Core i3 10300 と Core i3 4170 はどっちがおすすめなのか?違いや差を徹底検証しました

作成日時: 2020-08-25 21:23:44、更新日時: 2021-10-20 21:31:53

Core i3 4170Core i3 10300
Core i3 4170Core i3 10300
Core i3 4170Core i3 10300
Core i3 4170Core i3 10300
総合評価:

40/100

(総合: 665位)

57.8/100

(総合: 232位)

TDP
90/100
76/100
通常利用時の最大周波数
88/100
88/100
コア数
10/100
35/100
スレッド数
10/100
34/100

Core i3 10300 と比較して Core i3 4170 を選ぶメリット

    -

Core i3 4170 と比較して Core i3 10300 を選ぶメリット

  • 三次キャッシュ

    0点(3MB) vs 35.4点(8MB)

  • コア数

    10点(2コア) vs 35.2点(4コア)

  • スレッド数

    10.6点(4スレッド) vs 34.7点(8スレッド)

「Core i3 4170」と「Core i3 10300」を徹底比較する

CPU性能について「Core i3 4170」と「Core i3 10300」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について「Core i3 10300」と「Core i3 4170」を比較すると「Core i3 10300」は3.7GHzに対して「Core i3 4170」は3.7GHzです。「Core i3 10300」の定格クロック数は「Core i3 4170」と同じくらいです。定格周波数ランキングで見てみると2150製品中「Core i3 4170」は167位で「Core i3 10300」は142位です。ほとんど差は無いと言えます。

感覚的にわかるほどの差はありません。ほかの角度で決めるほうがよさそうです。

通常利用時の最大周波数評価
Core i3 4170
3.7GHz88/100
Core i3 10300
3.7GHz88/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i3 10300」も「Core i3 4170」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュについて「Core i3 10300」と「Core i3 4170」を比べると「Core i3 10300」は8MBに対して「Core i3 4170」は3MBです。5MBもの差があります。三次キャッシュという視点において「Core i3 10300」は「Core i3 4170」より非常に多いキャッシュ容量です。三次キャッシュ容量の多さランキングで比べると全1194製品中「Core i3 10300」は601位であるのに対し「Core i3 4170」は1096位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

「Core i3 10300」はRAMのアクセスや消費量を減らすことができため、パフォーマンス全体を向上させることができる点で「Core i3 4170」よりも秀でているでしょう。「Core i3 10300」はよりCPUのポテンシャルを引き出して快適に使用するのにかなり向いています。実際に使う場面で「Core i3 4170」と比べて「Core i3 10300」は遥かに秀でていると言えます。「Core i3 10300」にする上で主な理由の一つになります。

三次キャッシュ評価
Core i3 4170
3MB0/100
Core i3 10300
8MB35/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数を比べると「Core i3 10300」は4コアであるのに対して「Core i3 4170」は2コアです。2コアの差があります。「Core i3 4170」と比べて「Core i3 10300」はややコア数が多いです。コア数の多さランキングで比べると全2152製品中「Core i3 10300」は638位であるのに対し「Core i3 4170」は1413位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

「Core i3 10300」は一つのタスクについて並列で処理することで高速で処理したり、多くのタスクを同時に実行出来る点で「Core i3 4170」よりも多少優れているかもしれません。「Core i3 10300」は同時に出来る処理作業を増やすことが出来るので、一度に色んなアプリを起動するのに多少おすすめです。実際に使うことを想定したとき「Core i3 10300」と「Core i3 4170」は体感上多少大きい違いがあります。「Core i3 10300」は「Core i3 4170」よりいいと言えます。ただ決定的に優れていると言える程の差はありません。

コア数評価
Core i3 4170
2コア10/100
Core i3 10300
4コア35/100

マルチスレッド対応について

マルチスレッドに対応しているCPUは複数同時処理で作業できる点で優れています。例えばパソコンの複数の処理を効率的に並行実施するといったようなケースで役立ちます。

「Core i3 10300」も「Core i3 4170」もマルチスレッドに対応しているCPUです。そのため同時実行可能な仕事が多くできる点で秀でています。どちらも複数の作業を処理効率を保ちながら同時進行するのに適しています。

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。

スレッド数について「Core i3 4170」と「Core i3 10300」を比べると「Core i3 4170」は4スレッドであり「Core i3 10300」は8スレッドです。4スレッドもの差があります。「Core i3 4170」と比べて「Core i3 10300」は非常に多いです。スレッド数の多さランキングで比べると804製品の中で「Core i3 10300」は428位で「Core i3 4170」は642位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

待ち時間・バッファーが多いタスクを同時に実行する際に効率的に処理できる点で「Core i3 10300」の方が優れているでしょう。「Core i3 10300」は複数のアプリケーションを同時にストレスなく実行するのに非常におすすめです。実際に使うことを想定したとき「Core i3 4170」と比べて「Core i3 10300」はとても優れていると言えます。「Core i3 10300」を選ぶ主な判断材料の一つになります。

スレッド数評価
Core i3 4170
4スレッド10/100
Core i3 10300
8スレッド34/100

基本情報について「Core i3 4170」と「Core i3 10300」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Core i3 4170」は54Wで「Core i3 10300」は65Wです。11Wもの差があります。「Core i3 10300」と比べて「Core i3 4170」はかなり小さいです。最大放熱量の小ささランキングで見てみると2005製品中「Core i3 4170」は366位で「Core i3 10300」は522位です。ほとんど差は無いと言えます。

「Core i3 4170」はCPU自体の発熱を少なくできる点で「Core i3 10300」よりも優れていると言えます。熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用するのに「Core i3 4170」はかなりオススメです。実際の利用を想定したとき「Core i3 4170」の方が「Core i3 10300」よりも非常に優れているでしょう。「Core i3 4170」を選ぶ上で重要な判断材料の一つとなるでしょう。

TDP評価
Core i3 4170
54W90/100
Core i3 10300
65W76/100

「Core i3 4170」と「Core i3 10300」の違いを表で比較する

Core i3 4170Core i3 10300
画像Core i3 4170Core i3 10300
シリーズ名Haswell RefreshComet Lake
内蔵グラフィックス - Intel UHD Graphics 630
ソケットの形状LGA1150LGA1200
TDP54W65W
通常利用時の最大周波数3.7GHz3.7GHz
ブースト時の最大周波数 - 4.4GHz
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ3MB8MB
コア数2コア4コア
マルチスレッド対応
スレッド数4スレッド8スレッド

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