Core i5 10600 と Core i5 4570 の違いや差は?選ぶならどちらがおすすめ?

作成日時: 2021-02-25 15:12:07、更新日時: 2021-10-20 19:00:41

Core i5 4570Core i5 10600
Core i5 4570Core i5 10600

「Core i5 10600」と「Core i5 4570」の特徴を点数評価しました!どういう面で違いや差があるのか?どっちが優れているのかを徹底評価。

Core i5 4570Core i5 10600
Core i5 4570Core i5 10600
総合評価:

36/100

(総合: 885位)

63.5/100

(総合: 118位)

TDP
58/100
76/100
通常利用時の最大周波数
50/100
57/100
三次キャッシュ
24/100
50/100
コア数
35/100
50/100
スレッド数
10/100
48/100

Core i5 10600 と比較して Core i5 4570 を選ぶメリット

    -

Core i5 4570 と比較して Core i5 10600 を選ぶメリット

  • 定格周波数

    50.8点(3.2GHz) vs 57.2点(3.3GHz)

  • 三次キャッシュ

    24.8点(6MB) vs 50.3点(12MB)

  • コア数

    35.2点(4コア) vs 50点(6コア)

  • スレッド数

    10.6点(4スレッド) vs 48.8点(12スレッド)

  • マルチスレッド対応

「Core i5 4570」と「Core i5 10600」を徹底比較する

基本情報について「Core i5 4570」と「Core i5 10600」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Core i5 10600」は65Wに対して「Core i5 4570」は84Wです。19Wの差があります。「Core i5 10600」の放熱量は「Core i5 4570」に比べて比較的小さいです。CPU自体の発熱を少なくできる点で「Core i5 10600」の方が良いです。「Core i5 10600」は熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用するのにややおすすめです。実際の利用を想定したとき「Core i5 10600」と「Core i5 4570」の体感上の違いはどちらかといえば大きいです。「Core i5 10600」は「Core i5 4570」よりいいでしょう。ただ決定的といえるくらいの差はないです。

TDP評価
Core i5 4570
84W58/100
Core i5 10600
65W76/100

CPU性能について「Core i5 4570」と「Core i5 10600」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数を「Core i5 4570」と「Core i5 10600」を比較すると「Core i5 4570」は3.2GHzであり「Core i5 10600」は3.3GHzです。「Core i5 10600」の方が「Core i5 4570」よりもわずかに定格クロック数が高いです。データやアクセス処理を高速化できる点で「Core i5 10600」の方がどちらかといえば良いといえなくもないでしょう。CPUの処理速度を高速化する場合でも実感上の違いはほとんど無いと思います。数値的には「Core i5 10600」の方が「Core i5 4570」より高いですが、体感できるほどの違いはほぼありません。

通常利用時の最大周波数評価
Core i5 4570
3.2GHz50/100
Core i5 10600
3.3GHz57/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i5 10600」も「Core i5 4570」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュについて「Core i5 10600」と「Core i5 4570」を比べると「Core i5 10600」は12MBに対して「Core i5 4570」は6MBです。6MBもの差があります。三次キャッシュという視点において「Core i5 10600」は「Core i5 4570」より非常に多いキャッシュ容量です。「Core i5 10600」はRAMのアクセスや消費量を減らすことができため、パフォーマンス全体を向上させることができる点で「Core i5 4570」よりも秀でているでしょう。「Core i5 10600」はよりCPUのポテンシャルを引き出して快適に使用するのにかなり向いています。実際に使う場面で「Core i5 4570」と比べて「Core i5 10600」は遥かに秀でていると言えます。「Core i5 10600」にする上で主な理由の一つになります。

三次キャッシュ評価
Core i5 4570
6MB24/100
Core i5 10600
12MB50/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数について比べると「Core i5 4570」は4コアに対して「Core i5 10600」は6コアです。2コアの違いがあります。「Core i5 4570」より「Core i5 10600」の方がとてもコア数が多いです。一つのタスクについて並列で処理することで高速で処理したり、多くのタスクを同時に実行出来る点で「Core i5 10600」の方が秀でていると言えます。「Core i5 10600」は複数の動画のエンコードのような作業をするのにかなりオススメです。実際に使う場面で「Core i5 4570」と「Core i5 10600」の体感値としての差は遥かに大きいです。「Core i5 10600」を選ぶための一つの重要な決め手となると思います。

コア数評価
Core i5 4570
4コア35/100
Core i5 10600
6コア50/100

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。

スレッド数について「Core i5 4570」と「Core i5 10600」を比べると「Core i5 4570」は4スレッドであり「Core i5 10600」は12スレッドです。8スレッドもの差があります。「Core i5 4570」と比べて「Core i5 10600」は非常に多いです。待ち時間・バッファーが多いタスクを同時に実行する際に効率的に処理できる点で「Core i5 10600」の方が優れているでしょう。「Core i5 10600」は複数のアプリケーションを同時にストレスなく実行するのに非常におすすめです。実際に使うことを想定したとき「Core i5 4570」と比べて「Core i5 10600」はとても優れていると言えます。「Core i5 10600」を選ぶ主な判断材料の一つになります。

スレッド数評価
Core i5 4570
4スレッド10/100
Core i5 10600
12スレッド48/100

「Core i5 4570」と「Core i5 10600」の違いを表で比較する

Core i5 4570Core i5 10600
Core i5 4570Core i5 10600
基本情報
シリーズ名HaswellComet Lake
内蔵グラフィックス - Intel UHD Graphics 630
ソケットの形状LGA1150LGA1200
TDP84W65W
CPU性能
通常利用時の最大周波数3.2GHz3.3GHz
ブースト時の最大周波数 - 4.8GHz
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ6MB12MB
コア数4コア6コア
マルチスレッド対応 -
スレッド数4スレッド12スレッド
バススピード5GT/s -

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