Core i5 8500 と Core i5 10600 を比べてどちらの評価が良いか。重要な特徴を幅広くまとめてみました
作成日時: 2020-05-28 20:38:22
「Core i5 10600」と「Core i5 8500」についてどちらの評価が優れているかについて詳しく解説。使い勝手や利便性について評価・比較しました。どちらのCPUを選んだらいいのか悩んでいるならお勧めします。
Core i5 10600 | Core i5 8500 | |||
総合評価: | 63.5/100 (総合: 118位) | 47.2/100 (総合: 410位) | ||
TDP | 76/100 | 76/100 | ||
通常利用時の最大周波数 | 57/100 | 39/100 | ||
ブースト時の最大周波数 | 97/100 | 52/100 | ||
三次キャッシュ | 50/100 | 39/100 | ||
コア数 | 50/100 | 50/100 | ||
スレッド数 | 48/100 | 24/100 | ||
「Core i5 10600」と「Core i5 8500」を徹底比較する
基本情報について「Core i5 10600」と「Core i5 8500」を比較
TDPについて
TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。
TDPを「Core i5 10600」と「Core i5 8500」を比べると「Core i5 10600」は65Wに対して「Core i5 8500」は65Wです。「Core i5 8500」も「Core i5 10600」も違いはほぼゼロと言えます。実用上の差はありません。ほかの観点から比較するほうがよいでしょう。
CPU性能について「Core i5 10600」と「Core i5 8500」を比較
通常利用時の最大周波数について
通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。
通常利用時の最大周波数について「Core i5 10600」と「Core i5 8500」を比較すると「Core i5 10600」は3.3GHzに対して「Core i5 8500」は3GHzです。0.2GHzの差があります。「Core i5 8500」の定格クロック数と比べて「Core i5 10600」は比較的高いです。データやアクセス処理を高速化できる点で「Core i5 8500」より「Core i5 10600」の方がよいです。CPUの処理速度を高速化するのに「Core i5 10600」は多少おすすめです。実際に使う場面で「Core i5 10600」と「Core i5 8500」の実用においての違いは比較的大きいです。「Core i5 10600」は「Core i5 8500」よりいいですが決め手になるほどの差はないでしょう。
ブースト時の最大周波数について
ブースト時の最大周波数が高いCPUは3Dゲームなどで高い処理能力を維持できる点で使い勝手が良いです。例えば動画のエンコードなど、CPU負荷の高い作業をするようなときにおすすめです。
ブースト時の最大周波数について比べると「Core i5 8500」は4.1GHzであり「Core i5 10600」は4.8GHzです。0.7GHzもの差があります。ブースト時の最大周波数という角度で見ると「Core i5 8500」と比較して「Core i5 10600」は非常に高いです。パソコンの処理速度を上げることができる点で「Core i5 10600」の方が「Core i5 8500」よりも秀でています。消費電力や発熱を維持したまま処理速度をアップするのに「Core i5 10600」はとても適しています。実際に利用する上で「Core i5 10600」と「Core i5 8500」の実用上の違いはかなり大きいです。「Core i5 10600」にする上で主な判断材料の一つとなると思います。
三次キャッシュ対応について
三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。
「Core i5 8500」も「Core i5 10600」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。
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三次キャッシュについて
三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。
三次キャッシュについて「Core i5 10600」と「Core i5 8500」を比較すると「Core i5 10600」は12MBに対して「Core i5 8500」は9MBです。3MBの違いがあります。「Core i5 10600」は「Core i5 8500」と比較してややキャッシュ容量が多いです。RAMのアクセスや消費量を減らすことができため、パフォーマンス全体を向上させることができる点で「Core i5 10600」の方がよいです。よりCPUのポテンシャルを引き出して快適に使用するのに「Core i5 10600」は多少おススメです。実際の利用を考えると「Core i5 8500」と「Core i5 10600」は体感上多少大きい差があります。「Core i5 10600」は「Core i5 8500」より良いと言えるでしょう。しかし決定的といえる程の違いはないでしょう。
コア数について
コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。
コア数について「Core i5 8500」と「Core i5 10600」を比較すると「Core i5 8500」は6コアであり「Core i5 10600」は6コアです。コア数について「Core i5 10600」も「Core i5 8500」もほとんど同じと言えます。体感できるほどの差は無いです。他の視点から見て選択する方がよいでしょう。
スレッド数について
スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。
スレッド数について「Core i5 8500」と「Core i5 10600」を比べると「Core i5 8500」は6スレッドであり「Core i5 10600」は12スレッドです。6スレッドもの差があります。「Core i5 8500」と比べて「Core i5 10600」は非常に多いです。待ち時間・バッファーが多いタスクを同時に実行する際に効率的に処理できる点で「Core i5 10600」の方が優れているでしょう。「Core i5 10600」は複数のアプリケーションを同時にストレスなく実行するのに非常におすすめです。実際に使うことを想定したとき「Core i5 8500」と比べて「Core i5 10600」はとても優れていると言えます。「Core i5 10600」を選ぶ主な判断材料の一つになります。
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Core i5 10600
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Core i5 8500
「Core i5 10600」と「Core i5 8500」の違いを表で比較する
Core i5 10600 | Core i5 8500 | |
画像 | ||
シリーズ名 | Comet Lake | Coffee Lake-S |
内蔵グラフィックス | Intel UHD Graphics 630 | Intel UHD Graphics 630 |
ソケットの形状 | LGA1200 | LGA1151 |
TDP | 65W | 65W |
通常利用時の最大周波数 | 3.3GHz | 3GHz |
ブースト時の最大周波数 | 4.8GHz | 4.1GHz |
三次キャッシュ対応 | ○ | ○ |
三次キャッシュ | 12MB | 9MB |
コア数 | 6コア | 6コア |
マルチスレッド対応 | ○ | - |
スレッド数 | 12スレッド | 6スレッド |
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