Core i5 3470 と Core i7 10700F の違いや差は?選ぶならどちらがおすすめ?

作成日時: 2020-06-17 14:14:56、更新日時: 2021-10-20 21:34:39

Core i7 10700FCore i5 3470
Core i7 10700FCore i5 3470
Core i7 10700FCore i5 3470
Core i7 10700FCore i5 3470
総合評価:
TDPrating-image3.8
65W
rating-image3.2
77W
通常利用時の最大周波数rating-image1.7
2.9GHz
rating-image2.5
3.2GHz
三次キャッシュrating-image3.0
16MB
rating-image1.2
6MB
コア数rating-image3.0
8コア
rating-image1.8
4コア

Core i5 3470 と比較して Core i7 10700F を選ぶメリット

  • 三次キャッシュ

    61点(16MB) vs 24.8点(6MB)

  • コア数

    60.5点(8コア) vs 35.2点(4コア)

  • マルチスレッド対応

Core i7 10700F と比較して Core i5 3470 を選ぶメリット

  • 定格周波数

    34.7点(2.9GHz) vs 50.8点(3.2GHz)

「Core i7 10700F」と「Core i5 3470」を徹底比較する

基本情報について「Core i7 10700F」と「Core i5 3470」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Core i7 10700F」は65Wで「Core i5 3470」は77Wです。12Wもの差があります。「Core i5 3470」と比べて「Core i7 10700F」はかなり小さいです。最大放熱量の小ささランキングで比べると2005製品の中で「Core i7 10700F」は483位で「Core i5 3470」は915位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

「Core i7 10700F」はCPU自体の発熱を少なくできる点で「Core i5 3470」よりも優れていると言えます。熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用するのに「Core i7 10700F」はかなりオススメです。実際の利用を想定したとき「Core i7 10700F」の方が「Core i5 3470」よりも非常に優れているでしょう。「Core i7 10700F」を選ぶ上で重要な判断材料の一つとなるでしょう。

TDP評価
Core i7 10700F
65W76/100
Core i5 3470
77W64/100

CPU性能について「Core i7 10700F」と「Core i5 3470」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について「Core i5 3470」と「Core i7 10700F」を比較すると「Core i5 3470」は3.2GHzに対して「Core i7 10700F」は2.9GHzです。0.3GHzの差があります。「Core i7 10700F」の定格クロック数と比べて「Core i5 3470」は比較的高いです。定格周波数ランキングで比較すると全2150製品のなかで「Core i5 3470」は588位で「Core i7 10700F」は910位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

データやアクセス処理を高速化できる点で「Core i7 10700F」より「Core i5 3470」の方がよいです。CPUの処理速度を高速化するのに「Core i5 3470」は多少おすすめです。実際に使う場面で「Core i5 3470」と「Core i7 10700F」の実用においての違いは比較的大きいです。「Core i5 3470」は「Core i7 10700F」よりいいですが決め手になるほどの差はないでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Core i7 10700F
2.9GHz34/100
Core i5 3470
3.2GHz50/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i5 3470」も「Core i7 10700F」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュについて「Core i7 10700F」と「Core i5 3470」を比べると「Core i7 10700F」は16MBに対して「Core i5 3470」は6MBです。10MBもの差があります。三次キャッシュという視点において「Core i7 10700F」は「Core i5 3470」より非常に多いキャッシュ容量です。三次キャッシュ容量の多さランキングで比べると全1194製品中「Core i7 10700F」は370位であるのに対し「Core i5 3470」は822位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

「Core i7 10700F」は中間の計算結果を多く待避出来るので、複雑な計算をより早くできる点で「Core i5 3470」よりも優れていると言えます。「Core i7 10700F」はよりCPUのポテンシャルを引き出して快適に使用するのにかなり向いています。実際に使う場面で「Core i5 3470」と比べて「Core i7 10700F」は遥かに秀でていると言えます。「Core i7 10700F」にする上で主な理由の一つになります。

三次キャッシュ評価
Core i7 10700F
16MB60/100
Core i5 3470
6MB24/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数を比べると「Core i7 10700F」は8コアであるのに対して「Core i5 3470」は4コアです。4コアの差があります。「Core i5 3470」と比べて「Core i7 10700F」はややコア数が多いです。コア数の多さランキングで比べると2152製品の中で「Core i7 10700F」は323位で「Core i5 3470」は856位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

「Core i7 10700F」は一つのタスクについて並列で処理することで高速で処理したり、多くのタスクを同時に実行出来る点で「Core i5 3470」よりも多少優れているかもしれません。「Core i7 10700F」は複数の動画のエンコードのような作業をするのにややおススメです。実際に使うことを想定したとき「Core i7 10700F」と「Core i5 3470」は体感上多少大きい違いがあります。「Core i7 10700F」は「Core i5 3470」よりいいと言えます。ただ決定的に優れていると言える程の差はありません。

コア数評価
Core i7 10700F
8コア60/100
Core i5 3470
4コア35/100

「Core i7 10700F」と「Core i5 3470」の違いを表で比較する

Core i7 10700FCore i5 3470
Core i7 10700FCore i5 3470
基本情報
シリーズ名Comet LakeIvy Bridge
ソケットの形状LGA1200LGA1155
TDP65W77W
CPU性能
通常利用時の最大周波数2.9GHz3.2GHz
ブースト時の最大周波数4.8GHz -
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ16MB6MB
コア数8コア4コア
マルチスレッド対応 -
スレッド数16スレッド -

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