Core i5 10600KF と Core i5 4690S を比べてどちらの評価が良いか。重要な特徴を幅広くまとめてみました

作成日時: 2020-08-02 17:22:26、更新日時: 2021-10-20 19:33:01

Core i5 4690SCore i5 10600KF
Core i5 4690SCore i5 10600KF

「Core i5 4690S」と「Core i5 10600KF」についてどちらの評価が優れているかについて詳しく解説。使い勝手や利便性について評価・比較しました。どちらのCPUを選んだらいいのか悩んでいるならお勧めします。

Core i5 4690SCore i5 10600KF
Core i5 4690SCore i5 10600KF
総合評価:
TDPrating-image3.8
65W
rating-image1.5
125W
通常利用時の最大周波数rating-image2.5
3.2GHz
rating-image4.9
4.1GHz
三次キャッシュrating-image1.2
6MB
rating-image2.5
12MB
コア数rating-image1.8
4コア
rating-image2.5
6コア

Core i5 10600KF と比較して Core i5 4690S を選ぶメリット

    -

Core i5 4690S と比較して Core i5 10600KF を選ぶメリット

  • 定格周波数

    50.8点(3.2GHz) vs 98.1点(4.1GHz)

  • 三次キャッシュ

    24.8点(6MB) vs 50.3点(12MB)

  • コア数

    35.2点(4コア) vs 50点(6コア)

  • マルチスレッド対応

「Core i5 4690S」と「Core i5 10600KF」を徹底比較する

CPU性能について「Core i5 4690S」と「Core i5 10600KF」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について比べると「Core i5 10600KF」は4.1GHzであるのに対して「Core i5 4690S」は3.2GHzです。0.8GHzの差があります。「Core i5 4690S」の定格クロック数と比べて「Core i5 10600KF」はとても高いです。「Core i5 10600KF」はデータやアクセス処理を高速化できる点で「Core i5 4690S」よりも秀でています。「Core i5 10600KF」は複数の作業、アプリケーションを同時に処理するのに非常に向いています。実際の利用を考えると「Core i5 4690S」と「Core i5 10600KF」は体感値として遥かに大きい差があります。「Core i5 10600KF」に決める上で一つの主な判断材料となるでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Core i5 4690S
3.2GHz50/100
Core i5 10600KF
4.1GHz98/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i5 10600KF」も「Core i5 4690S」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュについて「Core i5 10600KF」と「Core i5 4690S」を比較すると「Core i5 10600KF」は12MBに対して「Core i5 4690S」は6MBです。6MBの違いがあります。「Core i5 10600KF」は「Core i5 4690S」と比較してややキャッシュ容量が多いです。中間の計算結果を多く待避出来るので、複雑な計算をより早くできる点で「Core i5 10600KF」の方が良いです。よりCPUのポテンシャルを引き出して快適に使用するのに「Core i5 10600KF」は多少おススメです。実際の利用を考えると「Core i5 4690S」と「Core i5 10600KF」は体感上多少大きい差があります。「Core i5 10600KF」は「Core i5 4690S」より良いと言えるでしょう。しかし決定的といえる程の違いはないでしょう。

三次キャッシュ評価
Core i5 4690S
6MB24/100
Core i5 10600KF
12MB50/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数について比べると「Core i5 4690S」は4コアに対して「Core i5 10600KF」は6コアです。2コアの違いがあります。「Core i5 4690S」より「Core i5 10600KF」の方がとてもコア数が多いです。一つのタスクについて並列で処理することで高速で処理したり、多くのタスクを同時に実行出来る点で「Core i5 10600KF」の方が秀でていると言えます。「Core i5 10600KF」は同時に出来る処理作業を増やすことが出来るので、一度に色んなアプリを起動するのにかなりオススメです。実際に使う場面で「Core i5 4690S」と「Core i5 10600KF」の体感値としての差は遥かに大きいです。「Core i5 10600KF」を選ぶための一つの重要な決め手となると思います。

コア数評価
Core i5 4690S
4コア35/100
Core i5 10600KF
6コア50/100

基本情報について「Core i5 4690S」と「Core i5 10600KF」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Core i5 4690S」は65Wで「Core i5 10600KF」は125Wです。60Wもの差があります。「Core i5 10600KF」と比べて「Core i5 4690S」はかなり小さいです。「Core i5 4690S」はCPU自体の発熱を少なくできる点で「Core i5 10600KF」よりも優れていると言えます。熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用するのに「Core i5 4690S」はかなりオススメです。実際の利用を想定したとき「Core i5 4690S」の方が「Core i5 10600KF」よりも非常に優れているでしょう。「Core i5 4690S」を選ぶ上で重要な判断材料の一つとなるでしょう。

TDP評価
Core i5 4690S
65W76/100
Core i5 10600KF
125W30/100

「Core i5 4690S」と「Core i5 10600KF」の違いを表で比較する

Core i5 4690SCore i5 10600KF
Core i5 4690SCore i5 10600KF
基本情報
シリーズ名Haswell RefreshComet Lake
ソケットの形状LGA1150LGA1200
TDP65W125W
CPU性能
通常利用時の最大周波数3.2GHz4.1GHz
ブースト時の最大周波数 - 4.8GHz
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ6MB12MB
コア数4コア6コア
マルチスレッド対応 -
スレッド数 - 12スレッド

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