Core i5 7400 と Ryzen 5 3600XT の違いや差は?選ぶならどちらがおすすめ?

作成日時: 2020-07-06 17:17:54

Ryzen 5 3600XTCore i5 7400
Ryzen 5 3600XTCore i5 7400

「Ryzen 5 3600XT」と「Core i5 7400」についてどちらの評価が優れているかについて詳しく解説。使い勝手や利便性について評価・比較しました。どちらのCPUを選んだらいいのか悩んでいるならお勧めします。

Ryzen 5 3600XTCore i5 7400
Ryzen 5 3600XTCore i5 7400
総合評価:

67/100

(総合: 81位)

35/100

(総合: 782位)

TDP
49/100
76/100
通常利用時の最大周波数
97/100
39/100
ブースト時の最大周波数
84/100
22/100
三次キャッシュ
86/100
24/100
コア数
50/100
35/100
スレッド数
48/100
10/100

Core i5 7400 と比較して Ryzen 5 3600XT を選ぶメリット

  • 定格周波数

    97.8点(3.8GHz) vs 39.6点(3GHz)

  • ブースト時の周波数

    84.9点(4.5GHz) vs 22.9点(3.5GHz)

  • 三次キャッシュ

    86.5点(32MB) vs 24.8点(6MB)

  • コア数

    50点(6コア) vs 35.2点(4コア)

  • スレッド数

    48.8点(12スレッド) vs 10.6点(4スレッド)

  • 二次キャッシュ対応
  • マルチスレッド対応

Ryzen 5 3600XT と比較して Core i5 7400 を選ぶメリット

    -

「Ryzen 5 3600XT」と「Core i5 7400」を徹底比較する

CPU性能について「Ryzen 5 3600XT」と「Core i5 7400」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について比べると「Ryzen 5 3600XT」は3.8GHzであるのに対して「Core i5 7400」は3GHzです。0.7GHzの差があります。「Core i5 7400」の定格クロック数と比べて「Ryzen 5 3600XT」はとても高いです。定格周波数ランキングで比べると全2150製品中「Ryzen 5 3600XT」は82位であるのに対し「Core i5 7400」は833位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

「Ryzen 5 3600XT」はデータやアクセス処理を高速化できる点で「Core i5 7400」よりも秀でています。「Ryzen 5 3600XT」は複数の作業、アプリケーションを同時に処理するのに非常に向いています。実際の利用を考えると「Core i5 7400」と「Ryzen 5 3600XT」は体感値として遥かに大きい差があります。「Ryzen 5 3600XT」に決める上で一つの主な判断材料となるでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Ryzen 5 3600XT
3.8GHz97/100
Core i5 7400
3GHz39/100

ブースト時の最大周波数について

ブースト時の最大周波数が高いCPUは3Dゲームなどで高い処理能力を維持できる点で使い勝手が良いです。例えば動画のエンコードなど、CPU負荷の高い作業をするようなときにおすすめです。

ブースト時の最大周波数について比べると「Core i5 7400」は3.5GHzであり「Ryzen 5 3600XT」は4.5GHzです。1GHzもの差があります。ブースト時の最大周波数という角度で見ると「Core i5 7400」と比較して「Ryzen 5 3600XT」は非常に高いです。ブースト時のクロック数ランキングで比べると全727製品中「Ryzen 5 3600XT」は174位であるのに対し「Core i5 7400」は519位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

負荷のあるものを簡単に処理することができる点で「Ryzen 5 3600XT」の方が秀でているでしょう。消費電力や発熱を維持したまま処理速度をアップするのに「Ryzen 5 3600XT」はとても適しています。実際に利用する上で「Ryzen 5 3600XT」と「Core i5 7400」の実用上の違いはかなり大きいです。「Ryzen 5 3600XT」にする上で主な判断材料の一つとなると思います。

ブースト時の最大周波数評価
Ryzen 5 3600XT
4.5GHz84/100
Core i5 7400
3.5GHz22/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i5 7400」も「Ryzen 5 3600XT」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュについて「Ryzen 5 3600XT」と「Core i5 7400」を比べると「Ryzen 5 3600XT」は32MBに対して「Core i5 7400」は6MBです。26MBもの差があります。三次キャッシュという視点において「Ryzen 5 3600XT」は「Core i5 7400」より非常に多いキャッシュ容量です。三次キャッシュ容量の多さランキングで比べると全1194製品中「Ryzen 5 3600XT」は163位であるのに対し「Core i5 7400」は875位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

「Ryzen 5 3600XT」は中間の計算結果を多く待避出来るので、複雑な計算をより早くできる点で「Core i5 7400」よりも優れていると言えます。「Ryzen 5 3600XT」はよりCPUのポテンシャルを引き出して快適に使用するのにかなり向いています。実際に使う場面で「Core i5 7400」と比べて「Ryzen 5 3600XT」は遥かに秀でていると言えます。「Ryzen 5 3600XT」にする上で主な理由の一つになります。

三次キャッシュ評価
Ryzen 5 3600XT
32MB86/100
Core i5 7400
6MB24/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数を比べると「Ryzen 5 3600XT」は6コアであるのに対して「Core i5 7400」は4コアです。2コアの差があります。「Core i5 7400」と比べて「Ryzen 5 3600XT」はややコア数が多いです。コア数の多さランキングで比べると2152製品の中で「Ryzen 5 3600XT」は433位で「Core i5 7400」は1001位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

「Ryzen 5 3600XT」は一つのタスクについて並列で処理することで高速で処理したり、多くのタスクを同時に実行出来る点で「Core i5 7400」よりも多少優れているかもしれません。「Ryzen 5 3600XT」は同時に出来る処理作業を増やすことが出来るので、一度に色んなアプリを起動するのに多少おすすめです。実際に使うことを想定したとき「Ryzen 5 3600XT」と「Core i5 7400」は体感上多少大きい違いがあります。「Ryzen 5 3600XT」は「Core i5 7400」よりいいと言えます。ただ決定的に優れていると言える程の差はありません。

コア数評価
Ryzen 5 3600XT
6コア50/100
Core i5 7400
4コア35/100

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。

スレッド数について「Core i5 7400」と「Ryzen 5 3600XT」を比べると「Core i5 7400」は4スレッドであり「Ryzen 5 3600XT」は12スレッドです。8スレッドもの差があります。「Core i5 7400」と比べて「Ryzen 5 3600XT」は非常に多いです。スレッド数の多さランキングで比べると全804製品中「Ryzen 5 3600XT」は330位であるのに対し「Core i5 7400」は674位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

待ち時間・バッファーが多いタスクを同時に実行する際に効率的に処理できる点で「Ryzen 5 3600XT」の方が優れているでしょう。「Ryzen 5 3600XT」は複数のアプリケーションを同時にストレスなく実行するのに非常におすすめです。実際に使うことを想定したとき「Core i5 7400」と比べて「Ryzen 5 3600XT」はとても優れていると言えます。「Ryzen 5 3600XT」を選ぶ主な判断材料の一つになります。

スレッド数評価
Ryzen 5 3600XT
12スレッド48/100
Core i5 7400
4スレッド10/100

基本情報について「Ryzen 5 3600XT」と「Core i5 7400」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Core i5 7400」は65Wに対して「Ryzen 5 3600XT」は95Wです。30Wの差があります。「Core i5 7400」の放熱量は「Ryzen 5 3600XT」に比べて比較的小さいです。最大放熱量の小ささランキングで比べると2005製品の中で「Core i5 7400」は706位で「Ryzen 5 3600XT」は1203位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

CPU自体の発熱を少なくできる点で「Core i5 7400」の方が良いです。「Core i5 7400」は熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用するのにややおすすめです。実際の利用を想定したとき「Core i5 7400」と「Ryzen 5 3600XT」の体感上の違いはどちらかといえば大きいです。「Core i5 7400」は「Ryzen 5 3600XT」よりいいでしょう。ただ決定的といえるくらいの差はないです。

TDP評価
Ryzen 5 3600XT
95W49/100
Core i5 7400
65W76/100

「Ryzen 5 3600XT」と「Core i5 7400」の違いを表で比較する

Ryzen 5 3600XTCore i5 7400
Ryzen 5 3600XTCore i5 7400
基本情報
シリーズ名 - Kaby Lake-S
内蔵グラフィックス - Intel HD Graphics 630
ソケットの形状Socket AM4LGA1151
TDP95W65W
CPU性能
通常利用時の最大周波数3.8GHz3GHz
ブースト時の最大周波数4.5GHz3.5GHz
二次キャッシュ対応 -
二次キャッシュ3MB -
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ32MB6MB
コア数6コア4コア
マルチスレッド対応 -
スレッド数12スレッド4スレッド

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