Core i7 3770 を評価。ほかのCPUとくらべた場合のオススメ度についてまとめてみました
作成日時: 2020-03-20 22:50:51、更新日時: 2021-10-20 14:49:03
Core i7 3770 はどういう面においてメリットやデメリットがあるCPUか?関心度の高いポイントはもちろん細部の情報も幅広くカバーしました。ほかとくらべた場合の Core i7 3770 のおススメ度をまとめました
評価のサマリー | 評価の比較 |
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評価項目 | 得点 |
---|---|
TDP | 64/100 |
通常利用時の最大周波数 | 64/100 |
ブースト時の最大周波数 | 40/100 |
三次キャッシュ | 35/100 |
コア数 | 35/100 |
スレッド数 | 34/100 |
総合評価 | 45.8/100 |
Core i7 3770はインテルのCPUで、内蔵グラフィックスにはIntel HD Graphics 4000を搭載しています。ソケットの形状はLGA1155で、TDPは77Wです。通常利用時の最大周波数は3.4GHzであり、ブースト時の最大周波数は3.9GHzです。また、三次キャッシュ対応で三次キャッシュは8MBあります。このCPUは4コアを搭載しており、マルチスレッド対応でスレッド数は8スレッドです。
Core i7 3770は高い性能を発揮します。多くのアプリケーションにおいて、スムーズな動作が期待できます。また、ゲームをプレイする際にも十分な処理能力を発揮します。さらに、マルチタスクを行う際にも優れたパフォーマンスを発揮します。
一方で、Core i7 3770の欠点としては、TDPが比較的高く省エネルギー性能に優れるとは言えません。また、グラフィックス性能はある程度限られているため、プロ用途や高いグラフィックス性能が必要なアプリケーションには向いていません。
総合的に見ると、Core i7 3770は優れたCPUであり、多くの人におすすめできます。性能が比較的高く、多くのアプリケーションに対応できるため、幅広い用途で活躍することができます。ただし、省エネルギー性能やグラフィックス性能に不満がある場合には、他のCPUを検討することも必要です。
よく注目される点から Core i7 3770 を評価する
Core i7 3770 のCPU性能について評価
通常利用時の最大周波数について
通常利用時の最大周波数が高いCPUはデータの処理が速く、ゲームなどでのパフォーマンスをよくすることができる点で優れています。例えばゲームなどの高速な処理が必要な作業をするといったときに向いています。
通常利用時の最大周波数について「Core i7 3770」は3.4GHzです。標準的なCPUと比べてこのCPUの定格クロック数は非常に高い方のCPUです。定格周波数ランキングでは2150製品中412位に位置します。またこの商品は通常の使用で軽快に処理を実行できる点でよいです。常態でも良いパフォーマンスでデータ処理するのに「Core i7 3770」は多少向いています。従って通常利用時の最大周波数という点なら「Core i7 3770」は比較的おすすめでしょう。普通に使う分には不満を感じない水準と言えますが、全体では一つ上のCPUのCPUもあるためすごく優れているというわけではありません。
通常利用時の最大周波数 | 評価 | |
---|---|---|
Core i7 3770 | 3.4GHz | 64/100 |
ブースト時の最大周波数について
ブースト時の最大周波数が高いCPUは急に負荷が上がるゲームなどでも処理が遅れる事なく動作できる点で優れています。特に高負荷のゲームで多数のオブジェクトを表示するのに向いています。
「Core i7 3770」のブースト時の最大周波数は3.9GHzです。これは平均的なCPUと比べてほとんど同じと言えるでしょう。ブースト時のクロック数ランキングで全727製品中351位のCPUです。ブースト時の最大周波数という観点から選ぶなら「Core i7 3770」はあまり選択肢に入れない方がいいです。
ブースト時の最大周波数 | 評価 | |
---|---|---|
Core i7 3770 | 3.9GHz | 40/100 |
三次キャッシュ対応について
三次キャッシュに対応しているCPUはデータ処理の過程で、二次キャッシュ以上にデータを保持できる点で使い勝手が良いです。例えば処理が効率的に素早く目的のデータへアクセスするといった場合で重宝します。
「Core i7 3770」は三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため二次キャッシュまで搭載しているパソコン以上の容量の高速データ処理ができる点で秀でています。データ量の大きいゲームを安定してプレイするなら「Core i7 3770」はおすすめです。
三次キャッシュについて
三次キャッシュが多いCPUは一次キャッシュや2次キャッシュで処理できないような沢山のデータのメモリを処理することができる点で使い勝手が良いです。例えばメインメモリより高速なキャッシュを使って、同時に複数の作業を行う際も素早く処理するのに向いています。
三次キャッシュについて「Core i7 3770」は8MBです。一般的なCPUとくらべてこのCPUのキャッシュ容量はほとんど同じくらいと言えます。三次キャッシュ容量の多さランキングで全1194製品中682位のCPUです。三次キャッシュという点で見るつもりなら「Core i7 3770」はほとんど選択肢に入ってこないでしょう。
三次キャッシュ | 評価 | |
---|---|---|
Core i7 3770 | 8MB | 35/100 |
コア数について
コア数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で使い勝手が良いです。例えば同時に作業できる数が多く快適に操作するといったようなときで役立ちます。
コア数について「Core i7 3770」は4コアです。平均的なCPUと比べてこのCPUのコア数はやや多いと言えるでしょう。コア数の多さランキングで見てみると全2152製品中787位に入るCPUです。コア数にこだわりが無い人でも不満を感じるかもしれません。従ってもうワンランク上のCPUを考えた方が良さそうです。
コア数 | 評価 | |
---|---|---|
Core i7 3770 | 4コア | 35/100 |
マルチスレッド対応について
マルチスレッドに対応しているCPUは複数の処理を並行して実行できる点で優れています。特に複数の作業でも重くならずに処理するといったようなときに最適です。
「Core i7 3770」はマルチスレッドに対応しているCPUです。そのため仕事を複数同時処理することができる為、処理時間を短縮することができる点で秀でています。複数のアプリケーションを同時にストレスなく実行するのに「Core i7 3770」はオススメです。
スレッド数について
スレッド数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができる点で使い勝手が良いです。例えばパソコンの複数の処理を効率的に並行実施するようなときで役に立ちます。
スレッド数について「Core i7 3770」は8スレッドです。一般的なCPUと比べるとこのCPUのスレッド数は同程度と言えます。スレッド数の多さランキングで804製品のなかで473位に入ります。スレッド数という観点場合において「Core i7 3770」は選択肢に入らないです。
スレッド数 | 評価 | |
---|---|---|
Core i7 3770 | 8スレッド | 34/100 |
Core i7 3770 の基本情報について評価
TDPについて
TDPが小さいCPUは消費電力が少なくなるので、電力を節約できる点で使い勝手が良いです。特に放熱量が少ないのでパソコンを小型化するといったようなときにおススメです。
TDPについて「Core i7 3770」は77Wです。これは平均的なCPUと比べて同程度と言えるでしょう。最大放熱量の小ささランキングで全2005製品中912位のCPUです。電力や発熱を抑える事ができる点でこの商品はよいです。消費電力が少ないので充電出来ない環境でも長時間使用するときに「Core i7 3770」は比較的向いています。そのためTDPという観点から選ぶ場合において「Core i7 3770」は候補の一つに挙がるでしょう。普通に使う分には問題ないですが、もう少し小さい放熱量のCPUもあるため決定的といえるほどではありません。
TDP | 評価 | |
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Core i7 3770 | 77W | 64/100 |
Core i7 3770 の詳細情報
Core i7 3770 | |||||
画像 | |||||
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内蔵グラフィックス | Intel HD Graphics 4000 | ||||
ソケットの形状 | LGA1155 | ||||
TDP | 77W | ||||
通常利用時の最大周波数 | 3.4GHz | ||||
ブースト時の最大周波数 | 3.9GHz | ||||
三次キャッシュ対応 | ○ | ||||
三次キャッシュ | 8MB | ||||
コア数 | 4コア | ||||
マルチスレッド対応 | ○ | ||||
スレッド数 | 8スレッド | ||||
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