Core i5 3570 と Core i5 3570K はどっちがおすすめなのか?違いや差を徹底検証しました
作成日時: 2020-11-18 22:08:31、更新日時: 2021-10-20 18:39:12
「Core i5 3570」と「Core i5 3570K」はどちらがいいのか?どちらを選んだ方がいいのかを解説レビュー。どっちが良いのかを比較してみました。
Core i5 3570K | Core i5 3570 | |||
総合評価: | 33.5/100 (総合: 854位) | 39.1/100 (総合: 728位) | ||
TDP | 64/100 | 64/100 | ||
通常利用時の最大周波数 | 64/100 | 64/100 | ||
ブースト時の最大周波数 | 35/100 | 35/100 | ||
三次キャッシュ | 24/100 | 24/100 | ||
コア数 | 35/100 | 35/100 | ||
スレッド数 | 10/100 | 10/100 | ||
Core i5 3570Kは、Ivy BridgeシリーズのCPUです。ソケットの形状はLGA1155で、TDPは77Wです。このCPUの通常利用時の最大周波数は3.4GHzで、ブースト時の最大周波数は3.8GHzです。二次キャッシュは6.14KB、三次キャッシュには対応しており、三次キャッシュの容量は6MBです。また、このCPUは4コアと4スレッドを備え、バススピードは5GT/sとなっています。
Core i5 3570もまた、Ivy BridgeシリーズのCPUです。ソケットの形状はLGA1155で、TDPは77Wです。このCPUの通常利用時の最大周波数は3.4GHzで、ブースト時の最大周波数は3.8GHzです。このCPUは三次キャッシュに対応しており、容量は6MBです。また、このCPUは4コアと4スレッドを備え、バススピードは5GT/sとなっています。
これらのCPUは、どちらも同じシリーズであるIvy Bridgeを採用しているため、大きな違いはありません。しかし、Core i5 3570Kは二次キャッシュが6.14KBであるのに対し、Core i5 3570は二次キャッシュについての情報が記載されていません。また、Core i5 3570Kには三次キャッシュがあるため、より高速で処理が可能です。ただし、この違いは非常に微小であるため、個人的にはどちらのCPUもビジネスや一般利用には十分なスペックだと思います。
最終的に、どちらのCPUを選ぶかは、使用目的や予算によって変わってくると思われます。ただし、いずれのCPUも信頼性が高く、スムーズな動作が期待できます。
「Core i5 3570K」と「Core i5 3570」を徹底比較する
CPU性能について「Core i5 3570K」と「Core i5 3570」を比較
通常利用時の最大周波数について
通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。
通常利用時の最大周波数について「Core i5 3570」と「Core i5 3570K」を比較すると「Core i5 3570」は3.4GHzに対して「Core i5 3570K」は3.4GHzです。「Core i5 3570」の定格クロック数は「Core i5 3570K」と同じくらいです。感覚的にわかるほどの差はありません。ほかの角度で決めるほうがよさそうです。
ブースト時の最大周波数について
ブースト時の最大周波数が高いCPUは3Dゲームなどで高い処理能力を維持できる点で使い勝手が良いです。例えば動画のエンコードなど、CPU負荷の高い作業をするようなときにおすすめです。
ブースト時の最大周波数を「Core i5 3570」と「Core i5 3570K」を比較すると「Core i5 3570」は3.8GHzで「Core i5 3570K」は3.8GHzです。「Core i5 3570」も「Core i5 3570K」も同じくらいのクロック数です。体感できるほどの違いは無いです。別の角度から比較するほうがいいでしょう。
三次キャッシュ対応について
三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。
「Core i5 3570」も「Core i5 3570K」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。
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三次キャッシュについて
三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。
三次キャッシュを「Core i5 3570」と「Core i5 3570K」を比べると「Core i5 3570」は6MBであり「Core i5 3570K」は6MBです。「Core i5 3570」も「Core i5 3570K」もキャッシュ容量について違いがほぼゼロと言えるでしょう。実用上の差はありません。ほかの視点で決めることをおすすめします。
コア数について
コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。
コア数について「Core i5 3570」と「Core i5 3570K」を比較すると「Core i5 3570」は4コアであり「Core i5 3570K」は4コアです。コア数について「Core i5 3570K」も「Core i5 3570」もほとんど同じと言えます。体感できるほどの差は無いです。他の視点から見て選択する方がよいでしょう。
スレッド数について
スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。
スレッド数を「Core i5 3570K」と「Core i5 3570」を比較すると「Core i5 3570K」は4スレッドに対して「Core i5 3570」は4スレッドです。「Core i5 3570K」も「Core i5 3570」も同程度のスレッド数です。実用上の差はありません。ほかの視点で決めるほうがいいでしょう。
バススピードについて
基本情報について「Core i5 3570K」と「Core i5 3570」を比較
TDPについて
TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。
TDPを「Core i5 3570K」と「Core i5 3570」を比べると「Core i5 3570K」は77Wに対して「Core i5 3570」は77Wです。「Core i5 3570」も「Core i5 3570K」も違いはほぼゼロと言えます。実用上の差はありません。ほかの観点から比較するほうがよいでしょう。
「Core i5 3570K」と「Core i5 3570」の違いを表で比較する
Core i5 3570K | Core i5 3570 | |
画像 | ||
シリーズ名 | Ivy Bridge | Ivy Bridge |
ソケットの形状 | LGA1155 | LGA1155 |
TDP | 77W | 77W |
通常利用時の最大周波数 | 3.4GHz | 3.4GHz |
ブースト時の最大周波数 | 3.8GHz | 3.8GHz |
二次キャッシュ | 6.14KB | - |
三次キャッシュ対応 | ○ | ○ |
三次キャッシュ | 6MB | 6MB |
コア数 | 4コア | 4コア |
スレッド数 | 4スレッド | 4スレッド |
バススピード | 5GT/s | 5GT/s |
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