Core i5 9500F と Core i5 10600K の違いや差は?選ぶならどちらがおすすめ?

作成日時: 2020-06-01 17:27:45、更新日時: 2021-10-20 22:23:41

Core i5 10600KCore i5 9500F
Core i5 10600KCore i5 9500F
Core i5 10600KCore i5 9500F
Core i5 10600KCore i5 9500F
総合評価:

62.5/100

(総合: 203位)

51.1/100

(総合: 328位)

TDP
30/100
76/100
通常利用時の最大周波数
98/100
39/100
ブースト時の最大周波数
97/100
75/100
三次キャッシュ
50/100
39/100
コア数
50/100
50/100
スレッド数
48/100
24/100

Core i5 9500F と比較して Core i5 10600K を選ぶメリット

  • 定格周波数

    98.1点(4.1GHz) vs 39.6点(3GHz)

  • ブースト時の周波数

    98点(4.8GHz) vs 75.5点(4.4GHz)

  • 三次キャッシュ

    50.3点(12MB) vs 39.7点(9MB)

  • スレッド数

    48.8点(12スレッド) vs 24.7点(6スレッド)

  • マルチスレッド対応

Core i5 10600K と比較して Core i5 9500F を選ぶメリット

    -

「Core i5 10600K」と「Core i5 9500F」を徹底比較する

基本情報について「Core i5 10600K」と「Core i5 9500F」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Core i5 9500F」は65Wで「Core i5 10600K」は125Wです。60Wもの差があります。「Core i5 10600K」と比べて「Core i5 9500F」はかなり小さいです。最大放熱量の小ささランキングで比べると全2005製品中「Core i5 9500F」は555位であるのに対し「Core i5 10600K」は1639位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

「Core i5 9500F」はCPU自体の発熱を少なくできる点で「Core i5 10600K」よりも優れていると言えます。熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用するのに「Core i5 9500F」はかなりオススメです。実際の利用を想定したとき「Core i5 9500F」の方が「Core i5 10600K」よりも非常に優れているでしょう。「Core i5 9500F」を選ぶ上で重要な判断材料の一つとなるでしょう。

TDP評価
Core i5 10600K
125W30/100
Core i5 9500F
65W76/100

CPU性能について「Core i5 10600K」と「Core i5 9500F」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について比べると「Core i5 10600K」は4.1GHzであるのに対して「Core i5 9500F」は3GHzです。1GHzの差があります。「Core i5 9500F」の定格クロック数と比べて「Core i5 10600K」はとても高いです。定格周波数ランキングで比べると全2150製品中「Core i5 10600K」は25位であるのに対し「Core i5 9500F」は779位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

「Core i5 10600K」はデータやアクセス処理を高速化できる点で「Core i5 9500F」よりも秀でています。「Core i5 10600K」は複数の作業、アプリケーションを同時に処理するのに非常に向いています。実際の利用を考えると「Core i5 9500F」と「Core i5 10600K」は体感値として遥かに大きい差があります。「Core i5 10600K」に決める上で一つの主な判断材料となるでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Core i5 10600K
4.1GHz98/100
Core i5 9500F
3GHz39/100

ブースト時の最大周波数について

ブースト時の最大周波数が高いCPUは3Dゲームなどで高い処理能力を維持できる点で使い勝手が良いです。例えば動画のエンコードなど、CPU負荷の高い作業をするようなときにおすすめです。

ブースト時の最大周波数について比べると「Core i5 9500F」は4.4GHzであり「Core i5 10600K」は4.8GHzです。0.3GHzもの差があります。ブースト時の最大周波数という角度で見ると「Core i5 9500F」と比較して「Core i5 10600K」は非常に高いです。ブースト時のクロック数ランキングで比較すると全727製品のなかで「Core i5 10600K」は112位で「Core i5 9500F」は215位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

パソコンの処理速度を上げることができる点で「Core i5 10600K」の方が「Core i5 9500F」よりも秀でています。消費電力や発熱を維持したまま処理速度をアップするのに「Core i5 10600K」はとても適しています。実際に利用する上で「Core i5 10600K」と「Core i5 9500F」の実用上の違いはかなり大きいです。「Core i5 10600K」にする上で主な判断材料の一つとなると思います。

ブースト時の最大周波数評価
Core i5 10600K
4.8GHz97/100
Core i5 9500F
4.4GHz75/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i5 9500F」も「Core i5 10600K」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュを比較すると「Core i5 10600K」は12MBで「Core i5 9500F」は9MBです。「Core i5 10600K」のキャッシュ容量の方が「Core i5 9500F」よりも多少多いです。三次キャッシュ容量の多さランキングで見てみると1194製品中「Core i5 10600K」は479位で「Core i5 9500F」は568位です。ほとんど差は無いと言えます。

RAMのアクセスや消費量を減らすことができため、パフォーマンス全体を向上させることができる点で「Core i5 9500F」より「Core i5 10600K」の方が無難でしょう。しかしながらよりCPUのポテンシャルを引き出して快適に使用する場合でも基本的にどちらを選んでも大したことはないくらいの差だと思います。数値としては「Core i5 10600K」の方が多いですが通常利用において気にするほどの違いはほぼないでしょう。

三次キャッシュ評価
Core i5 10600K
12MB50/100
Core i5 9500F
9MB39/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数について「Core i5 9500F」と「Core i5 10600K」を比較すると「Core i5 9500F」は6コアであり「Core i5 10600K」は6コアです。コア数について「Core i5 10600K」も「Core i5 9500F」もほとんど同じと言えます。コア数の多さランキングで見てみると2152製品中「Core i5 10600K」は462位で「Core i5 9500F」は483位です。ほとんど差は無いと言えます。

体感できるほどの差は無いです。他の視点から見て選択する方がよいでしょう。

コア数評価
Core i5 10600K
6コア50/100
Core i5 9500F
6コア50/100

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。

スレッド数について「Core i5 9500F」と「Core i5 10600K」を比べると「Core i5 9500F」は6スレッドであり「Core i5 10600K」は12スレッドです。6スレッドもの差があります。「Core i5 9500F」と比べて「Core i5 10600K」は非常に多いです。スレッド数の多さランキングで比べると804製品の中で「Core i5 10600K」は358位で「Core i5 9500F」は553位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

待ち時間・バッファーが多いタスクを同時に実行する際に効率的に処理できる点で「Core i5 10600K」の方が優れているでしょう。「Core i5 10600K」は複数のアプリケーションを同時にストレスなく実行するのに非常におすすめです。実際に使うことを想定したとき「Core i5 9500F」と比べて「Core i5 10600K」はとても優れていると言えます。「Core i5 10600K」を選ぶ主な判断材料の一つになります。

スレッド数評価
Core i5 10600K
12スレッド48/100
Core i5 9500F
6スレッド24/100

「Core i5 10600K」と「Core i5 9500F」の違いを表で比較する

Core i5 10600KCore i5 9500F
Core i5 10600KCore i5 9500F
基本情報
シリーズ名Comet LakeCoffee Lake Refresh
内蔵グラフィックスIntel UHD Graphics 630 -
ソケットの形状LGA1200LGA1151
TDP125W65W
CPU性能
通常利用時の最大周波数4.1GHz3GHz
ブースト時の最大周波数4.8GHz4.4GHz
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ12MB9MB
コア数6コア6コア
マルチスレッド対応 -
スレッド数12スレッド6スレッド

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