Ryzen 9 3900 と Core i5 3570 はどっちがおすすめなのか?違いや差を徹底検証しました

作成日時: 2020-11-18 20:33:57、更新日時: 2021-10-20 22:43:26

Core i5 3570Ryzen 9 3900
Core i5 3570Ryzen 9 3900
Core i5 3570Ryzen 9 3900
Core i5 3570Ryzen 9 3900
総合評価:

39.1/100

(総合: 728位)

67.4/100

(総合: 28位)

TDP
64/100
76/100
通常利用時の最大周波数
64/100
44/100
ブースト時の最大周波数
35/100
67/100
コア数
35/100
75/100
スレッド数
10/100
72/100

Ryzen 9 3900 と比較して Core i5 3570 を選ぶメリット

  • 定格周波数

    64.2点(3.4GHz) vs 44.9点(3.1GHz)

  • 三次キャッシュ対応

Core i5 3570 と比較して Ryzen 9 3900 を選ぶメリット

  • ブースト時の周波数

    35.2点(3.8GHz) vs 67点(4.3GHz)

  • コア数

    35.2点(4コア) vs 75.2点(12コア)

  • スレッド数

    10.6点(4スレッド) vs 72.8点(24スレッド)

  • マルチスレッド対応

「Core i5 3570」と「Ryzen 9 3900」を徹底比較する

CPU性能について「Core i5 3570」と「Ryzen 9 3900」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について比べると「Core i5 3570」は3.4GHzであるのに対して「Ryzen 9 3900」は3.1GHzです。0.2GHzの差があります。「Ryzen 9 3900」の定格クロック数と比べて「Core i5 3570」はとても高いです。定格周波数ランキングで比較すると全2150製品のなかで「Core i5 3570」は444位で「Ryzen 9 3900」は681位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

「Core i5 3570」はデータやアクセス処理を高速化できる点で「Ryzen 9 3900」よりも秀でています。「Core i5 3570」は複数の作業、アプリケーションを同時に処理するのに非常に向いています。実際の利用を考えると「Ryzen 9 3900」と「Core i5 3570」は体感値として遥かに大きい差があります。「Core i5 3570」に決める上で一つの主な判断材料となるでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Core i5 3570
3.4GHz64/100
Ryzen 9 3900
3.1GHz44/100

ブースト時の最大周波数について

ブースト時の最大周波数が高いCPUは3Dゲームなどで高い処理能力を維持できる点で使い勝手が良いです。例えば動画のエンコードなど、CPU負荷の高い作業をするようなときにおすすめです。

ブースト時の最大周波数について比べると「Core i5 3570」は3.8GHzであり「Ryzen 9 3900」は4.3GHzです。0.5GHzもの差があります。ブースト時の最大周波数という角度で見ると「Core i5 3570」と比較して「Ryzen 9 3900」は非常に高いです。ブースト時のクロック数ランキングで比べると727製品の中で「Ryzen 9 3900」は223位で「Core i5 3570」は404位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

負荷のあるものを簡単に処理することができる点で「Ryzen 9 3900」の方が秀でているでしょう。消費電力や発熱を維持したまま処理速度をアップするのに「Ryzen 9 3900」はとても適しています。実際に利用する上で「Ryzen 9 3900」と「Core i5 3570」の実用上の違いはかなり大きいです。「Ryzen 9 3900」にする上で主な判断材料の一つとなると思います。

ブースト時の最大周波数評価
Core i5 3570
3.8GHz35/100
Ryzen 9 3900
4.3GHz67/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数について比べると「Core i5 3570」は4コアに対して「Ryzen 9 3900」は12コアです。8コアの違いがあります。「Core i5 3570」より「Ryzen 9 3900」の方がとてもコア数が多いです。コア数の多さランキングで比べると全2152製品中「Ryzen 9 3900」は213位であるのに対し「Core i5 3570」は968位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

一つのタスクについて並列で処理することで高速で処理したり、多くのタスクを同時に実行出来る点で「Ryzen 9 3900」の方が秀でていると言えます。「Ryzen 9 3900」は同時に出来る処理作業を増やすことが出来るので、一度に色んなアプリを起動するのにかなりオススメです。実際に使う場面で「Core i5 3570」と「Ryzen 9 3900」の体感値としての差は遥かに大きいです。「Ryzen 9 3900」を選ぶための一つの重要な決め手となると思います。

コア数評価
Core i5 3570
4コア35/100
Ryzen 9 3900
12コア75/100

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。

スレッド数について「Core i5 3570」と「Ryzen 9 3900」を比べると「Core i5 3570」は4スレッドであり「Ryzen 9 3900」は24スレッドです。20スレッドもの差があります。「Core i5 3570」と比べて「Ryzen 9 3900」は非常に多いです。スレッド数の多さランキングで比べると全804製品中「Ryzen 9 3900」は181位であるのに対し「Core i5 3570」は657位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

待ち時間・バッファーが多いタスクを同時に実行する際に効率的に処理できる点で「Ryzen 9 3900」の方が優れているでしょう。「Ryzen 9 3900」は複数のアプリケーションを同時にストレスなく実行するのに非常におすすめです。実際に使うことを想定したとき「Core i5 3570」と比べて「Ryzen 9 3900」はとても優れていると言えます。「Ryzen 9 3900」を選ぶ主な判断材料の一つになります。

スレッド数評価
Core i5 3570
4スレッド10/100
Ryzen 9 3900
24スレッド72/100

基本情報について「Core i5 3570」と「Ryzen 9 3900」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Ryzen 9 3900」は65Wで「Core i5 3570」は77Wです。12Wもの差があります。「Core i5 3570」と比べて「Ryzen 9 3900」はかなり小さいです。最大放熱量の小ささランキングで比べると2005製品の中で「Ryzen 9 3900」は456位で「Core i5 3570」は922位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

「Ryzen 9 3900」はCPU自体の発熱を少なくできる点で「Core i5 3570」よりも優れていると言えます。熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用するのに「Ryzen 9 3900」はかなりオススメです。実際の利用を想定したとき「Ryzen 9 3900」の方が「Core i5 3570」よりも非常に優れているでしょう。「Ryzen 9 3900」を選ぶ上で重要な判断材料の一つとなるでしょう。

TDP評価
Core i5 3570
77W64/100
Ryzen 9 3900
65W76/100

「Core i5 3570」と「Ryzen 9 3900」の違いを表で比較する

Core i5 3570Ryzen 9 3900
画像Core i5 3570Ryzen 9 3900
シリーズ名Ivy Bridge -
ソケットの形状LGA1155Socket AM4
TDP77W65W
通常利用時の最大周波数3.4GHz3.1GHz
ブースト時の最大周波数3.8GHz4.3GHz
三次キャッシュ対応 -
三次キャッシュ6MB -
コア数4コア12コア
マルチスレッド対応 -
スレッド数4スレッド24スレッド
バススピード5GT/s -

類似のCPUを探す

他のCPUと比較する

価格をチェック

類似のCPUを探す

他のCPUと比較する

価格をチェック

価格をチェックする

お探しの情報は見つかりましたか?性能や機能名などのキーワードで検索することでさらに詳しい情報を知ることができます。

Core i5 3570 の関連記事
Ryzen 9 3900 の関連記事

Core i5 3570 と評価が同程度のCPUを探す

Core i3 10100F

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.6GHz, ブースト時の最大周波数:4.3GHz, 三次キャッシュ:6MB, コア数:4コア, スレッド数:8スレッド

Ryzen 5 5600X

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.7GHz, ブースト時の最大周波数:4.6GHz, 二次キャッシュ:3MB, 三次キャッシュ:32MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

Ryzen 7 5800X

TDP:105W, 通常利用時の最大周波数:3.8GHz, ブースト時の最大周波数:4.7GHz, 二次キャッシュ:4MB, 三次キャッシュ:32MB, コア数:8コア, スレッド数:16スレッド

Ryzen 9 5950X

TDP:105W, 通常利用時の最大周波数:3.4GHz, ブースト時の最大周波数:4.9GHz, 二次キャッシュ:8MB, 三次キャッシュ:64MB, コア数:16コア, スレッド数:32スレッド

Ryzen 9 5900X

TDP:105W, 通常利用時の最大周波数:3.7GHz, ブースト時の最大周波数:4.8GHz, 二次キャッシュ:6MB, 三次キャッシュ:64MB, コア数:12コア, スレッド数:24スレッド

Core i5 3570K

TDP:77W, 通常利用時の最大周波数:3.4GHz, ブースト時の最大周波数:3.8GHz, 二次キャッシュ:6.14KB, 三次キャッシュ:6MB, コア数:4コア, スレッド数:4スレッド, バススピード:5GT/s

Core i7 2700K

TDP:95W, 通常利用時の最大周波数:3.5GHz, ブースト時の最大周波数:3.9GHz, 二次キャッシュ:8.19KB, 三次キャッシュ:8MB, コア数:4コア, スレッド数:8スレッド, バススピード:5GT/s

Core i5 4570

TDP:84W, 通常利用時の最大周波数:3.2GHz, 三次キャッシュ:6MB, コア数:4コア, スレッド数:4スレッド, バススピード:5GT/s

Core i3 10105F

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.7GHz, ブースト時の最大周波数:4.4GHz, 三次キャッシュ:6MB, コア数:4コア, スレッド数:8スレッド, バススピード:8GT/s

Core i5 11400F

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:2.6GHz, ブースト時の最大周波数:4.4GHz, 三次キャッシュ:12MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド, バススピード:8GT/s

Core i5 11400

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:2.6GHz, ブースト時の最大周波数:4.4GHz, 三次キャッシュ:12MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド, バススピード:8GT/s

もっと見る ▼

Core i5 3570 の関連記事
Ryzen 9 3900 の関連記事

Ryzen 9 3900 と評価が同程度のCPUを探す

インテル Xeon W-1250

TDP:80W, 通常利用時の最大周波数:3.3GHz, ブースト時の最大周波数:4.7GHz, 三次キャッシュ:12MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

インテル Xeon W-1250P

TDP:125W, 通常利用時の最大周波数:4.1GHz, ブースト時の最大周波数:4.8GHz, 三次キャッシュ:12MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

インテル Xeon W-1270

TDP:80W, 通常利用時の最大周波数:3.4GHz, ブースト時の最大周波数:5GHz, 三次キャッシュ:16MB, コア数:8コア, スレッド数:16スレッド

Core i3 10100F

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.6GHz, ブースト時の最大周波数:4.3GHz, 三次キャッシュ:6MB, コア数:4コア, スレッド数:8スレッド

Ryzen 5 5600X

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.7GHz, ブースト時の最大周波数:4.6GHz, 二次キャッシュ:3MB, 三次キャッシュ:32MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

Ryzen 7 5800X

TDP:105W, 通常利用時の最大周波数:3.8GHz, ブースト時の最大周波数:4.7GHz, 二次キャッシュ:4MB, 三次キャッシュ:32MB, コア数:8コア, スレッド数:16スレッド

Ryzen 9 5950X

TDP:105W, 通常利用時の最大周波数:3.4GHz, ブースト時の最大周波数:4.9GHz, 二次キャッシュ:8MB, 三次キャッシュ:64MB, コア数:16コア, スレッド数:32スレッド

Ryzen 9 5900X

TDP:105W, 通常利用時の最大周波数:3.7GHz, ブースト時の最大周波数:4.8GHz, 二次キャッシュ:6MB, 三次キャッシュ:64MB, コア数:12コア, スレッド数:24スレッド

もっと見る ▼

CPUランキング

カテゴリ一覧

人気CPU

関連人気記事

新着情報