Core i5 11500 と Core i5 4690K を詳しくレビュー。どちらが良いか詳細に検証

作成日時: 2021-03-17 16:29:49、更新日時: 2021-10-20 22:35:43

Core i5 11500Core i5 4690K
Core i5 11500Core i5 4690K

「Core i5 4690K」と「Core i5 11500」を比べた時の違いや差を評価/検証しました。どっちの評価が良いのかを詳しく解説。「Core i5 11500」と「Core i5 4690K」のどっちにすべきか考えているなら今すぐチェック!

Core i5 11500Core i5 4690K
Core i5 11500Core i5 4690K
総合評価:

58.3/100

(総合: 160位)

46.7/100

(総合: 576位)

TDP
76/100
55/100
通常利用時の最大周波数
26/100
71/100
三次キャッシュ
50/100
24/100
コア数
50/100
35/100

Core i5 4690K と比較して Core i5 11500 を選ぶメリット

  • 三次キャッシュ

    50.3点(12MB) vs 24.8点(6MB)

  • コア数

    50点(6コア) vs 35.2点(4コア)

  • マルチスレッド対応

Core i5 11500 と比較して Core i5 4690K を選ぶメリット

  • 定格周波数

    26.3点(2.7GHz) vs 71.8点(3.5GHz)

「Core i5 11500」と「Core i5 4690K」を徹底比較する

基本情報について「Core i5 11500」と「Core i5 4690K」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Core i5 11500」は65Wで「Core i5 4690K」は88Wです。23Wもの差があります。「Core i5 4690K」と比べて「Core i5 11500」はかなり小さいです。「Core i5 11500」はCPU自体の発熱を少なくできる点で「Core i5 4690K」よりも優れていると言えます。熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用するのに「Core i5 11500」はかなりオススメです。実際の利用を想定したとき「Core i5 11500」の方が「Core i5 4690K」よりも非常に優れているでしょう。「Core i5 11500」を選ぶ上で重要な判断材料の一つとなるでしょう。

TDP評価
Core i5 11500
65W76/100
Core i5 4690K
88W55/100

CPU性能について「Core i5 11500」と「Core i5 4690K」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について比べると「Core i5 4690K」は3.5GHzであるのに対して「Core i5 11500」は2.7GHzです。0.7GHzの差があります。「Core i5 11500」の定格クロック数と比べて「Core i5 4690K」はとても高いです。「Core i5 4690K」はデータやアクセス処理を高速化できる点で「Core i5 11500」よりも秀でています。「Core i5 4690K」は複数の作業、アプリケーションを同時に処理するのに非常に向いています。実際の利用を考えると「Core i5 11500」と「Core i5 4690K」は体感値として遥かに大きい差があります。「Core i5 4690K」に決める上で一つの主な判断材料となるでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Core i5 11500
2.7GHz26/100
Core i5 4690K
3.5GHz71/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i5 4690K」も「Core i5 11500」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュについて「Core i5 11500」と「Core i5 4690K」を比べると「Core i5 11500」は12MBに対して「Core i5 4690K」は6MBです。6MBもの差があります。三次キャッシュという視点において「Core i5 11500」は「Core i5 4690K」より非常に多いキャッシュ容量です。「Core i5 11500」は中間の計算結果を多く待避出来るので、複雑な計算をより早くできる点で「Core i5 4690K」よりも優れていると言えます。「Core i5 11500」はよりCPUのポテンシャルを引き出して快適に使用するのにかなり向いています。実際に使う場面で「Core i5 4690K」と比べて「Core i5 11500」は遥かに秀でていると言えます。「Core i5 11500」にする上で主な理由の一つになります。

三次キャッシュ評価
Core i5 11500
12MB50/100
Core i5 4690K
6MB24/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数について比べると「Core i5 4690K」は4コアに対して「Core i5 11500」は6コアです。2コアの違いがあります。「Core i5 4690K」より「Core i5 11500」の方がとてもコア数が多いです。一つのタスクについて並列で処理することで高速で処理したり、多くのタスクを同時に実行出来る点で「Core i5 11500」の方が秀でていると言えます。「Core i5 11500」は同時に出来る処理作業を増やすことが出来るので、一度に色んなアプリを起動するのにかなりオススメです。実際に使う場面で「Core i5 4690K」と「Core i5 11500」の体感値としての差は遥かに大きいです。「Core i5 11500」を選ぶための一つの重要な決め手となると思います。

コア数評価
Core i5 11500
6コア50/100
Core i5 4690K
4コア35/100

「Core i5 11500」と「Core i5 4690K」の違いを表で比較する

Core i5 11500Core i5 4690K
Core i5 11500Core i5 4690K
基本情報
シリーズ名Rocket LakeDevil's Canyon
内蔵グラフィックスIntel UHD Graphics 750 -
ソケットの形状 - LGA1150
TDP65W88W
CPU性能
通常利用時の最大周波数2.7GHz3.5GHz
ブースト時の最大周波数4.6GHz -
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ12MB6MB
コア数6コア4コア
マルチスレッド対応 -
スレッド数12スレッド -
バススピード8GT/s -

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TDP:77W, 通常利用時の最大周波数:3.4GHz, ブースト時の最大周波数:3.8GHz, 二次キャッシュ:6.14KB, 三次キャッシュ:6MB, コア数:4コア, スレッド数:4スレッド, バススピード:5GT/s

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TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:2.6GHz, ブースト時の最大周波数:4.4GHz, 三次キャッシュ:12MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド, バススピード:8GT/s

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TDP:125W, 通常利用時の最大周波数:3.6GHz, ブースト時の最大周波数:5GHz, 三次キャッシュ:16MB, コア数:8コア, スレッド数:16スレッド, バススピード:8GT/s

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