Core i3 10100 と Core i3 6100T の違いを徹底比較。詳しい評価をまとめました

作成日時: 2020-05-31 17:15:03、更新日時: 2021-10-20 15:51:02

Core i3 10100Core i3 6100T
Core i3 10100Core i3 6100T
Core i3 10100Core i3 6100T
Core i3 10100Core i3 6100T
総合評価:

53.1/100

(総合: 307位)

33.9/100

(総合: 688位)

TDP
76/100
98/100
通常利用時の最大周波数
80/100
50/100
コア数
35/100
10/100
スレッド数
34/100
10/100

Core i3 6100T と比較して Core i3 10100 を選ぶメリット

  • 定格周波数

    80点(3.6GHz) vs 50.8点(3.2GHz)

  • 三次キャッシュ

    24.8点(6MB) vs 0点(3MB)

  • コア数

    35.2点(4コア) vs 10点(2コア)

  • スレッド数

    34.7点(8スレッド) vs 10.6点(4スレッド)

Core i3 10100 と比較して Core i3 6100T を選ぶメリット

    -

「Core i3 10100」と「Core i3 6100T」を徹底比較する

CPU性能について「Core i3 10100」と「Core i3 6100T」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について比べると「Core i3 10100」は3.6GHzであるのに対して「Core i3 6100T」は3.2GHzです。0.3GHzの差があります。「Core i3 6100T」の定格クロック数と比べて「Core i3 10100」はとても高いです。定格周波数ランキングで比較すると全2150製品のなかで「Core i3 10100」は209位で「Core i3 6100T」は612位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

「Core i3 10100」はデータやアクセス処理を高速化できる点で「Core i3 6100T」よりも秀でています。CPUの処理速度を高速化するのに「Core i3 10100」はとても向いています。実際の利用を考えると「Core i3 6100T」と「Core i3 10100」は体感値として遥かに大きい差があります。「Core i3 10100」に決める上で一つの主な判断材料となるでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Core i3 10100
3.6GHz80/100
Core i3 6100T
3.2GHz50/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i3 6100T」も「Core i3 10100」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュについて「Core i3 10100」と「Core i3 6100T」を比べると「Core i3 10100」は6MBに対して「Core i3 6100T」は3MBです。3MBもの差があります。三次キャッシュという視点において「Core i3 10100」は「Core i3 6100T」より非常に多いキャッシュ容量です。三次キャッシュ容量の多さランキングで比べると1194製品の中で「Core i3 10100」は791位で「Core i3 6100T」は1100位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

「Core i3 10100」は中間の計算結果を多く待避出来るので、複雑な計算をより早くできる点で「Core i3 6100T」よりも優れていると言えます。「Core i3 10100」はよりCPUのポテンシャルを引き出して快適に使用するのにかなり向いています。実際に使う場面で「Core i3 6100T」と比べて「Core i3 10100」は遥かに秀でていると言えます。「Core i3 10100」にする上で主な理由の一つになります。

三次キャッシュ評価
Core i3 10100
6MB24/100
Core i3 6100T
3MB0/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数について比べると「Core i3 6100T」は2コアに対して「Core i3 10100」は4コアです。2コアの違いがあります。「Core i3 6100T」より「Core i3 10100」の方がとてもコア数が多いです。コア数の多さランキングで比べると全2152製品中「Core i3 10100」は680位であるのに対し「Core i3 6100T」は1434位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

一つのタスクについて並列で処理することで高速で処理したり、多くのタスクを同時に実行出来る点で「Core i3 10100」の方が秀でていると言えます。「Core i3 10100」は複数の動画のエンコードのような作業をするのにかなりオススメです。実際に使う場面で「Core i3 6100T」と「Core i3 10100」の体感値としての差は遥かに大きいです。「Core i3 10100」を選ぶための一つの重要な決め手となると思います。

コア数評価
Core i3 10100
4コア35/100
Core i3 6100T
2コア10/100

マルチスレッド対応について

マルチスレッドに対応しているCPUは複数同時処理で作業できる点で優れています。例えばパソコンの複数の処理を効率的に並行実施するといったようなケースで役立ちます。

「Core i3 6100T」も「Core i3 10100」もマルチスレッドに対応しているCPUです。そのため多くのタスクを一つのコアで同時に実行できる点で優れています。どちらも複数の作業を処理効率を保ちながら同時進行するのに適しています。

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。

スレッド数を「Core i3 6100T」と「Core i3 10100」を比べると「Core i3 6100T」は4スレッドに対して「Core i3 10100」は8スレッドです。4スレッドの差があります。「Core i3 10100」は「Core i3 6100T」に比べて比較的スレッド数が多いです。スレッド数の多さランキングで比べると804製品の中で「Core i3 10100」は443位で「Core i3 6100T」は645位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

待ち時間・バッファーが多いタスクを同時に実行する際に効率的に処理できる点で「Core i3 10100」の方が「Core i3 6100T」よりも多少優れているかもしれません。「Core i3 10100」は複数のアプリケーションを同時にストレスなく実行するのに多少適しています。実際に使う場面で「Core i3 10100」と「Core i3 6100T」は体感上やや大きい差があります。「Core i3 6100T」より「Core i3 10100」が良いですが、非常に優れているとまでは言えません。

スレッド数評価
Core i3 10100
8スレッド34/100
Core i3 6100T
4スレッド10/100

基本情報について「Core i3 10100」と「Core i3 6100T」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Core i3 6100T」は35Wで「Core i3 10100」は65Wです。30Wもの差があります。「Core i3 10100」と比べて「Core i3 6100T」はかなり小さいです。最大放熱量の小ささランキングで比較すると全2005製品のなかで「Core i3 6100T」は156位で「Core i3 10100」は545位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

「Core i3 6100T」はCPU自体の発熱を少なくできる点で「Core i3 10100」よりも優れていると言えます。熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用するのに「Core i3 6100T」はかなりオススメです。実際の利用を想定したとき「Core i3 6100T」の方が「Core i3 10100」よりも非常に優れているでしょう。「Core i3 6100T」を選ぶ上で重要な判断材料の一つとなるでしょう。

TDP評価
Core i3 10100
65W76/100
Core i3 6100T
35W98/100

「Core i3 10100」と「Core i3 6100T」の違いを表で比較する

Core i3 10100Core i3 6100T
画像Core i3 10100Core i3 6100T
シリーズ名Comet LakeSkylake
内蔵グラフィックスIntel UHD Graphics 630Intel HD Graphics 530
ソケットの形状LGA1200LGA1151
TDP65W35W
通常利用時の最大周波数3.6GHz3.2GHz
ブースト時の最大周波数4.3GHz -
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ6MB3MB
コア数4コア2コア
マルチスレッド対応
スレッド数8スレッド4スレッド

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