Core i3 10100 と Core i9 10900F はどっちがおすすめなのか?違いや差を徹底検証しました

作成日時: 2020-06-17 19:23:59、更新日時: 2021-10-20 22:13:01

Core i9 10900FCore i3 10100
Core i9 10900FCore i3 10100
Core i9 10900FCore i3 10100
Core i9 10900FCore i3 10100
総合評価:

68.4/100

(総合: 34位)

53.1/100

(総合: 307位)

TDP
76/100
76/100
通常利用時の最大周波数
30/100
80/100
ブースト時の最大周波数
98/100
67/100
三次キャッシュ
69/100
24/100
コア数
68/100
35/100
スレッド数
66/100
34/100

Core i3 10100 と比較して Core i9 10900F を選ぶメリット

  • ブースト時の周波数

    98.7点(5.2GHz) vs 67点(4.3GHz)

  • 三次キャッシュ

    69.2点(20MB) vs 24.8点(6MB)

  • コア数

    68.6点(10コア) vs 35.2点(4コア)

  • スレッド数

    66.5点(20スレッド) vs 34.7点(8スレッド)

Core i9 10900F と比較して Core i3 10100 を選ぶメリット

  • 定格周波数

    30.3点(2.8GHz) vs 80点(3.6GHz)

「Core i9 10900F」と「Core i3 10100」を徹底比較する

CPU性能について「Core i9 10900F」と「Core i3 10100」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について比べると「Core i3 10100」は3.6GHzであるのに対して「Core i9 10900F」は2.8GHzです。0.8GHzの差があります。「Core i9 10900F」の定格クロック数と比べて「Core i3 10100」はとても高いです。定格周波数ランキングで比べると全2150製品中「Core i3 10100」は209位であるのに対し「Core i9 10900F」は965位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

「Core i3 10100」はデータやアクセス処理を高速化できる点で「Core i9 10900F」よりも秀でています。「Core i3 10100」は複数の作業、アプリケーションを同時に処理するのに非常に向いています。実際の利用を考えると「Core i9 10900F」と「Core i3 10100」は体感値として遥かに大きい差があります。「Core i3 10100」に決める上で一つの主な判断材料となるでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Core i9 10900F
2.8GHz30/100
Core i3 10100
3.6GHz80/100

ブースト時の最大周波数について

ブースト時の最大周波数が高いCPUは3Dゲームなどで高い処理能力を維持できる点で使い勝手が良いです。例えば動画のエンコードなど、CPU負荷の高い作業をするようなときにおすすめです。

ブースト時の最大周波数について比べると「Core i3 10100」は4.3GHzであり「Core i9 10900F」は5.2GHzです。0.9GHzもの差があります。ブースト時の最大周波数という角度で見ると「Core i3 10100」と比較して「Core i9 10900F」は非常に高いです。ブースト時のクロック数ランキングで比べると727製品の中で「Core i9 10900F」は40位で「Core i3 10100」は241位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

パソコンの処理速度を上げることができる点で「Core i9 10900F」の方が「Core i3 10100」よりも秀でています。消費電力や発熱を維持したまま処理速度をアップするのに「Core i9 10900F」はとても適しています。実際に利用する上で「Core i9 10900F」と「Core i3 10100」の実用上の違いはかなり大きいです。「Core i9 10900F」にする上で主な判断材料の一つとなると思います。

ブースト時の最大周波数評価
Core i9 10900F
5.2GHz98/100
Core i3 10100
4.3GHz67/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i3 10100」も「Core i9 10900F」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュについて「Core i9 10900F」と「Core i3 10100」を比べると「Core i9 10900F」は20MBに対して「Core i3 10100」は6MBです。14MBもの差があります。三次キャッシュという視点において「Core i9 10900F」は「Core i3 10100」より非常に多いキャッシュ容量です。三次キャッシュ容量の多さランキングで比べると全1194製品中「Core i9 10900F」は275位であるのに対し「Core i3 10100」は791位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

「Core i9 10900F」はRAMのアクセスや消費量を減らすことができため、パフォーマンス全体を向上させることができる点で「Core i3 10100」よりも秀でているでしょう。「Core i9 10900F」はよりCPUのポテンシャルを引き出して快適に使用するのにかなり向いています。実際に使う場面で「Core i3 10100」と比べて「Core i9 10900F」は遥かに秀でていると言えます。「Core i9 10900F」にする上で主な理由の一つになります。

三次キャッシュ評価
Core i9 10900F
20MB69/100
Core i3 10100
6MB24/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数について比べると「Core i3 10100」は4コアに対して「Core i9 10900F」は10コアです。6コアの違いがあります。「Core i3 10100」より「Core i9 10900F」の方がとてもコア数が多いです。コア数の多さランキングで比べると2152製品の中で「Core i9 10900F」は248位で「Core i3 10100」は680位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

一つのタスクについて並列で処理することで高速で処理したり、多くのタスクを同時に実行出来る点で「Core i9 10900F」の方が秀でていると言えます。「Core i9 10900F」は同時に出来る処理作業を増やすことが出来るので、一度に色んなアプリを起動するのにかなりオススメです。実際に使う場面で「Core i3 10100」と「Core i9 10900F」の体感値としての差は遥かに大きいです。「Core i9 10900F」を選ぶための一つの重要な決め手となると思います。

コア数評価
Core i9 10900F
10コア68/100
Core i3 10100
4コア35/100

マルチスレッド対応について

マルチスレッドに対応しているCPUは複数同時処理で作業できる点で優れています。例えばパソコンの複数の処理を効率的に並行実施するといったようなケースで役立ちます。

「Core i3 10100」も「Core i9 10900F」もマルチスレッドに対応しているCPUです。そのため高度な演算処理や、多数のプログラムを同時に処理できる点で秀でています。どちらも複数の作業を処理効率を保ちながら同時進行するのに適しています。

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。

スレッド数について「Core i3 10100」と「Core i9 10900F」を比べると「Core i3 10100」は8スレッドであり「Core i9 10900F」は20スレッドです。12スレッドもの差があります。「Core i3 10100」と比べて「Core i9 10900F」は非常に多いです。スレッド数の多さランキングで比べると804製品の中で「Core i9 10900F」は207位で「Core i3 10100」は443位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

待ち時間・バッファーが多いタスクを同時に実行する際に効率的に処理できる点で「Core i9 10900F」の方が優れているでしょう。「Core i9 10900F」は複数のアプリケーションを同時にストレスなく実行するのに非常におすすめです。実際に使うことを想定したとき「Core i3 10100」と比べて「Core i9 10900F」はとても優れていると言えます。「Core i9 10900F」を選ぶ主な判断材料の一つになります。

スレッド数評価
Core i9 10900F
20スレッド66/100
Core i3 10100
8スレッド34/100

基本情報について「Core i9 10900F」と「Core i3 10100」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPを「Core i9 10900F」と「Core i3 10100」を比べると「Core i9 10900F」は65Wに対して「Core i3 10100」は65Wです。「Core i3 10100」も「Core i9 10900F」も違いはほぼゼロと言えます。最大放熱量の小ささランキングで見てみると2005製品中「Core i9 10900F」は461位で「Core i3 10100」は545位です。ほとんど差は無いと言えます。

実用上の差はありません。ほかの観点から比較するほうがよいでしょう。

TDP評価
Core i9 10900F
65W76/100
Core i3 10100
65W76/100

「Core i9 10900F」と「Core i3 10100」の違いを表で比較する

Core i9 10900FCore i3 10100
画像Core i9 10900FCore i3 10100
シリーズ名Comet LakeComet Lake
内蔵グラフィックス - Intel UHD Graphics 630
ソケットの形状LGA1200LGA1200
TDP65W65W
通常利用時の最大周波数2.8GHz3.6GHz
ブースト時の最大周波数5.2GHz4.3GHz
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ20MB6MB
コア数10コア4コア
マルチスレッド対応
スレッド数20スレッド8スレッド
バススピード8GT/s -
対応最大メモリー128GB -
TCase100℃ -

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TDP:125W, 通常利用時の最大周波数:3.7GHz, ブースト時の最大周波数:5.3GHz, 三次キャッシュ:20MB, コア数:10コア, スレッド数:20スレッド

TDP:62W, 通常利用時の最大周波数:3.7GHz, ブースト時の最大周波数:4.3GHz, 三次キャッシュ:8MB, コア数:4コア, スレッド数:4スレッド

TDP:120W, 通常利用時の最大周波数:3.6GHz, ブースト時の最大周波数:3.9GHz, 三次キャッシュ:8MB, コア数:4コア, スレッド数:8スレッド

TDP:95W, 通常利用時の最大周波数:3.8GHz, ブースト時の最大周波数:4.5GHz, 二次キャッシュ:3MB, 三次キャッシュ:32MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

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TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.6GHz, ブースト時の最大周波数:3.9GHz, 二次キャッシュ:2MB, 三次キャッシュ:16MB, コア数:4コア, スレッド数:8スレッド

TDP:125W, 通常利用時の最大周波数:3.7GHz, ブースト時の最大周波数:5.3GHz, 三次キャッシュ:20MB, コア数:10コア, スレッド数:20スレッド

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:2.9GHz, ブースト時の最大周波数:4.8GHz, 三次キャッシュ:16MB, コア数:8コア, スレッド数:16スレッド

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.1GHz, ブースト時の最大周波数:4.5GHz, 三次キャッシュ:12MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.3GHz, ブースト時の最大周波数:4.8GHz, 三次キャッシュ:12MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:2.8GHz, ブースト時の最大周波数:5.2GHz, 三次キャッシュ:20MB, コア数:10コア, スレッド数:20スレッド

TDP:125W, 通常利用時の最大周波数:4.1GHz, ブースト時の最大周波数:4.8GHz, 三次キャッシュ:12MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

TDP:125W, 通常利用時の最大周波数:4.1GHz, ブースト時の最大周波数:4.8GHz, 三次キャッシュ:12MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

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