Core i7 6700 と Core i7 3770 の違いや差は?選ぶならどちらがおすすめ?

作成日時: 2021-08-04 23:29:31、更新日時: 2021-10-20 18:32:04

Core i7 3770Core i7 6700
Core i7 3770Core i7 6700

「Core i7 3770」と「Core i7 6700」についてどちらの評価が優れているかについて詳しく解説。使い勝手や利便性について評価・比較しました。どちらのCPUを選んだらいいのか悩んでいるならお勧めします。

Core i7 3770Core i7 6700
Core i7 3770Core i7 6700
総合評価:

39.2/100

(総合: 734位)

48.7/100

(総合: 384位)

TDP
64/100
76/100
通常利用時の最大周波数
64/100
64/100
ブースト時の最大周波数
40/100
45/100
三次キャッシュ
35/100
35/100
コア数
35/100
35/100
スレッド数
34/100
34/100

Core i7 6700 と比較して Core i7 3770 を選ぶメリット

    -

Core i7 3770 と比較して Core i7 6700 を選ぶメリット

  • ブースト時の周波数

    40.3点(3.9GHz) vs 46点(4GHz)

  • マルチスレッド対応

「Core i7 3770」と「Core i7 6700」を徹底比較する

基本情報について「Core i7 3770」と「Core i7 6700」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Core i7 6700」は65Wで「Core i7 3770」は77Wです。12Wもの差があります。「Core i7 3770」と比べて「Core i7 6700」はかなり小さいです。「Core i7 6700」はCPU自体の発熱を少なくできる点で「Core i7 3770」よりも優れていると言えます。熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用するのに「Core i7 6700」はかなりオススメです。実際の利用を想定したとき「Core i7 6700」の方が「Core i7 3770」よりも非常に優れているでしょう。「Core i7 6700」を選ぶ上で重要な判断材料の一つとなるでしょう。

TDP評価
Core i7 3770
77W64/100
Core i7 6700
65W76/100

CPU性能について「Core i7 3770」と「Core i7 6700」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について「Core i7 6700」と「Core i7 3770」を比較すると「Core i7 6700」は3.4GHzに対して「Core i7 3770」は3.4GHzです。「Core i7 6700」の定格クロック数は「Core i7 3770」と同じくらいです。感覚的にわかるほどの差はありません。ほかの角度で決めるほうがよさそうです。

通常利用時の最大周波数評価
Core i7 3770
3.4GHz64/100
Core i7 6700
3.4GHz64/100

ブースト時の最大周波数について

ブースト時の最大周波数が高いCPUは3Dゲームなどで高い処理能力を維持できる点で使い勝手が良いです。例えば動画のエンコードなど、CPU負荷の高い作業をするようなときにおすすめです。

ブースト時の最大周波数を「Core i7 6700」と「Core i7 3770」を比較すると「Core i7 6700」は4GHzで「Core i7 3770」は3.9GHzです。「Core i7 6700」も「Core i7 3770」も同じくらいのクロック数です。体感できるほどの違いは無いです。別の角度から比較するほうがいいでしょう。

ブースト時の最大周波数評価
Core i7 3770
3.9GHz40/100
Core i7 6700
4GHz45/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i7 6700」も「Core i7 3770」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュを「Core i7 6700」と「Core i7 3770」を比べると「Core i7 6700」は8MBであり「Core i7 3770」は8MBです。「Core i7 6700」も「Core i7 3770」もキャッシュ容量について違いがほぼゼロと言えるでしょう。実用上の差はありません。ほかの視点で決めることをおすすめします。

三次キャッシュ評価
Core i7 3770
8MB35/100
Core i7 6700
8MB35/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数について「Core i7 6700」と「Core i7 3770」を比較すると「Core i7 6700」は4コアであり「Core i7 3770」は4コアです。コア数について「Core i7 3770」も「Core i7 6700」もほとんど同じと言えます。体感できるほどの差は無いです。他の視点から見て選択する方がよいでしょう。

コア数評価
Core i7 3770
4コア35/100
Core i7 6700
4コア35/100

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。

スレッド数を「Core i7 3770」と「Core i7 6700」を比較すると「Core i7 3770」は8スレッドに対して「Core i7 6700」は8スレッドです。「Core i7 3770」も「Core i7 6700」も同程度のスレッド数です。実用上の差はありません。ほかの視点で決めるほうがいいでしょう。

スレッド数評価
Core i7 3770
8スレッド34/100
Core i7 6700
8スレッド34/100

「Core i7 3770」と「Core i7 6700」の違いを表で比較する

Core i7 3770Core i7 6700
画像Core i7 3770Core i7 6700
シリーズ名Ivy BridgeSkylake
内蔵グラフィックス - Intel HD Graphics 530
ソケットの形状LGA1155LGA1151
TDP77W65W
通常利用時の最大周波数3.4GHz3.4GHz
ブースト時の最大周波数3.9GHz4GHz
二次キャッシュ256KB -
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ8MB8MB
コア数4コア4コア
マルチスレッド対応 -
スレッド数8スレッド8スレッド
バススピード5GT/s -

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