Core i9 10900F と Core i5 3570K の違いや差は?選ぶならどちらがおすすめ?

作成日時: 2020-11-18 22:32:54、更新日時: 2021-10-20 21:43:18

Core i5 3570KCore i9 10900F
Core i5 3570KCore i9 10900F

「Core i9 10900F」と「Core i5 3570K」を比較したときの違いや差について評価/比較。何がどういう点で違うのでしょうか。重要な観点から詳しく解説比較。

Core i5 3570KCore i9 10900F
Core i5 3570KCore i9 10900F
総合評価:
TDPrating-image3.2
77W
rating-image3.8
65W
通常利用時の最大周波数rating-image3.2
3.4GHz
rating-image1.5
2.8GHz
ブースト時の最大周波数rating-image1.8
3.8GHz
rating-image4.9
5.2GHz
三次キャッシュrating-image1.2
6MB
rating-image3.5
20MB
コア数rating-image1.8
4コア
rating-image3.4
10コア
スレッド数rating-image1
4スレッド
rating-image3.3
20スレッド

Core i9 10900F と比較して Core i5 3570K を選ぶメリット

  • 定格周波数

    64.2点(3.4GHz) vs 30.3点(2.8GHz)

Core i5 3570K と比較して Core i9 10900F を選ぶメリット

  • ブースト時の周波数

    35.2点(3.8GHz) vs 98.7点(5.2GHz)

  • 三次キャッシュ

    24.8点(6MB) vs 69.2点(20MB)

  • コア数

    35.2点(4コア) vs 68.6点(10コア)

  • スレッド数

    10.6点(4スレッド) vs 66.5点(20スレッド)

  • マルチスレッド対応

「Core i5 3570K」と「Core i9 10900F」を徹底比較する

CPU性能について「Core i5 3570K」と「Core i9 10900F」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について比べると「Core i5 3570K」は3.4GHzであるのに対して「Core i9 10900F」は2.8GHzです。0.6GHzの差があります。「Core i9 10900F」の定格クロック数と比べて「Core i5 3570K」はとても高いです。「Core i5 3570K」はデータやアクセス処理を高速化できる点で「Core i9 10900F」よりも秀でています。「Core i5 3570K」は複数の作業、アプリケーションを同時に処理するのに非常に向いています。実際の利用を考えると「Core i9 10900F」と「Core i5 3570K」は体感値として遥かに大きい差があります。「Core i5 3570K」に決める上で一つの主な判断材料となるでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Core i5 3570K
3.4GHz64/100
Core i9 10900F
2.8GHz30/100

ブースト時の最大周波数について

ブースト時の最大周波数が高いCPUは3Dゲームなどで高い処理能力を維持できる点で使い勝手が良いです。例えば動画のエンコードなど、CPU負荷の高い作業をするようなときにおすすめです。

ブースト時の最大周波数について比べると「Core i5 3570K」は3.8GHzであり「Core i9 10900F」は5.2GHzです。1.4GHzもの差があります。ブースト時の最大周波数という角度で見ると「Core i5 3570K」と比較して「Core i9 10900F」は非常に高いです。負荷のあるものを簡単に処理することができる点で「Core i9 10900F」の方が秀でているでしょう。消費電力や発熱を維持したまま処理速度をアップするのに「Core i9 10900F」はとても適しています。実際に利用する上で「Core i9 10900F」と「Core i5 3570K」の実用上の違いはかなり大きいです。「Core i9 10900F」にする上で主な判断材料の一つとなると思います。

ブースト時の最大周波数評価
Core i5 3570K
3.8GHz35/100
Core i9 10900F
5.2GHz98/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i9 10900F」も「Core i5 3570K」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュについて「Core i9 10900F」と「Core i5 3570K」を比べると「Core i9 10900F」は20MBに対して「Core i5 3570K」は6MBです。14MBもの差があります。三次キャッシュという視点において「Core i9 10900F」は「Core i5 3570K」より非常に多いキャッシュ容量です。「Core i9 10900F」は中間の計算結果を多く待避出来るので、複雑な計算をより早くできる点で「Core i5 3570K」よりも優れていると言えます。「Core i9 10900F」はよりCPUのポテンシャルを引き出して快適に使用するのにかなり向いています。実際に使う場面で「Core i5 3570K」と比べて「Core i9 10900F」は遥かに秀でていると言えます。「Core i9 10900F」にする上で主な理由の一つになります。

三次キャッシュ評価
Core i5 3570K
6MB24/100
Core i9 10900F
20MB69/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数について比べると「Core i5 3570K」は4コアに対して「Core i9 10900F」は10コアです。6コアの違いがあります。「Core i5 3570K」より「Core i9 10900F」の方がとてもコア数が多いです。一つのタスクについて並列で処理することで高速で処理したり、多くのタスクを同時に実行出来る点で「Core i9 10900F」の方が秀でていると言えます。「Core i9 10900F」は同時に出来る処理作業を増やすことが出来るので、一度に色んなアプリを起動するのにかなりオススメです。実際に使う場面で「Core i5 3570K」と「Core i9 10900F」の体感値としての差は遥かに大きいです。「Core i9 10900F」を選ぶための一つの重要な決め手となると思います。

コア数評価
Core i5 3570K
4コア35/100
Core i9 10900F
10コア68/100

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。

スレッド数について「Core i5 3570K」と「Core i9 10900F」を比べると「Core i5 3570K」は4スレッドであり「Core i9 10900F」は20スレッドです。16スレッドもの差があります。「Core i5 3570K」と比べて「Core i9 10900F」は非常に多いです。待ち時間・バッファーが多いタスクを同時に実行する際に効率的に処理できる点で「Core i9 10900F」の方が優れているでしょう。「Core i9 10900F」は複数のアプリケーションを同時にストレスなく実行するのに非常におすすめです。実際に使うことを想定したとき「Core i5 3570K」と比べて「Core i9 10900F」はとても優れていると言えます。「Core i9 10900F」を選ぶ主な判断材料の一つになります。

スレッド数評価
Core i5 3570K
4スレッド10/100
Core i9 10900F
20スレッド66/100

バススピードについて

バススピード評価
Core i5 3570K
5GT/s - /100
Core i9 10900F
8GT/s - /100

基本情報について「Core i5 3570K」と「Core i9 10900F」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Core i9 10900F」は65Wで「Core i5 3570K」は77Wです。12Wもの差があります。「Core i5 3570K」と比べて「Core i9 10900F」はかなり小さいです。「Core i9 10900F」はCPU自体の発熱を少なくできる点で「Core i5 3570K」よりも優れていると言えます。熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用するのに「Core i9 10900F」はかなりオススメです。実際の利用を想定したとき「Core i9 10900F」の方が「Core i5 3570K」よりも非常に優れているでしょう。「Core i9 10900F」を選ぶ上で重要な判断材料の一つとなるでしょう。

TDP評価
Core i5 3570K
77W64/100
Core i9 10900F
65W76/100

「Core i5 3570K」と「Core i9 10900F」の違いを表で比較する

Core i5 3570KCore i9 10900F
画像Core i5 3570KCore i9 10900F
シリーズ名Ivy BridgeComet Lake
ソケットの形状LGA1155LGA1200
TDP77W65W
通常利用時の最大周波数3.4GHz2.8GHz
ブースト時の最大周波数3.8GHz5.2GHz
二次キャッシュ6.14KB -
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ6MB20MB
コア数4コア10コア
マルチスレッド対応 -
スレッド数4スレッド20スレッド
バススピード5GT/s8GT/s
対応最大メモリー - 128GB
TCase - 100℃

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TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:2.6GHz, ブースト時の最大周波数:4.4GHz, 三次キャッシュ:12MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド, バススピード:8GT/s

Core i5 11400

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:2.6GHz, ブースト時の最大周波数:4.4GHz, 三次キャッシュ:12MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド, バススピード:8GT/s

Core i5 11500

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:2.7GHz, ブースト時の最大周波数:4.6GHz, 三次キャッシュ:12MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド, バススピード:8GT/s

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