インテル XEON X5670 と Core i5 11500 はどっちがおすすめなのか?違いや差を徹底検証しました

作成日時: 2021-03-17 15:25:45、更新日時: 2021-10-20 21:31:39

Core i5 11500インテル XEON X5670
Core i5 11500インテル XEON X5670

「インテル XEON X5670」と「Core i5 11500」を比べた時の違いや差を評価/検証しました。どっちの評価が良いのかを詳しく解説。「Core i5 11500」と「インテル XEON X5670」のどっちにすべきか考えているなら今すぐチェック!

Core i5 11500インテル XEON X5670
Core i5 11500インテル XEON X5670
総合評価:

58.3/100

(総合: 160位)

46.5/100

(総合: 552位)

TDP
76/100
49/100
通常利用時の最大周波数
26/100
36/100
三次キャッシュ
50/100
50/100
コア数
50/100
50/100

インテル XEON X5670 と比較して Core i5 11500 を選ぶメリット

  • マルチスレッド対応

Core i5 11500 と比較して インテル XEON X5670 を選ぶメリット

  • 定格周波数

    26.3点(2.7GHz) vs 36.1点(2.93GHz)

「Core i5 11500」と「インテル XEON X5670」を徹底比較する

基本情報について「Core i5 11500」と「インテル XEON X5670」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Core i5 11500」は65Wで「インテル XEON X5670」は95Wです。30Wもの差があります。「インテル XEON X5670」と比べて「Core i5 11500」はかなり小さいです。「Core i5 11500」はCPU自体の発熱を少なくできる点で「インテル XEON X5670」よりも優れていると言えます。熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用するのに「Core i5 11500」はかなりオススメです。実際の利用を想定したとき「Core i5 11500」の方が「インテル XEON X5670」よりも非常に優れているでしょう。「Core i5 11500」を選ぶ上で重要な判断材料の一つとなるでしょう。

TDP評価
Core i5 11500
65W76/100
インテル XEON X5670
95W49/100

CPU性能について「Core i5 11500」と「インテル XEON X5670」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数を「Core i5 11500」と「インテル XEON X5670」を比較すると「Core i5 11500」は2.7GHzであり「インテル XEON X5670」は2.93GHzです。「インテル XEON X5670」の方が「Core i5 11500」よりもわずかに定格クロック数が高いです。データやアクセス処理を高速化できる点で「インテル XEON X5670」の方がどちらかといえば良いといえなくもないでしょう。しかしながら複数の作業、アプリケーションを同時に処理する場合でも実感上の違いはほとんど無いと思います。数値的には「インテル XEON X5670」の方が「Core i5 11500」より高いですが、体感できるほどの違いはほぼありません。

通常利用時の最大周波数評価
Core i5 11500
2.7GHz26/100
インテル XEON X5670
2.93GHz36/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「インテル XEON X5670」も「Core i5 11500」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュを「インテル XEON X5670」と「Core i5 11500」を比べると「インテル XEON X5670」は12MBであり「Core i5 11500」は12MBです。「インテル XEON X5670」も「Core i5 11500」もキャッシュ容量について違いがほぼゼロと言えるでしょう。実用上の差はありません。ほかの視点で決めることをおすすめします。

三次キャッシュ評価
Core i5 11500
12MB50/100
インテル XEON X5670
12MB50/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数について「インテル XEON X5670」と「Core i5 11500」を比較すると「インテル XEON X5670」は6コアであり「Core i5 11500」は6コアです。コア数について「Core i5 11500」も「インテル XEON X5670」もほとんど同じと言えます。体感できるほどの差は無いです。他の視点から見て選択する方がよいでしょう。

コア数評価
Core i5 11500
6コア50/100
インテル XEON X5670
6コア50/100

「Core i5 11500」と「インテル XEON X5670」の違いを表で比較する

Core i5 11500インテル XEON X5670
画像Core i5 11500インテル XEON X5670
シリーズ名Rocket Lake -
内蔵グラフィックスIntel UHD Graphics 750 -
ソケットの形状 - LGA1366
TDP65W95W
通常利用時の最大周波数2.7GHz2.93GHz
ブースト時の最大周波数4.6GHz -
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ12MB12MB
コア数6コア6コア
マルチスレッド対応 -
スレッド数12スレッド -
バススピード8GT/s -

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TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.7GHz, ブースト時の最大周波数:4.4GHz, 三次キャッシュ:6MB, コア数:4コア, スレッド数:8スレッド, バススピード:8GT/s

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TDP:125W, 通常利用時の最大周波数:3.9GHz, ブースト時の最大周波数:4.9GHz, 三次キャッシュ:12MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

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TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:2.5GHz, ブースト時の最大周波数:4.9GHz, 三次キャッシュ:16MB, コア数:8コア, スレッド数:16スレッド, バススピード:8GT/s

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Core i7 11700K

TDP:125W, 通常利用時の最大周波数:3.6GHz, ブースト時の最大周波数:5GHz, 三次キャッシュ:16MB, コア数:8コア, スレッド数:16スレッド, バススピード:8GT/s

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