Core i7 3770K を評価。ほかのCPUとくらべた場合のオススメ度についてまとめてみました
作成日時: 2021-10-17 18:01:10、更新日時: 2021-10-20 15:18:23
Core i7 3770K はどういった点で良さがあるCPUなのか?細部の情報も含めて公平に評価。類似のものと比較した場合の Core i7 3770K のおススメ度をまとめてみました
評価のサマリー | 評価の比較 |
---|
項目 | 得点 |
---|---|
TDP | 64/100 |
通常利用時の最大周波数 | 71/100 |
ブースト時の最大周波数 | 40/100 |
三次キャッシュ | 35/100 |
コア数 | 35/100 |
総合評価 | 49.5/100 |
シリーズ名がIvy BridgeのCore i7 3770Kは、LGA1155のソケット形状を持っており、 通常利用時の最大周波数は3.5GHzで、ブースト時の最大周波数は3.9GHzです。 三次キャッシュ対応で、三次キャッシュは8MB。コア数は4コアで、バススピードは5GT/sです。このCPUは、高速な性能品質を持っています。例えば、高レベルのグラフィックス処理や、マルチタスクの実行が容易になります。現在市場で入手可能なCPUの中でも上位に位置する性能を持っており、ビデオ編集や大規模なデータベース処理などのようなより重要なアプリケーションでも、ストレスなく処理が可能です。ただし、TDPは比較的高く77Wであるため、省エネルギーが必要な場合は留意する必要があります。総評すると、Core i7 3770Kは高性能なCPUであり、高い処理スピードと信頼性が求められるタスクの実行に最適です。
メリット
- 通常利用時の最大周波数はやや高い
デメリット
-
特徴
- 三次キャッシュに対応している
よく注目される点から Core i7 3770K を評価する
Core i7 3770K のCPU性能について評価
通常利用時の最大周波数について
通常利用時の最大周波数が高いCPUはデータの処理が速く、ゲームなどでのパフォーマンスをよくすることができる点で優れています。例えばゲームなどの高速な処理が必要な作業をするといったときに向いています。
通常利用時の最大周波数について「Core i7 3770K」は3.5GHzです。標準的なCPUと比べてこのCPUの定格クロック数は非常に高い方のCPUです。パソコンの処理を高速化することができる点でこの商品は良いです。常態でも良いパフォーマンスでデータ処理するのに「Core i7 3770K」は多少向いています。従って通常利用時の最大周波数という点なら「Core i7 3770K」は比較的おすすめでしょう。普通に使う分には不満を感じない水準と言えますが、全体では一つ上のCPUのCPUもあるためすごく優れているというわけではありません。
通常利用時の最大周波数 | 評価 | |
---|---|---|
Core i7 3770K | 3.5GHz | 71/100 |
ブースト時の最大周波数について
ブースト時の最大周波数が高いCPUは急に負荷が上がるゲームなどでも処理が遅れる事なく動作できる点で優れています。特に高負荷のゲームで多数のオブジェクトを表示するのに向いています。
「Core i7 3770K」のブースト時の最大周波数は3.9GHzです。これは平均的なCPUと比べてほとんど同じと言えるでしょう。自動的な判断で動作周波数を上げて作業を高速処理したい場合でも通常であれば「Core i7 3770K」を選んでもおそらく十分です。普通に使う分にはさほど困らないものであるため決定的に優れているという程ではないでしょう。ヘビーユーザーにとっては不足している可能性があり、もうワンランク上のCPUにした方がいいのかもしれません。
ブースト時の最大周波数 | 評価 | |
---|---|---|
Core i7 3770K | 3.9GHz | 40/100 |
三次キャッシュ対応について
三次キャッシュに対応しているCPUはデータ処理の過程で、二次キャッシュ以上にデータを保持できる点で使い勝手が良いです。例えば処理が効率的に素早く目的のデータへアクセスするといった場合で重宝します。
「Core i7 3770K」は三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため製品価格を抑えてCPUのパフォーマンスをアップさせることができる点で秀でています。データ量の大きいゲームを安定してプレイするなら「Core i7 3770K」はおすすめです。
三次キャッシュについて
三次キャッシュが多いCPUは一次キャッシュや2次キャッシュで処理できないような沢山のデータのメモリを処理することができる点で使い勝手が良いです。例えばメインメモリより高速なキャッシュを使って、同時に複数の作業を行う際も素早く処理するのに向いています。
三次キャッシュについて「Core i7 3770K」は8MBです。一般的なCPUとくらべてこのCPUのキャッシュ容量はほとんど同じくらいと言えます。三次キャッシュにこだわりがなくても日常で利用していてストレスを感じる可能性があるためもうワンランク上にすることをおすすめします。
三次キャッシュ | 評価 | |
---|---|---|
Core i7 3770K | 8MB | 35/100 |
コア数について
コア数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で使い勝手が良いです。例えば同時に作業できる数が多く快適に操作するといったようなときで役立ちます。
コア数について「Core i7 3770K」は4コアです。平均的なCPUと比べてこのCPUのコア数はやや多いと言えるでしょう。コア数という点で見る場合において「Core i7 3770K」は選択肢に入ってこないでしょう。
コア数 | 評価 | |
---|---|---|
Core i7 3770K | 4コア | 35/100 |
バススピードについて
「Core i7 3770K」のバススピードは5GT/sです。標準的なCPUとくらべるとこのCPUのバススピードは同じくらいだと言えるでしょう。
バススピード | 評価 | |
---|---|---|
Core i7 3770K | 5GT/s | - /100 |
Core i7 3770K の基本情報について評価
TDPについて
TDPが小さいCPUは消費電力が少なくなるので、電力を節約できる点で使い勝手が良いです。特に放熱量が少ないのでパソコンを小型化するといったようなときにおススメです。
TDPについて「Core i7 3770K」は77Wです。これは平均的なCPUと比べて同程度と言えるでしょう。またこの商品は稼働中のパソコンを冷却できる点で良いです。消費電力が少ないので充電出来ない環境でも長時間使用するときに「Core i7 3770K」は比較的向いています。そのためTDPという観点から選ぶ場合において「Core i7 3770K」は候補の一つに挙がるでしょう。普通に使う分には問題ないですが、もう少し小さい放熱量のCPUもあるため決定的といえるほどではありません。
TDP | 評価 | |
---|---|---|
Core i7 3770K | 77W | 64/100 |
Core i7 3770K の詳細情報
Core i7 3770K | |||||
画像 | |||||
---|---|---|---|---|---|
シリーズ名 | Ivy Bridge | ||||
ソケットの形状 | LGA1155 | ||||
TDP | 77W | ||||
通常利用時の最大周波数 | 3.5GHz | ||||
ブースト時の最大周波数 | 3.9GHz | ||||
三次キャッシュ対応 | ○ | ||||
三次キャッシュ | 8MB | ||||
コア数 | 4コア | ||||
バススピード | 5GT/s | ||||
類似のCPUを探す 他のCPUと比較する 価格をチェック |
Core i7 3770K の価格を今すぐチェック
お探しの情報は見つかりましたか?性能や機能名などのキーワードで検索することでさらに詳しい情報を知ることができます。