Core i7 6700 と Core i5 3570K を比べてどちらの評価が良いか。重要な特徴を幅広くまとめてみました

作成日時: 2020-11-18 21:43:01、更新日時: 2021-10-20 18:13:42

Core i5 3570KCore i7 6700
Core i5 3570KCore i7 6700

「Core i7 6700」と「Core i5 3570K」を比較したときの違いや差について評価/比較。何がどういう点で違うのでしょうか。重要な観点から詳しく解説比較。

Core i5 3570KCore i7 6700
Core i5 3570KCore i7 6700
総合評価:
TDPrating-image3.2
77W
rating-image3.8
65W
通常利用時の最大周波数rating-image3.2
3.4GHz
rating-image3.2
3.4GHz
三次キャッシュrating-image1.2
6MB
rating-image1.8
8MB
コア数rating-image1.8
4コア
rating-image1.8
4コア

Core i7 6700 と比較して Core i5 3570K を選ぶメリット

    -

Core i5 3570K と比較して Core i7 6700 を選ぶメリット

  • 三次キャッシュ

    24.8点(6MB) vs 35.4点(8MB)

「Core i5 3570K」と「Core i7 6700」を徹底比較する

CPU性能について「Core i5 3570K」と「Core i7 6700」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について「Core i7 6700」と「Core i5 3570K」を比較すると「Core i7 6700」は3.4GHzに対して「Core i5 3570K」は3.4GHzです。「Core i7 6700」の定格クロック数は「Core i5 3570K」と同じくらいです。感覚的にわかるほどの差はありません。ほかの角度で決めるほうがよさそうです。

通常利用時の最大周波数評価
Core i5 3570K
3.4GHz64/100
Core i7 6700
3.4GHz64/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i7 6700」も「Core i5 3570K」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュについて「Core i7 6700」と「Core i5 3570K」を比べると「Core i7 6700」は8MBに対して「Core i5 3570K」は6MBです。2MBもの差があります。三次キャッシュという視点において「Core i7 6700」は「Core i5 3570K」より非常に多いキャッシュ容量です。「Core i7 6700」はRAMのアクセスや消費量を減らすことができため、パフォーマンス全体を向上させることができる点で「Core i5 3570K」よりも秀でているでしょう。「Core i7 6700」はよりCPUのポテンシャルを引き出して快適に使用するのにかなり向いています。実際に使う場面で「Core i5 3570K」と比べて「Core i7 6700」は遥かに秀でていると言えます。「Core i7 6700」にする上で主な理由の一つになります。

三次キャッシュ評価
Core i5 3570K
6MB24/100
Core i7 6700
8MB35/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数について「Core i7 6700」と「Core i5 3570K」を比較すると「Core i7 6700」は4コアであり「Core i5 3570K」は4コアです。コア数について「Core i5 3570K」も「Core i7 6700」もほとんど同じと言えます。体感できるほどの差は無いです。他の視点から見て選択する方がよいでしょう。

コア数評価
Core i5 3570K
4コア35/100
Core i7 6700
4コア35/100

基本情報について「Core i5 3570K」と「Core i7 6700」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Core i7 6700」は65Wであり「Core i5 3570K」は77Wです。TDPという角度において「Core i7 6700」は「Core i5 3570K」と比較してどちらかといえば小さいです。CPU自体の発熱を少なくできる点で「Core i7 6700」の方が多少良いといえなくもありません。熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用する場合でも実用上の違いはほぼ無いと思います。あえて決めるなら「Core i5 3570K」より「Core i7 6700」ですが、基本的には気にするほどの差はほとんどありません。

TDP評価
Core i5 3570K
77W64/100
Core i7 6700
65W76/100

「Core i5 3570K」と「Core i7 6700」の違いを表で比較する

Core i5 3570KCore i7 6700
画像Core i5 3570KCore i7 6700
シリーズ名Ivy BridgeSkylake
内蔵グラフィックス - Intel HD Graphics 530
ソケットの形状LGA1155LGA1151
TDP77W65W
通常利用時の最大周波数3.4GHz3.4GHz
ブースト時の最大周波数3.8GHz -
二次キャッシュ6.14KB -
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ6MB8MB
コア数4コア4コア
スレッド数4スレッド -
バススピード5GT/s -

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