Core i5 6600K と Core i5 10600 の違いや差は?選ぶならどちらがおすすめ?

作成日時: 2020-05-28 19:58:08、更新日時: 2021-10-20 18:58:54

Core i5 10600Core i5 6600K
Core i5 10600Core i5 6600K
Core i5 10600Core i5 6600K
Core i5 10600Core i5 6600K
総合評価:
TDPrating-image3.8
65W
rating-image2.6
91W
通常利用時の最大周波数rating-image2.9
3.3GHz
rating-image3.6
3.5GHz
ブースト時の最大周波数rating-image4.9
4.8GHz
rating-image2.0
3.9GHz
三次キャッシュrating-image2.5
12MB
rating-image1.2
6MB
コア数rating-image2.5
6コア
rating-image1.8
4コア
スレッド数rating-image2.4
12スレッド
rating-image1
4スレッド

Core i5 6600K と比較して Core i5 10600 を選ぶメリット

  • ブースト時の周波数

    98点(4.8GHz) vs 40.3点(3.9GHz)

  • 三次キャッシュ

    50.3点(12MB) vs 24.8点(6MB)

  • コア数

    50点(6コア) vs 35.2点(4コア)

  • スレッド数

    48.8点(12スレッド) vs 10.6点(4スレッド)

  • マルチスレッド対応

Core i5 10600 と比較して Core i5 6600K を選ぶメリット

  • 定格周波数

    57.2点(3.3GHz) vs 71.8点(3.5GHz)

「Core i5 10600」と「Core i5 6600K」を徹底比較する

CPU性能について「Core i5 10600」と「Core i5 6600K」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について「Core i5 6600K」と「Core i5 10600」を比較すると「Core i5 6600K」は3.5GHzに対して「Core i5 10600」は3.3GHzです。0.2GHzの差があります。「Core i5 10600」の定格クロック数と比べて「Core i5 6600K」は比較的高いです。定格周波数ランキングで見てみると2150製品中「Core i5 10600」は487位で「Core i5 6600K」は343位です。ほとんど差は無いと言えます。

データやアクセス処理を高速化できる点で「Core i5 10600」より「Core i5 6600K」の方がよいです。「Core i5 6600K」は複数の作業、アプリケーションを同時に処理するのに比較的おススメです。実際に使う場面で「Core i5 6600K」と「Core i5 10600」の実用においての違いは比較的大きいです。「Core i5 6600K」は「Core i5 10600」よりいいですが決め手になるほどの差はないでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Core i5 10600
3.3GHz57/100
Core i5 6600K
3.5GHz71/100

ブースト時の最大周波数について

ブースト時の最大周波数が高いCPUは3Dゲームなどで高い処理能力を維持できる点で使い勝手が良いです。例えば動画のエンコードなど、CPU負荷の高い作業をするようなときにおすすめです。

ブースト時の最大周波数について比べると「Core i5 6600K」は3.9GHzであり「Core i5 10600」は4.8GHzです。0.8GHzもの差があります。ブースト時の最大周波数という角度で見ると「Core i5 6600K」と比較して「Core i5 10600」は非常に高いです。ブースト時のクロック数ランキングで比べると全727製品中「Core i5 10600」は107位であるのに対し「Core i5 6600K」は368位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

負荷のあるものを簡単に処理することができる点で「Core i5 10600」の方が秀でているでしょう。消費電力や発熱を維持したまま処理速度をアップするのに「Core i5 10600」はとても適しています。実際に利用する上で「Core i5 10600」と「Core i5 6600K」の実用上の違いはかなり大きいです。「Core i5 10600」にする上で主な判断材料の一つとなると思います。

ブースト時の最大周波数評価
Core i5 10600
4.8GHz97/100
Core i5 6600K
3.9GHz40/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i5 6600K」も「Core i5 10600」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュについて「Core i5 10600」と「Core i5 6600K」を比べると「Core i5 10600」は12MBに対して「Core i5 6600K」は6MBです。6MBもの差があります。三次キャッシュという視点において「Core i5 10600」は「Core i5 6600K」より非常に多いキャッシュ容量です。三次キャッシュ容量の多さランキングで比べると全1194製品中「Core i5 10600」は454位であるのに対し「Core i5 6600K」は851位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

「Core i5 10600」は中間の計算結果を多く待避出来るので、複雑な計算をより早くできる点で「Core i5 6600K」よりも優れていると言えます。「Core i5 10600」はよりCPUのポテンシャルを引き出して快適に使用するのにかなり向いています。実際に使う場面で「Core i5 6600K」と比べて「Core i5 10600」は遥かに秀でていると言えます。「Core i5 10600」にする上で主な理由の一つになります。

三次キャッシュ評価
Core i5 10600
12MB50/100
Core i5 6600K
6MB24/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数を比べると「Core i5 10600」は6コアであるのに対して「Core i5 6600K」は4コアです。2コアの差があります。「Core i5 6600K」と比べて「Core i5 10600」はややコア数が多いです。コア数の多さランキングで比べると2152製品の中で「Core i5 10600」は439位で「Core i5 6600K」は952位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

「Core i5 10600」は一つのタスクについて並列で処理することで高速で処理したり、多くのタスクを同時に実行出来る点で「Core i5 6600K」よりも多少優れているかもしれません。「Core i5 10600」は同時に出来る処理作業を増やすことが出来るので、一度に色んなアプリを起動するのに多少おすすめです。実際に使うことを想定したとき「Core i5 10600」と「Core i5 6600K」は体感上多少大きい違いがあります。「Core i5 10600」は「Core i5 6600K」よりいいと言えます。ただ決定的に優れていると言える程の差はありません。

コア数評価
Core i5 10600
6コア50/100
Core i5 6600K
4コア35/100

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。

スレッド数について「Core i5 6600K」と「Core i5 10600」を比べると「Core i5 6600K」は4スレッドであり「Core i5 10600」は12スレッドです。8スレッドもの差があります。「Core i5 6600K」と比べて「Core i5 10600」は非常に多いです。スレッド数の多さランキングで比べると全804製品中「Core i5 10600」は336位であるのに対し「Core i5 6600K」は652位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

待ち時間・バッファーが多いタスクを同時に実行する際に効率的に処理できる点で「Core i5 10600」の方が優れているでしょう。「Core i5 10600」は複数のアプリケーションを同時にストレスなく実行するのに非常におすすめです。実際に使うことを想定したとき「Core i5 6600K」と比べて「Core i5 10600」はとても優れていると言えます。「Core i5 10600」を選ぶ主な判断材料の一つになります。

スレッド数評価
Core i5 10600
12スレッド48/100
Core i5 6600K
4スレッド10/100

基本情報について「Core i5 10600」と「Core i5 6600K」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Core i5 10600」は65Wで「Core i5 6600K」は91Wです。26Wもの差があります。「Core i5 6600K」と比べて「Core i5 10600」はかなり小さいです。最大放熱量の小ささランキングで比べると全2005製品中「Core i5 10600」は487位であるのに対し「Core i5 6600K」は1192位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

「Core i5 10600」はCPU自体の発熱を少なくできる点で「Core i5 6600K」よりも優れていると言えます。熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用するのに「Core i5 10600」はかなりオススメです。実際の利用を想定したとき「Core i5 10600」の方が「Core i5 6600K」よりも非常に優れているでしょう。「Core i5 10600」を選ぶ上で重要な判断材料の一つとなるでしょう。

TDP評価
Core i5 10600
65W76/100
Core i5 6600K
91W52/100

「Core i5 10600」と「Core i5 6600K」の違いを表で比較する

Core i5 10600Core i5 6600K
Core i5 10600Core i5 6600K
基本情報
シリーズ名Comet LakeSkylake
内蔵グラフィックスIntel UHD Graphics 630Intel HD Graphics 530
ソケットの形状LGA1200LGA1151
TDP65W91W
CPU性能
通常利用時の最大周波数3.3GHz3.5GHz
ブースト時の最大周波数4.8GHz3.9GHz
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ12MB6MB
コア数6コア4コア
マルチスレッド対応 -
スレッド数12スレッド4スレッド

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