Core i9 13900KS と Core i9 10900X のレビューまとめ。どっちがおすすめかについて徹底解説

作成日時: 2023-01-12 20:08:37

Core i9 13900KSCore i9 10900X
Core i9 13900KSCore i9 10900X
Core i9 13900KSCore i9 10900X
総合評価:
通常利用時の最大周波数rating-image2.5
3.2GHz
rating-image4.4
3.7GHz
ブースト時の最大周波数rating-image5.0
6GHz
rating-image4.9
4.7GHz
三次キャッシュrating-image4.5
36MB
rating-image3.4
19MB
コア数rating-image4.9
24コア
rating-image3.4
10コア
スレッド数rating-image4.1
32スレッド
rating-image3.3
20スレッド

価格を見る

価格を見る

より詳細に比較

「Core i9 10900X」より「Core i9 13900KS」が優れている理由

  • 並外れて高いブースト時の最大周波数
    99.5点(4位) vs 97.9点(124位)
  • 三次キャッシュがものすごく多い
    90.9点(122位) vs 67.8点(322位)
  • 非常に多いスレッド数
    82.8点(117位) vs 66.5点(214位)
  • 二次キャッシュに対応している

「Core i9 13900KS」より「Core i9 10900X」が優れている理由

  • 上位に位置づけられるほど高い通常利用時の最大周波数
    89点(133位) vs 50.8点(551位)

「Core i9 13900KS」と「Core i9 10900X」の特性や特色について

CPU性能についての比較詳細

通常利用時の最大周波数について

高い通常利用時の最大周波数のCPUは演算処理を速く高性能にすることができる点において優れていると言えるかもしれません。通常時のタスク処理をまったくストレスフリーで快適に作業するような時にお勧めと思います。

通常利用時の最大周波数について「Core i9 13900KS」と「Core i9 10900X」を比較すると「Core i9 13900KS」は3.2GHzで「Core i9 10900X」は3.7GHzです。0.5GHzのとても大きい違いがあります。「Core i9 13900KS」と比較して「Core i9 10900X」はかなり定格クロック数が高いです。「Core i9 10900X」はより高速で処理できるといった点で「Core i9 13900KS」よりも秀でた部類に入るといえなくもありません。「Core i9 10900X」は「Core i9 13900KS」より一定時間で多くの処理を行えるため高性能で高速化するような場合にとてもお勧めだと思います。

実際に利用する上で「Core i9 10900X」の方が「Core i9 13900KS」よりも非常に秀でています。

通常利用時の最大周波数評価
Core i9 13900KS
3.2GHz50/100
Core i9 10900X
3.7GHz88/100

ブースト時の最大周波数について

より高速な処理を実現できるため、高いブースト時の最大周波数のCPUは優れてます。たとえば高負荷処理に対応して高いパフォーマンスを発揮するような場合にオススメといえるかもしれません。

ブースト時の最大周波数について「Core i9 10900X」と「Core i9 13900KS」を比べると「Core i9 13900KS」は6GHzであるのに対して「Core i9 10900X」は4.7GHzです。少しの差しかありません。「Core i9 10900X」のクロック数と比べて「Core i9 13900KS」はどちらかといえば高いです。ブースト動作中のCPUの処理性能を底上げできるので「Core i9 13900KS」の方が多少良いかと思います。しかし高負荷のワークロードに対して CPU が動作する速度を速くしたい場合について体感上の違いはほとんど無いと思います。

数値的には「Core i9 13900KS」の方が高いですが、通常の利用において体感差はほとんど感じないでしょう。

ブースト時の最大周波数評価
Core i9 13900KS
6GHz99/100
Core i9 10900X
4.7GHz97/100

三次キャッシュ対応について

「Core i9 10900X」も「Core i9 13900KS」も三次キャッシュに対応しているCPUです。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUは三次キャッシュが多い状態で使用できるので優れているといえなくもありません。複数段階の異なるキャッシュメモリを搭載したプロセッサにおいて、2次キャッシュに収まりきらないデータを格納したいような時に適しています。

三次キャッシュを比べると「Core i9 13900KS」は36MBであるのに対して「Core i9 10900X」は19MBです。17MBもの大きな違いがあります。「Core i9 13900KS」は「Core i9 10900X」と比較してとてもキャッシュ容量が多いです。「Core i9 13900KS」はいつもと違うタスクを実行しても処理速度が早く作業できる点で「Core i9 10900X」よりもとても秀でているといえなくもありません。「Core i9 13900KS」は「Core i9 10900X」よりより処理速度を高速化するならかなりお勧めといえるかもしれません。

実際の利用を想定したとき「Core i9 13900KS」と「Core i9 10900X」の体感上の差は非常に大きいです。

三次キャッシュ評価
Core i9 13900KS
36MB90/100
Core i9 10900X
19MB67/100

コア数について

コア数が多いCPUは複数のアプリを実行できる点において優れていると思います。作業を分担して行えるので処理を早くするような場合に適していると言えるでしょう。

コア数を「Core i9 13900KS」と「Core i9 10900X」を比べると「Core i9 10900X」は10コアであるのに対して「Core i9 13900KS」は24コアです。「Core i9 10900X」と「Core i9 13900KS」の差は比較的あります。「Core i9 10900X」と比べて「Core i9 13900KS」はやや多いです。作業を分担して行えるので処理を早くすることができるという点で「Core i9 13900KS」の方が割と秀でているといえそうです。「Core i9 13900KS」は「Core i9 10900X」より情報処理能力を上げて作業の高速化したいような場合にややおすすめです。

実際の利用において「Core i9 10900X」と「Core i9 13900KS」は体感上比較的大きい違いがあります。「Core i9 13900KS」は「Core i9 10900X」より良いと言えます。しかしすごく優れているというわけではありません。

コア数評価
Core i9 13900KS
24コア97/100
Core i9 10900X
10コア68/100

マルチスレッド対応について

複数の処理を並行して進められるため処理の速度と精度を向上できる点でマルチスレッドに対応しているCPUはよい部類に入るかもしれません。複数の処理の流れを並行して実行する場合に向いていると言えるかもしれません。

「Core i9 13900KS」も「Core i9 10900X」もマルチスレッドに対応しているCPUです。複数の処理をスムーズにできるため、どちらも秀でているといえなくもありません。プログラムの実行時に必要に応じて複数の処理の流れを生み出し、異なる処理を並行して処理するならどちらもお勧めと思います。

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは一度に複数の演算処理をできるため優れてます。たとえば複数の処理をするようなときおすすめだと思います。

スレッド数について「Core i9 13900KS」と「Core i9 10900X」を比べると「Core i9 13900KS」は32スレッドで「Core i9 10900X」は20スレッドです。12スレッド程度の違いがあります。「Core i9 10900X」と比べて「Core i9 13900KS」は比較的スレッド数が多いです。複数の処理を並行して行うのでより早く利用できる為「Core i9 13900KS」の方が「Core i9 10900X」よりも比較的良いです。「Core i9 13900KS」は「Core i9 10900X」より効率的な作業にこだわる人が使用したいような時に比較的向いていると言えるでしょう。

「Core i9 13900KS」の方が良いと思われます。一方で決め手になるほどの差はないでしょう。

スレッド数評価
Core i9 13900KS
32スレッド82/100
Core i9 10900X
20スレッド66/100

基本情報について

TDPについて

ノートパソコンなどに使用され消費電力を抑える事ができるといった点で小さいTDPのCPUは優れているでしょう。例えばCPUの発熱を防止する場合におすすめといえるかもしれません。

TDPについて「Core i9 13900KS」と「Core i9 10900X」を比較すると「Core i9 13900KS」は253Wであり「Core i9 10900X」は165Wです。「Core i9 13900KS」より「Core i9 10900X」の方が比較的放熱量が小さいです。「Core i9 10900X」はCPUが熱によって作業効率が落ちたりするのを防ぐことができる点で「Core i9 13900KS」よりもどちらかと言うと秀でているかと思います。消費電力を抑制する時に「Core i9 10900X」は「Core i9 13900KS」より割とお勧めだと思います。

実際に利用する上で「Core i9 10900X」と「Core i9 13900KS」は実用上比較的大きい差があります。「Core i9 10900X」は「Core i9 13900KS」より良いかもしれませんが決定的といえるくらいの差はないです。

TDP評価
Core i9 13900KS
253W0/100
Core i9 10900X
165W10/100

「Core i9 13900KS」と「Core i9 10900X」の詳細について

Core i9 13900KSCore i9 10900X
画像Core i9 13900KSCore i9 10900X
シリーズ名Raptor LakeCascade Lake
内蔵グラフィックスIntel UHD Graphics 770 -
ソケットの形状 - LGA2066
TDP253W165W
通常利用時の最大周波数3.2GHz3.7GHz
ブースト時の最大周波数6GHz4.7GHz
二次キャッシュ対応 -
二次キャッシュ32MB -
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ36MB19MB
コア数24コア10コア
マルチスレッド対応
スレッド数32スレッド20スレッド

類似のCPUを探す

他のCPUと比較する

価格をチェック

類似のCPUを探す

他のCPUと比較する

価格をチェック

価格をチェックする

お探しの情報は見つかりましたか?性能や機能名などのキーワードで検索することでさらに詳しい情報を知ることができます。

Core i9 13900KS の関連記事
Core i9 10900X の関連記事

Core i9 13900KS と評価が同程度のCPUを探す

Ryzen 5 7600

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.8GHz, ブースト時の最大周波数:5.1GHz, 二次キャッシュ:6MB, 三次キャッシュ:32MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

Ryzen 7 7700

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.8GHz, ブースト時の最大周波数:5.3GHz, 二次キャッシュ:8MB, 三次キャッシュ:32MB, コア数:8コア, スレッド数:16スレッド

Ryzen 7 7800X3D

TDP:120W, 通常利用時の最大周波数:5GHz, ブースト時の最大周波数:5GHz, 二次キャッシュ:8MB, 三次キャッシュ:96MB, コア数:8コア, スレッド数:16スレッド

Ryzen 9 7900

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.7GHz, ブースト時の最大周波数:5.4GHz, 二次キャッシュ:12MB, 三次キャッシュ:64MB, コア数:12コア, スレッド数:24スレッド

Ryzen 9 7900X3D

TDP:120W, 通常利用時の最大周波数:4.4GHz, ブースト時の最大周波数:5.6GHz, 二次キャッシュ:12MB, 三次キャッシュ:128MB, コア数:12コア, スレッド数:24スレッド

Ryzen 9 7950X3D

TDP:120W, 通常利用時の最大周波数:4.2GHz, ブースト時の最大周波数:5.7GHz, 二次キャッシュ:16MB, 三次キャッシュ:128MB, コア数:16コア, スレッド数:32スレッド

Ryzen 3 4300G

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.8GHz, ブースト時の最大周波数:4GHz, 二次キャッシュ:2MB, 三次キャッシュ:4MB, コア数:4コア, スレッド数:8スレッド

インテル Xeon w5-2465X

通常利用時の最大周波数:3.1GHz, ブースト時の最大周波数:4.7GHz, 三次キャッシュ:33MB, コア数:16コア, スレッド数:32スレッド

インテル Xeon w7-2495X

通常利用時の最大周波数:2.5GHz, ブースト時の最大周波数:4.8GHz, 三次キャッシュ:45MB, コア数:24コア, スレッド数:48スレッド

Xeon Bronze 3408U

TDP:125W, 通常利用時の最大周波数:1.8GHz, ブースト時の最大周波数:1.9GHz, 三次キャッシュ:22MB, コア数:8コア, スレッド数:8スレッド

もっと見る ▼

Core i9 13900KS の関連記事
Core i9 10900X の関連記事

Core i9 10900X と評価が同程度のCPUを探す

AMD Athlon 200GE

TDP:35W, 通常利用時の最大周波数:3.2GHz, 二次キャッシュ:1MB, 三次キャッシュ:4MB, コア数:2コア, スレッド数:4スレッド

Core i3 9100

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.6GHz, ブースト時の最大周波数:4.2GHz, 三次キャッシュ:6MB, コア数:4コア, スレッド数:4スレッド

Core i7 9700F

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3GHz, ブースト時の最大周波数:4.7GHz, 三次キャッシュ:12MB, コア数:8コア, スレッド数:8スレッド

Ryzen 7 2700

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.2GHz, ブースト時の最大周波数:4.1GHz, 二次キャッシュ:4MB, 三次キャッシュ:16MB, コア数:8コア, スレッド数:16スレッド

Core i9 9900KF

TDP:95W, 通常利用時の最大周波数:3.6GHz, ブースト時の最大周波数:5GHz, 三次キャッシュ:16MB, コア数:8コア, スレッド数:16スレッド

Ryzen 5 3600X

TDP:95W, 通常利用時の最大周波数:3.8GHz, ブースト時の最大周波数:4.4GHz, 二次キャッシュ:3MB, 三次キャッシュ:32MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

Core i9 9900

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.1GHz, ブースト時の最大周波数:5GHz, 三次キャッシュ:16MB, コア数:8コア, スレッド数:16スレッド

Ryzen 7 2700X

TDP:105W, 通常利用時の最大周波数:3.7GHz, ブースト時の最大周波数:4.3GHz, 二次キャッシュ:4MB, 三次キャッシュ:16MB, コア数:8コア, スレッド数:16スレッド

Core i5 9500

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3GHz, ブースト時の最大周波数:4.4GHz, 三次キャッシュ:9MB, コア数:6コア, スレッド数:6スレッド

Core i9 10940X

TDP:165W, 通常利用時の最大周波数:3.3GHz, ブースト時の最大周波数:4.8GHz, 三次キャッシュ:19MB, コア数:14コア, スレッド数:28スレッド

Core i7 9700KF

TDP:95W, 通常利用時の最大周波数:3.6GHz, ブースト時の最大周波数:4.9GHz, 三次キャッシュ:12MB, コア数:8コア, スレッド数:8スレッド

もっと見る ▼

CPUランキング

カテゴリ一覧

人気CPU

関連人気記事

新着情報