Core i3 10100 と Core i7 10700K のレビュー。どちらがいい?

作成日時: 2020-05-31 16:01:18、更新日時: 2021-10-20 14:37:17

Core i3 10100Core i7 10700K
Core i3 10100Core i7 10700K

「Core i7 10700K」と「Core i3 10100」を比較したときの違いや差について評価/比較。何がどういう点で違うのでしょうか。重要な観点から詳しく解説比較。

Core i3 10100Core i7 10700K
Core i3 10100Core i7 10700K
総合評価:
TDPrating-image3.8
65W
rating-image1.5
125W
通常利用時の最大周波数rating-image4.0
3.6GHz
rating-image4.9
3.8GHz
ブースト時の最大周波数rating-image3.4
4.3GHz
rating-image4.9
5.1GHz
三次キャッシュrating-image1.2
6MB
rating-image3.0
16MB
コア数rating-image1.8
4コア
rating-image3.0
8コア
スレッド数rating-image1.7
8スレッド
rating-image2.9
16スレッド

Core i7 10700K と比較して Core i3 10100 を選ぶメリット

    -

Core i3 10100 と比較して Core i7 10700K を選ぶメリット

  • 定格周波数

    80点(3.6GHz) vs 97.8点(3.8GHz)

  • ブースト時の周波数

    67点(4.3GHz) vs 98.5点(5.1GHz)

  • 三次キャッシュ

    24.8点(6MB) vs 61点(16MB)

  • コア数

    35.2点(4コア) vs 60.5点(8コア)

  • スレッド数

    34.7点(8スレッド) vs 58.8点(16スレッド)

「Core i3 10100」と「Core i7 10700K」を徹底比較する

基本情報について「Core i3 10100」と「Core i7 10700K」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Core i3 10100」は65Wで「Core i7 10700K」は125Wです。60Wもの差があります。「Core i7 10700K」と比べて「Core i3 10100」はかなり小さいです。「Core i3 10100」はCPU自体の発熱を少なくできる点で「Core i7 10700K」よりも優れていると言えます。熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用するのに「Core i3 10100」はかなりオススメです。実際の利用を想定したとき「Core i3 10100」の方が「Core i7 10700K」よりも非常に優れているでしょう。「Core i3 10100」を選ぶ上で重要な判断材料の一つとなるでしょう。

TDP評価
Core i3 10100
65W76/100
Core i7 10700K
125W30/100

CPU性能について「Core i3 10100」と「Core i7 10700K」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について比べると「Core i7 10700K」は3.8GHzであるのに対して「Core i3 10100」は3.6GHzです。0.1GHzの差があります。「Core i3 10100」の定格クロック数と比べて「Core i7 10700K」はとても高いです。「Core i7 10700K」はデータやアクセス処理を高速化できる点で「Core i3 10100」よりも秀でています。CPUの処理速度を高速化するのに「Core i7 10700K」はとても向いています。実際の利用を考えると「Core i3 10100」と「Core i7 10700K」は体感値として遥かに大きい差があります。「Core i7 10700K」に決める上で一つの主な判断材料となるでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Core i3 10100
3.6GHz80/100
Core i7 10700K
3.8GHz97/100

ブースト時の最大周波数について

ブースト時の最大周波数が高いCPUは3Dゲームなどで高い処理能力を維持できる点で使い勝手が良いです。例えば動画のエンコードなど、CPU負荷の高い作業をするようなときにおすすめです。

ブースト時の最大周波数を比べると「Core i3 10100」は4.3GHzであり「Core i7 10700K」は5.1GHzです。0.7GHzの差があります。「Core i7 10700K」は「Core i3 10100」より比較的クロック数が高いです。「Core i7 10700K」は負荷のあるものを簡単に処理することができる点で「Core i3 10100」よりも良いです。消費電力や発熱を維持したまま処理速度をアップするのに「Core i7 10700K」は多少適しています。実際の利用において「Core i7 10700K」の方が「Core i3 10100」よりもどちらかといえばよいです。「Core i7 10700K」が良いと思われます。ただ決定的に優れているとまでは言えないでしょう。

ブースト時の最大周波数評価
Core i3 10100
4.3GHz67/100
Core i7 10700K
5.1GHz98/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i7 10700K」も「Core i3 10100」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュについて「Core i7 10700K」と「Core i3 10100」を比べると「Core i7 10700K」は16MBに対して「Core i3 10100」は6MBです。10MBもの差があります。三次キャッシュという視点において「Core i7 10700K」は「Core i3 10100」より非常に多いキャッシュ容量です。「Core i7 10700K」は中間の計算結果を多く待避出来るので、複雑な計算をより早くできる点で「Core i3 10100」よりも優れていると言えます。「Core i7 10700K」はよりCPUのポテンシャルを引き出して快適に使用するのにかなり向いています。実際に使う場面で「Core i3 10100」と比べて「Core i7 10700K」は遥かに秀でていると言えます。「Core i7 10700K」にする上で主な理由の一つになります。

三次キャッシュ評価
Core i3 10100
6MB24/100
Core i7 10700K
16MB60/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数について比べると「Core i3 10100」は4コアに対して「Core i7 10700K」は8コアです。4コアの違いがあります。「Core i3 10100」より「Core i7 10700K」の方がとてもコア数が多いです。一つのタスクについて並列で処理することで高速で処理したり、多くのタスクを同時に実行出来る点で「Core i7 10700K」の方が秀でていると言えます。「Core i7 10700K」は複数の動画のエンコードのような作業をするのにかなりオススメです。実際に使う場面で「Core i3 10100」と「Core i7 10700K」の体感値としての差は遥かに大きいです。「Core i7 10700K」を選ぶための一つの重要な決め手となると思います。

コア数評価
Core i3 10100
4コア35/100
Core i7 10700K
8コア60/100

マルチスレッド対応について

マルチスレッドに対応しているCPUは複数同時処理で作業できる点で優れています。例えばパソコンの複数の処理を効率的に並行実施するといったようなケースで役立ちます。

「Core i7 10700K」も「Core i3 10100」もマルチスレッドに対応しているCPUです。そのため多くのタスクを一つのコアで同時に実行できる点で優れています。どちらも複数の作業を処理効率を保ちながら同時進行するのに適しています。

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。

スレッド数について「Core i3 10100」と「Core i7 10700K」を比べると「Core i3 10100」は8スレッドであり「Core i7 10700K」は16スレッドです。8スレッドもの差があります。「Core i3 10100」と比べて「Core i7 10700K」は非常に多いです。待ち時間・バッファーが多いタスクを同時に実行する際に効率的に処理できる点で「Core i7 10700K」の方が優れているでしょう。「Core i7 10700K」は複数のアプリケーションを同時にストレスなく実行するのに非常におすすめです。実際に使うことを想定したとき「Core i3 10100」と比べて「Core i7 10700K」はとても優れていると言えます。「Core i7 10700K」を選ぶ主な判断材料の一つになります。

スレッド数評価
Core i3 10100
8スレッド34/100
Core i7 10700K
16スレッド58/100

「Core i3 10100」と「Core i7 10700K」の違いを表で比較する

Core i3 10100Core i7 10700K
Core i3 10100Core i7 10700K
基本情報
シリーズ名Comet LakeComet Lake
内蔵グラフィックスIntel UHD Graphics 630Intel UHD Graphics 630
ソケットの形状LGA1200LGA1200
TDP65W125W
CPU性能
通常利用時の最大周波数3.6GHz3.8GHz
ブースト時の最大周波数4.3GHz5.1GHz
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ6MB16MB
コア数4コア8コア
マルチスレッド対応
スレッド数8スレッド16スレッド

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