Ryzen 5 5600X と Core i5 3570 の違いや差は?選ぶならどちらがおすすめ?

作成日時: 2020-11-18 19:56:44、更新日時: 2021-10-20 17:28:37

Core i5 3570Ryzen 5 5600X
Core i5 3570Ryzen 5 5600X

「Ryzen 5 5600X」と「Core i5 3570」を比較したときの違いや差について評価/比較。何がどういう点で違うのでしょうか。重要な観点から詳しく解説比較。

Core i5 3570Ryzen 5 5600X
Core i5 3570Ryzen 5 5600X
総合評価:
TDPrating-image3.2
77W
rating-image3.8
65W
通常利用時の最大周波数rating-image3.2
3.4GHz
rating-image4.4
3.7GHz
ブースト時の最大周波数rating-image1.8
3.8GHz
rating-image4.9
4.6GHz
三次キャッシュrating-image1.2
6MB
rating-image4.3
32MB
コア数rating-image1.8
4コア
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6コア
スレッド数rating-image1
4スレッド
rating-image2.4
12スレッド

Ryzen 5 5600X と比較して Core i5 3570 を選ぶメリット

    -

Core i5 3570 と比較して Ryzen 5 5600X を選ぶメリット

  • 定格周波数

    64.2点(3.4GHz) vs 89点(3.7GHz)

  • ブースト時の周波数

    35.2点(3.8GHz) vs 97.7点(4.6GHz)

  • 三次キャッシュ

    24.8点(6MB) vs 86.5点(32MB)

  • コア数

    35.2点(4コア) vs 50点(6コア)

  • スレッド数

    10.6点(4スレッド) vs 48.8点(12スレッド)

  • 二次キャッシュ対応
  • マルチスレッド対応

「Core i5 3570」と「Ryzen 5 5600X」を徹底比較する

CPU性能について「Core i5 3570」と「Ryzen 5 5600X」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について「Ryzen 5 5600X」と「Core i5 3570」を比較すると「Ryzen 5 5600X」は3.7GHzに対して「Core i5 3570」は3.4GHzです。0.3GHzの差があります。「Core i5 3570」の定格クロック数と比べて「Ryzen 5 5600X」は比較的高いです。データやアクセス処理を高速化できる点で「Core i5 3570」より「Ryzen 5 5600X」の方がよいです。CPUの処理速度を高速化するのに「Ryzen 5 5600X」は多少おすすめです。実際に使う場面で「Ryzen 5 5600X」と「Core i5 3570」の実用においての違いは比較的大きいです。「Ryzen 5 5600X」は「Core i5 3570」よりいいですが決め手になるほどの差はないでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Core i5 3570
3.4GHz64/100
Ryzen 5 5600X
3.7GHz88/100

ブースト時の最大周波数について

ブースト時の最大周波数が高いCPUは3Dゲームなどで高い処理能力を維持できる点で使い勝手が良いです。例えば動画のエンコードなど、CPU負荷の高い作業をするようなときにおすすめです。

ブースト時の最大周波数について比べると「Core i5 3570」は3.8GHzであり「Ryzen 5 5600X」は4.6GHzです。0.7GHzもの差があります。ブースト時の最大周波数という角度で見ると「Core i5 3570」と比較して「Ryzen 5 5600X」は非常に高いです。パソコンの処理速度を上げることができる点で「Ryzen 5 5600X」の方が「Core i5 3570」よりも秀でています。消費電力や発熱を維持したまま処理速度をアップするのに「Ryzen 5 5600X」はとても適しています。実際に利用する上で「Ryzen 5 5600X」と「Core i5 3570」の実用上の違いはかなり大きいです。「Ryzen 5 5600X」にする上で主な判断材料の一つとなると思います。

ブースト時の最大周波数評価
Core i5 3570
3.8GHz35/100
Ryzen 5 5600X
4.6GHz97/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Ryzen 5 5600X」も「Core i5 3570」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュについて「Ryzen 5 5600X」と「Core i5 3570」を比べると「Ryzen 5 5600X」は32MBに対して「Core i5 3570」は6MBです。26MBもの差があります。三次キャッシュという視点において「Ryzen 5 5600X」は「Core i5 3570」より非常に多いキャッシュ容量です。「Ryzen 5 5600X」はRAMのアクセスや消費量を減らすことができため、パフォーマンス全体を向上させることができる点で「Core i5 3570」よりも秀でているでしょう。「Ryzen 5 5600X」はよりCPUのポテンシャルを引き出して快適に使用するのにかなり向いています。実際に使う場面で「Core i5 3570」と比べて「Ryzen 5 5600X」は遥かに秀でていると言えます。「Ryzen 5 5600X」にする上で主な理由の一つになります。

三次キャッシュ評価
Core i5 3570
6MB24/100
Ryzen 5 5600X
32MB86/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数を比べると「Ryzen 5 5600X」は6コアであるのに対して「Core i5 3570」は4コアです。2コアの差があります。「Core i5 3570」と比べて「Ryzen 5 5600X」はややコア数が多いです。「Ryzen 5 5600X」は一つのタスクについて並列で処理することで高速で処理したり、多くのタスクを同時に実行出来る点で「Core i5 3570」よりも多少優れているかもしれません。「Ryzen 5 5600X」は複数の動画のエンコードのような作業をするのにややおススメです。実際に使うことを想定したとき「Ryzen 5 5600X」と「Core i5 3570」は体感上多少大きい違いがあります。「Ryzen 5 5600X」は「Core i5 3570」よりいいと言えます。ただ決定的に優れていると言える程の差はありません。

コア数評価
Core i5 3570
4コア35/100
Ryzen 5 5600X
6コア50/100

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。

スレッド数について「Core i5 3570」と「Ryzen 5 5600X」を比べると「Core i5 3570」は4スレッドであり「Ryzen 5 5600X」は12スレッドです。8スレッドもの差があります。「Core i5 3570」と比べて「Ryzen 5 5600X」は非常に多いです。待ち時間・バッファーが多いタスクを同時に実行する際に効率的に処理できる点で「Ryzen 5 5600X」の方が優れているでしょう。「Ryzen 5 5600X」は複数のアプリケーションを同時にストレスなく実行するのに非常におすすめです。実際に使うことを想定したとき「Core i5 3570」と比べて「Ryzen 5 5600X」はとても優れていると言えます。「Ryzen 5 5600X」を選ぶ主な判断材料の一つになります。

スレッド数評価
Core i5 3570
4スレッド10/100
Ryzen 5 5600X
12スレッド48/100

基本情報について「Core i5 3570」と「Ryzen 5 5600X」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Ryzen 5 5600X」は65Wであり「Core i5 3570」は77Wです。TDPという角度において「Ryzen 5 5600X」は「Core i5 3570」と比較してどちらかといえば小さいです。CPU自体の発熱を少なくできる点で「Ryzen 5 5600X」の方が多少良いといえなくもありません。熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用する場合でも実用上の違いはほぼ無いと思います。あえて決めるなら「Core i5 3570」より「Ryzen 5 5600X」ですが、基本的には気にするほどの差はほとんどありません。

TDP評価
Core i5 3570
77W64/100
Ryzen 5 5600X
65W76/100

「Core i5 3570」と「Ryzen 5 5600X」の違いを表で比較する

Core i5 3570Ryzen 5 5600X
Core i5 3570Ryzen 5 5600X
基本情報
シリーズ名Ivy Bridge -
ソケットの形状LGA1155Socket AM4
TDP77W65W
CPU性能
通常利用時の最大周波数3.4GHz3.7GHz
ブースト時の最大周波数3.8GHz4.6GHz
二次キャッシュ対応 -
二次キャッシュ - 3MB
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ6MB32MB
コア数4コア6コア
マルチスレッド対応 -
スレッド数4スレッド12スレッド
バススピード5GT/s -

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