Core i5 10600KF と Core i5 8500T の違いや差は?選ぶならどちらがおすすめ?

作成日時: 2021-08-03 15:32:13、更新日時: 2021-10-20 19:19:02

Core i5 8500TCore i5 10600KF
Core i5 8500TCore i5 10600KF

「Core i5 10600KF」と「Core i5 8500T」を比べた時の違いや差を評価/検証しました。どっちの評価が良いのかを詳しく解説。「Core i5 8500T」と「Core i5 10600KF」のどっちにすべきか考えているなら今すぐチェック!

Core i5 8500TCore i5 10600KF
Core i5 8500TCore i5 10600KF
総合評価:
TDPrating-image4.9
35W
rating-image1.5
125W
通常利用時の最大周波数rating-image1
2.1GHz
rating-image4.9
4.1GHz
ブースト時の最大周波数rating-image1.1
3.5GHz
rating-image4.9
4.8GHz
三次キャッシュrating-image2.0
9MB
rating-image2.5
12MB
コア数rating-image2.5
6コア
rating-image2.5
6コア
スレッド数rating-image1.2
6スレッド
rating-image2.4
12スレッド

Core i5 10600KF と比較して Core i5 8500T を選ぶメリット

  • インテル クリアー・ビデオ・テクノロジー対応
  • インテル Optane メモリー対応

Core i5 8500T と比較して Core i5 10600KF を選ぶメリット

  • 定格周波数

    10点(2.1GHz) vs 98.1点(4.1GHz)

  • ブースト時の周波数

    22.9点(3.5GHz) vs 98点(4.8GHz)

  • 三次キャッシュ

    39.7点(9MB) vs 50.3点(12MB)

  • スレッド数

    24.7点(6スレッド) vs 48.8点(12スレッド)

  • マルチスレッド対応

「Core i5 8500T」と「Core i5 10600KF」を徹底比較する

CPU性能について「Core i5 8500T」と「Core i5 10600KF」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について比べると「Core i5 10600KF」は4.1GHzであるのに対して「Core i5 8500T」は2.1GHzです。1GHzの差があります。「Core i5 8500T」の定格クロック数と比べて「Core i5 10600KF」はとても高いです。「Core i5 10600KF」はデータやアクセス処理を高速化できる点で「Core i5 8500T」よりも秀でています。CPUの処理速度を高速化するのに「Core i5 10600KF」はとても向いています。実際の利用を考えると「Core i5 8500T」と「Core i5 10600KF」は体感値として遥かに大きい差があります。「Core i5 10600KF」に決める上で一つの主な判断材料となるでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Core i5 8500T
2.1GHz9/100
Core i5 10600KF
4.1GHz98/100

ブースト時の最大周波数について

ブースト時の最大周波数が高いCPUは3Dゲームなどで高い処理能力を維持できる点で使い勝手が良いです。例えば動画のエンコードなど、CPU負荷の高い作業をするようなときにおすすめです。

ブースト時の最大周波数について比べると「Core i5 8500T」は3.5GHzであり「Core i5 10600KF」は4.8GHzです。1.2GHzもの差があります。ブースト時の最大周波数という角度で見ると「Core i5 8500T」と比較して「Core i5 10600KF」は非常に高いです。パソコンの処理速度を上げることができる点で「Core i5 10600KF」の方が「Core i5 8500T」よりも秀でています。消費電力や発熱を維持したまま処理速度をアップするのに「Core i5 10600KF」はとても適しています。実際に利用する上で「Core i5 10600KF」と「Core i5 8500T」の実用上の違いはかなり大きいです。「Core i5 10600KF」にする上で主な判断材料の一つとなると思います。

ブースト時の最大周波数評価
Core i5 8500T
3.5GHz22/100
Core i5 10600KF
4.8GHz97/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i5 10600KF」も「Core i5 8500T」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュを比較すると「Core i5 10600KF」は12MBで「Core i5 8500T」は9MBです。「Core i5 10600KF」のキャッシュ容量の方が「Core i5 8500T」よりも多少多いです。RAMのアクセスや消費量を減らすことができため、パフォーマンス全体を向上させることができる点で「Core i5 8500T」より「Core i5 10600KF」の方が無難でしょう。しかしながらよりCPUのポテンシャルを引き出して快適に使用する場合でも基本的にどちらを選んでも大したことはないくらいの差だと思います。数値としては「Core i5 10600KF」の方が多いですが通常利用において気にするほどの違いはほぼないでしょう。

三次キャッシュ評価
Core i5 8500T
9MB39/100
Core i5 10600KF
12MB50/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数について「Core i5 10600KF」と「Core i5 8500T」を比較すると「Core i5 10600KF」は6コアであり「Core i5 8500T」は6コアです。コア数について「Core i5 8500T」も「Core i5 10600KF」もほとんど同じと言えます。体感できるほどの差は無いです。他の視点から見て選択する方がよいでしょう。

コア数評価
Core i5 8500T
6コア50/100
Core i5 10600KF
6コア50/100

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。

スレッド数について「Core i5 8500T」と「Core i5 10600KF」を比べると「Core i5 8500T」は6スレッドであり「Core i5 10600KF」は12スレッドです。6スレッドもの差があります。「Core i5 8500T」と比べて「Core i5 10600KF」は非常に多いです。待ち時間・バッファーが多いタスクを同時に実行する際に効率的に処理できる点で「Core i5 10600KF」の方が優れているでしょう。「Core i5 10600KF」は複数のアプリケーションを同時にストレスなく実行するのに非常におすすめです。実際に使うことを想定したとき「Core i5 8500T」と比べて「Core i5 10600KF」はとても優れていると言えます。「Core i5 10600KF」を選ぶ主な判断材料の一つになります。

スレッド数評価
Core i5 8500T
6スレッド24/100
Core i5 10600KF
12スレッド48/100

基本情報について「Core i5 8500T」と「Core i5 10600KF」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Core i5 8500T」は35Wで「Core i5 10600KF」は125Wです。90Wもの差があります。「Core i5 10600KF」と比べて「Core i5 8500T」はかなり小さいです。「Core i5 8500T」はCPU自体の発熱を少なくできる点で「Core i5 10600KF」よりも優れていると言えます。熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用するのに「Core i5 8500T」はかなりオススメです。実際の利用を想定したとき「Core i5 8500T」の方が「Core i5 10600KF」よりも非常に優れているでしょう。「Core i5 8500T」を選ぶ上で重要な判断材料の一つとなるでしょう。

TDP評価
Core i5 8500T
35W98/100
Core i5 10600KF
125W30/100

「Core i5 8500T」と「Core i5 10600KF」の違いを表で比較する

Core i5 8500TCore i5 10600KF
画像Core i5 8500TCore i5 10600KF
シリーズ名Coffee Lake-SComet Lake
ソケットの形状LGA1151LGA1200
TDP35W125W
通常利用時の最大周波数2.1GHz4.1GHz
ブースト時の最大周波数3.5GHz4.8GHz
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ9MB12MB
コア数6コア6コア
マルチスレッド対応 -
スレッド数6スレッド12スレッド
インテル クリアー・ビデオ・テクノロジー対応 -
インテル Optane メモリー対応 -
インテル クイック・シンク・ビデオ対応 -

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