Core 2 Duo P8700 と Core 2 Duo E8700 の違いを徹底比較。詳しい評価をまとめました
作成日時: 2021-10-17 20:14:54、更新日時: 2021-10-20 19:34:22
「Core 2 Duo E8700」と「Core 2 Duo P8700」の違いについて評価・検証してみました。どのような面で異なるのでしょうか?「Core 2 Duo P8700」と「Core 2 Duo E8700」のどっちを選んだらいいのか検討している人におススメです。
Core 2 Duo P8700 | Core 2 Duo E8700 | |||
総合評価: | 36.9/100 (総合: 512位) | 47.4/100 (総合: 395位) | ||
TDP | 98/100 | 76/100 | ||
通常利用時の最大周波数 | 20/100 | 71/100 | ||
二次キャッシュ | 51/100 | 78/100 | ||
コア数 | 10/100 | 10/100 | ||
「Core 2 Duo P8700」と「Core 2 Duo E8700」を徹底比較する
CPU性能について「Core 2 Duo P8700」と「Core 2 Duo E8700」を比較
通常利用時の最大周波数について
通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。
通常利用時の最大周波数について比べると「Core 2 Duo E8700」は3.5GHzであるのに対して「Core 2 Duo P8700」は2.53GHzです。0.97GHzの差があります。「Core 2 Duo P8700」の定格クロック数と比べて「Core 2 Duo E8700」はとても高いです。定格周波数ランキングで比べると全2150製品中「Core 2 Duo E8700」は301位であるのに対し「Core 2 Duo P8700」は1297位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。
「Core 2 Duo E8700」はデータやアクセス処理を高速化できる点で「Core 2 Duo P8700」よりも秀でています。CPUの処理速度を高速化するのに「Core 2 Duo E8700」はとても向いています。実際の利用を考えると「Core 2 Duo P8700」と「Core 2 Duo E8700」は体感値として遥かに大きい差があります。「Core 2 Duo E8700」に決める上で一つの主な判断材料となるでしょう。
二次キャッシュ対応について
二次キャッシュに対応しているCPUはメインメモリのアクセスを減らして処理を速めることができる点で使い勝手が良いです。特に処理速度を高速にするようなときにおすすめです。
「Core 2 Duo P8700」も「Core 2 Duo E8700」も二次キャッシュに対応しているCPUです。そのため記憶情報を素早く利用できる点で優れています。どちらもメモリがボトルネックとなってCPUの処理が阻害されることを防止するのに向いています。
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二次キャッシュについて
二次キャッシュが多いCPUは沢山の容量のデータのメモリを処理することができる点で使い勝手が良いです。例えば動画編集のような作業でも、素早く処理するといったときで役立ちます。
二次キャッシュについて「Core 2 Duo E8700」と「Core 2 Duo P8700」を比べると「Core 2 Duo E8700」は6MBであるのに対して「Core 2 Duo P8700」は3MBです。3MBもの差があります。二次キャッシュという視点で見ると「Core 2 Duo E8700」は「Core 2 Duo P8700」と比較してかなり多いキャッシュ容量です。二次キャッシュ容量の多さランキングで比較すると全1248製品のなかで「Core 2 Duo E8700」は250位で「Core 2 Duo P8700」は464位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。
「Core 2 Duo E8700」はメインメモリへのアクセスを減らすことができる点で「Core 2 Duo P8700」よりも優れているでしょう。「Core 2 Duo E8700」は複数動作を安定して稼働するのに非常に適しています。実際に利用する上で「Core 2 Duo P8700」と「Core 2 Duo E8700」は体感上非常に大きい違いがあります。「Core 2 Duo E8700」に決める上で主な判断材料の一つになります。
コア数について
コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。
コア数について「Core 2 Duo E8700」と「Core 2 Duo P8700」を比較すると「Core 2 Duo E8700」は2コアであり「Core 2 Duo P8700」は2コアです。コア数について「Core 2 Duo P8700」も「Core 2 Duo E8700」もほとんど同じと言えます。コア数の多さランキングで見てみると2152製品中「Core 2 Duo P8700」は1317位で「Core 2 Duo E8700」は1256位です。ほとんど差は無いと言えます。
体感できるほどの差は無いです。他の視点から見て選択する方がよいでしょう。
基本情報について「Core 2 Duo P8700」と「Core 2 Duo E8700」を比較
TDPについて
TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。
TDPについて比べると「Core 2 Duo P8700」は25Wで「Core 2 Duo E8700」は65Wです。40Wもの差があります。「Core 2 Duo E8700」と比べて「Core 2 Duo P8700」はかなり小さいです。最大放熱量の小ささランキングで比べると2005製品の中で「Core 2 Duo P8700」は35位で「Core 2 Duo E8700」は572位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。
「Core 2 Duo P8700」はCPU自体の発熱を少なくできる点で「Core 2 Duo E8700」よりも優れていると言えます。熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用するのに「Core 2 Duo P8700」はかなりオススメです。実際の利用を想定したとき「Core 2 Duo P8700」の方が「Core 2 Duo E8700」よりも非常に優れているでしょう。「Core 2 Duo P8700」を選ぶ上で重要な判断材料の一つとなるでしょう。
「Core 2 Duo P8700」と「Core 2 Duo E8700」の違いを表で比較する
Core 2 Duo P8700 | Core 2 Duo E8700 | |
画像 | ||
ソケットの形状 | - | LGA775 |
TDP | 25W | 65W |
通常利用時の最大周波数 | 2.53GHz | 3.5GHz |
ブースト時の最大周波数 | 2.53GHz | - |
二次キャッシュ対応 | ○ | ○ |
二次キャッシュ | 3MB | 6MB |
コア数 | 2コア | 2コア |
スレッド数 | - | 2スレッド |
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