Core i7 11700K と Core i7 7700T の違いを徹底比較。詳しい評価をまとめました

作成日時: 2021-03-17 19:50:59、更新日時: 2021-10-20 16:58:16

Core i7 11700KCore i7 7700T
Core i7 11700KCore i7 7700T

「Core i7 7700T」と「Core i7 11700K」の特徴を点数評価しました!どういう面で違いや差があるのか?どっちが優れているのかを徹底評価。

Core i7 11700KCore i7 7700T
Core i7 11700KCore i7 7700T
総合評価:

64.8/100

(総合: 87位)

45.5/100

(総合: 402位)

TDP
30/100
98/100
通常利用時の最大周波数
80/100
34/100
ブースト時の最大周波数
98/100
35/100
三次キャッシュ
60/100
35/100
コア数
60/100
35/100
スレッド数
58/100
34/100

Core i7 7700T と比較して Core i7 11700K を選ぶメリット

  • 定格周波数

    80点(3.6GHz) vs 34.7点(2.9GHz)

  • ブースト時の周波数

    98.3点(5GHz) vs 35.2点(3.8GHz)

  • 三次キャッシュ

    61点(16MB) vs 35.4点(8MB)

  • コア数

    60.5点(8コア) vs 35.2点(4コア)

  • スレッド数

    58.8点(16スレッド) vs 34.7点(8スレッド)

Core i7 11700K と比較して Core i7 7700T を選ぶメリット

    -

「Core i7 11700K」と「Core i7 7700T」を徹底比較する

CPU性能について「Core i7 11700K」と「Core i7 7700T」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について比べると「Core i7 11700K」は3.6GHzであるのに対して「Core i7 7700T」は2.9GHzです。0.7GHzの差があります。「Core i7 7700T」の定格クロック数と比べて「Core i7 11700K」はとても高いです。定格周波数ランキングで比べると全2150製品中「Core i7 11700K」は185位であるのに対し「Core i7 7700T」は921位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

「Core i7 11700K」はデータやアクセス処理を高速化できる点で「Core i7 7700T」よりも秀でています。CPUの処理速度を高速化するのに「Core i7 11700K」はとても向いています。実際の利用を考えると「Core i7 7700T」と「Core i7 11700K」は体感値として遥かに大きい差があります。「Core i7 11700K」に決める上で一つの主な判断材料となるでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Core i7 11700K
3.6GHz80/100
Core i7 7700T
2.9GHz34/100

ブースト時の最大周波数について

ブースト時の最大周波数が高いCPUは3Dゲームなどで高い処理能力を維持できる点で使い勝手が良いです。例えば動画のエンコードなど、CPU負荷の高い作業をするようなときにおすすめです。

ブースト時の最大周波数について比べると「Core i7 7700T」は3.8GHzであり「Core i7 11700K」は5GHzです。1.2GHzもの差があります。ブースト時の最大周波数という角度で見ると「Core i7 7700T」と比較して「Core i7 11700K」は非常に高いです。ブースト時のクロック数ランキングで比べると全727製品中「Core i7 11700K」は74位であるのに対し「Core i7 7700T」は390位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

パソコンの処理速度を上げることができる点で「Core i7 11700K」の方が「Core i7 7700T」よりも秀でています。消費電力や発熱を維持したまま処理速度をアップするのに「Core i7 11700K」はとても適しています。実際に利用する上で「Core i7 11700K」と「Core i7 7700T」の実用上の違いはかなり大きいです。「Core i7 11700K」にする上で主な判断材料の一つとなると思います。

ブースト時の最大周波数評価
Core i7 11700K
5GHz98/100
Core i7 7700T
3.8GHz35/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i7 7700T」も「Core i7 11700K」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュについて「Core i7 11700K」と「Core i7 7700T」を比べると「Core i7 11700K」は16MBに対して「Core i7 7700T」は8MBです。8MBもの差があります。三次キャッシュという視点において「Core i7 11700K」は「Core i7 7700T」より非常に多いキャッシュ容量です。三次キャッシュ容量の多さランキングで比べると1194製品の中で「Core i7 11700K」は367位で「Core i7 7700T」は651位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

「Core i7 11700K」はRAMのアクセスや消費量を減らすことができため、パフォーマンス全体を向上させることができる点で「Core i7 7700T」よりも秀でているでしょう。「Core i7 11700K」はよりCPUのポテンシャルを引き出して快適に使用するのにかなり向いています。実際に使う場面で「Core i7 7700T」と比べて「Core i7 11700K」は遥かに秀でていると言えます。「Core i7 11700K」にする上で主な理由の一つになります。

三次キャッシュ評価
Core i7 11700K
16MB60/100
Core i7 7700T
8MB35/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数について比べると「Core i7 7700T」は4コアに対して「Core i7 11700K」は8コアです。4コアの違いがあります。「Core i7 7700T」より「Core i7 11700K」の方がとてもコア数が多いです。コア数の多さランキングで比較すると全2152製品のなかで「Core i7 11700K」は321位で「Core i7 7700T」は729位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

一つのタスクについて並列で処理することで高速で処理したり、多くのタスクを同時に実行出来る点で「Core i7 11700K」の方が秀でていると言えます。「Core i7 11700K」は複数の動画のエンコードのような作業をするのにかなりオススメです。実際に使う場面で「Core i7 7700T」と「Core i7 11700K」の体感値としての差は遥かに大きいです。「Core i7 11700K」を選ぶための一つの重要な決め手となると思います。

コア数評価
Core i7 11700K
8コア60/100
Core i7 7700T
4コア35/100

マルチスレッド対応について

マルチスレッドに対応しているCPUは複数同時処理で作業できる点で優れています。例えばパソコンの複数の処理を効率的に並行実施するといったようなケースで役立ちます。

「Core i7 7700T」も「Core i7 11700K」もマルチスレッドに対応しているCPUです。そのため同時実行可能な仕事が多くできる点で秀でています。どちらも複数の作業を処理効率を保ちながら同時進行するのに適しています。

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。

スレッド数について「Core i7 7700T」と「Core i7 11700K」を比べると「Core i7 7700T」は8スレッドであり「Core i7 11700K」は16スレッドです。8スレッドもの差があります。「Core i7 7700T」と比べて「Core i7 11700K」は非常に多いです。スレッド数の多さランキングで比べると804製品の中で「Core i7 11700K」は268位で「Core i7 7700T」は459位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

待ち時間・バッファーが多いタスクを同時に実行する際に効率的に処理できる点で「Core i7 11700K」の方が優れているでしょう。「Core i7 11700K」は複数のアプリケーションを同時にストレスなく実行するのに非常におすすめです。実際に使うことを想定したとき「Core i7 7700T」と比べて「Core i7 11700K」はとても優れていると言えます。「Core i7 11700K」を選ぶ主な判断材料の一つになります。

スレッド数評価
Core i7 11700K
16スレッド58/100
Core i7 7700T
8スレッド34/100

基本情報について「Core i7 11700K」と「Core i7 7700T」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Core i7 7700T」は35Wで「Core i7 11700K」は125Wです。90Wもの差があります。「Core i7 11700K」と比べて「Core i7 7700T」はかなり小さいです。最大放熱量の小ささランキングで比べると全2005製品中「Core i7 7700T」は121位であるのに対し「Core i7 11700K」は1627位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

「Core i7 7700T」はCPU自体の発熱を少なくできる点で「Core i7 11700K」よりも優れていると言えます。熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用するのに「Core i7 7700T」はかなりオススメです。実際の利用を想定したとき「Core i7 7700T」の方が「Core i7 11700K」よりも非常に優れているでしょう。「Core i7 7700T」を選ぶ上で重要な判断材料の一つとなるでしょう。

TDP評価
Core i7 11700K
125W30/100
Core i7 7700T
35W98/100

「Core i7 11700K」と「Core i7 7700T」の違いを表で比較する

Core i7 11700KCore i7 7700T
Core i7 11700KCore i7 7700T
基本情報
シリーズ名Rocket LakeKaby Lake-S
内蔵グラフィックスIntel UHD Graphics 750Intel HD Graphics 630
ソケットの形状 - LGA1151
TDP125W35W
CPU性能
通常利用時の最大周波数3.6GHz2.9GHz
ブースト時の最大周波数5GHz3.8GHz
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ16MB8MB
コア数8コア4コア
マルチスレッド対応
スレッド数16スレッド8スレッド
バススピード8GT/s -

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TDP:125W, 通常利用時の最大周波数:3.9GHz, ブースト時の最大周波数:4.9GHz, 三次キャッシュ:12MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

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TDP:125W, 通常利用時の最大周波数:3.5GHz, ブースト時の最大周波数:5.3GHz, 三次キャッシュ:16MB, コア数:8コア, スレッド数:16スレッド, バススピード:8GT/s

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