よりも割とよい部類に入ると思います。どこでも持ち運びをしたいような時に「CSR SOULNOTE D-1」は「CSR SOULNOTE D-3」よりどちらかといえばおすすめです。
実際に使う場面で「CSR SOULNOTE D-1」と「CSR SOULNOTE D-3」は体感値として比較的大きい違いがあります。「CSR SOULNOTE D-1」の方が良いでしょう。一方ですごく優れているというわけではありません。
有線接続についての比較詳細
バランス出力機能について
バランス出力に対応しているDACはヘッドホンの左右に違う音を出力し、音に厚みをもたせることができる点で優秀です。映画のように臨場感のある音を再現したいような場合にお勧めといえそうです。
「CSR SOULNOTE D-3」も「CSR SOULNOTE D-1」もバランス出力に対応しているDACです。そのためアンプなどの機器内部で生じる雑音を消して音源を再生できる点においてどちらも優秀と言えるかもしれません。「CSR SOULNOTE D-1」も「CSR SOULNOTE D-3」もバランス入力に対応したアンプと組み合わせてノイズの少ない伝送をするなら適しています。
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CSR SOULNOTE D-1
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CSR SOULNOTE D-3
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