Core i7 12700K と Ryzen 7 7800X3D はどちらがおすすめなのか。みんなが見る観点に対して解説します

作成日時: 2023-01-05 15:44:25

Ryzen 7 7800X3DCore i7 12700K
Ryzen 7 7800X3DCore i7 12700K

「Ryzen 7 7800X3D」と「Core i7 12700K」のどっちがよいのかを評価しました!何がどのくらい異なるのでしょうか。どちらのCPUを選んだらいいのかについて選ぶことに慣れていない人でもわかるように比較します。

Ryzen 7 7800X3DCore i7 12700K
Ryzen 7 7800X3DCore i7 12700K
総合評価:

76.8/100

(総合: 1048位)

82.6/100

(総合: 10位)

通常利用時の最大周波数
99/100
80/100
ブースト時の最大周波数
98/100
98/100
二次キャッシュ
89/100
97/100
三次キャッシュ
98/100
77/100
コア数
60/100
75/100
スレッド数
58/100
66/100

Core i7 12700K と比較して Ryzen 7 7800X3D を選ぶメリット

  • 定格周波数

    99.5点(5GHz) vs 80点(3.6GHz)

  • 三次キャッシュ

    98.1点(96MB) vs 77.4点(25MB)

Ryzen 7 7800X3D と比較して Core i7 12700K を選ぶメリット

  • 二次キャッシュ

    89.2点(8MB) vs 97.8点(12MB)

  • コア数

    60.5点(8コア) vs 75.2点(12コア)

  • スレッド数

    58.8点(16スレッド) vs 66.5点(20スレッド)

表で「Ryzen 7 7800X3D」と「Core i7 12700K」の情報一覧をくらべる

Ryzen 7 7800X3DCore i7 12700K
Ryzen 7 7800X3DCore i7 12700K
基本情報
シリーズ名 - Alder Lake
内蔵グラフィックスRadeon GraphicsIntel UHD Graphics 770
ソケットの形状Socket AM5LGA1700
TDP120W -
CPU性能
通常利用時の最大周波数5GHz3.6GHz
ブースト時の最大周波数5GHz5GHz
二次キャッシュ対応
二次キャッシュ8MB12MB
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ96MB25MB
コア数8コア12コア
マルチスレッド対応
スレッド数16スレッド20スレッド

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「Ryzen 7 7800X3D」と「Core i7 12700K」のメリットとデメリット

「Ryzen 7 7800X3D」と「Core i7 12700K」のCPU性能について徹底比較してみた

通常利用時の最大周波数について

高い通常利用時の最大周波数のCPUは演算処理を速く高性能にすることができる点において優れていると言えるかもしれません。通常時のタスク処理をまったくストレスフリーで快適に作業するような時にお勧めと思います。

通常利用時の最大周波数について比較すると「Ryzen 7 7800X3D」は5GHzであるのに対して「Core i7 12700K」は3.6GHzです。1.4GHz程度の差があります。「Core i7 12700K」より「Ryzen 7 7800X3D」の方が比較的高い定格クロック数です。「Ryzen 7 7800X3D」はより高い性能を発揮できる点で「Core i7 12700K」よりも比較的良いかもしれません。同じ時間内により多くの処理をするような時に「Ryzen 7 7800X3D」は「Core i7 12700K」よりややおすすめです。

実際の利用を考えると「Ryzen 7 7800X3D」は「Core i7 12700K」よりどちらかといえばよいです。「Ryzen 7 7800X3D」は「Core i7 12700K」より良いかもしれませんが非常に優れているとまでは言えないでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Ryzen 7 7800X3D
5GHz99/100
Core i7 12700K
3.6GHz80/100

ブースト時の最大周波数について

より高速な処理を実現できるため、高いブースト時の最大周波数のCPUは優れてます。CPUの動作周波数を高速化して処理能力を増やしたい人が使用するようなとき、向いていると思います。

「Ryzen 7 7800X3D」と「Core i7 12700K」のブースト時の最大周波数を比較すると「Core i7 12700K」は5GHzであるのに対して「Ryzen 7 7800X3D」は5GHzです。「Core i7 12700K」も「Ryzen 7 7800X3D」もほとんど同程度のクロック数です。実用的な違いはゼロかと思われます。

ブースト時の最大周波数評価
Ryzen 7 7800X3D
5GHz98/100
Core i7 12700K
5GHz98/100

二次キャッシュ対応について

「Core i7 12700K」も「Ryzen 7 7800X3D」も二次キャッシュに対応しているCPUです。

二次キャッシュについて

二次キャッシュについて「Ryzen 7 7800X3D」と「Core i7 12700K」を比較すると「Ryzen 7 7800X3D」は8MBで「Core i7 12700K」は12MBです。違いはごくわずかしかありません。「Ryzen 7 7800X3D」と比べて「Core i7 12700K」は多少多いキャッシュ容量です。

数値としては「Core i7 12700K」の方が「Ryzen 7 7800X3D」より多いですが、大多数の人にとって体感差はほとんど感じないです。

二次キャッシュ評価
Ryzen 7 7800X3D
8MB89/100
Core i7 12700K
12MB97/100

三次キャッシュ対応について

「Core i7 12700K」も「Ryzen 7 7800X3D」も三次キャッシュに対応しているCPUです。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUは三次キャッシュが多い状態で使用できるので優れているといえなくもありません。処理速度が早くアプリやソフトを使用する時に適していると言えるかもしれません。

三次キャッシュを「Core i7 12700K」と「Ryzen 7 7800X3D」を比較すると「Ryzen 7 7800X3D」は96MBであるのに対して「Core i7 12700K」は25MBです。71MBもの非常に大きい差があります。「Ryzen 7 7800X3D」のキャッシュ容量の方が「Core i7 12700K」よりも非常に多いです。「Ryzen 7 7800X3D」はキャッシュが多いためより高速で処理し快適に使用できる点において「Core i7 12700K」よりも非常に優れていると思います。「Ryzen 7 7800X3D」は「Core i7 12700K」よりより処理速度を高速化するならかなりお勧めといえるかもしれません。

実際に使う場面において「Core i7 12700K」と「Ryzen 7 7800X3D」の実用においての違いは遥かに大きいです。

三次キャッシュ評価
Ryzen 7 7800X3D
96MB98/100
Core i7 12700K
25MB77/100

コア数について

多いコア数のCPUは作業を分担して行えるので処理を早くできる為優秀な部類に入ると思います。作業を分担して行えるので処理を早くするような場合に適していると言えるでしょう。

コア数を比較すると「Ryzen 7 7800X3D」は8コアで「Core i7 12700K」は12コアです。比較的違いはあります。「Core i7 12700K」は「Ryzen 7 7800X3D」に比べて比較的コア数が多いです。分担して行えるので処理が早くなり、快適にパソコンを使うことができるといった点で「Core i7 12700K」の方が「Ryzen 7 7800X3D」よりも比較的秀でているといえなくもありません。複数のタスクを並行処理で作業するのに「Core i7 12700K」は「Ryzen 7 7800X3D」よりわりとおすすめと思います。

実際に使う場面において「Core i7 12700K」の方が「Ryzen 7 7800X3D」よりも比較的よいです。「Core i7 12700K」は「Ryzen 7 7800X3D」より良いと言えます。しかしすごく優れているというわけではありません。

コア数評価
Ryzen 7 7800X3D
8コア60/100
Core i7 12700K
12コア75/100

マルチスレッド対応について

マルチスレッドに対応しているCPUはCPUの処理が大幅に高速化できるという点で秀でています。同時に複数の処理をするようなときに向いていると言えるかもしれません。

「Ryzen 7 7800X3D」も「Core i7 12700K」もマルチスレッドに対応しているCPUです。複数の処理をスムーズにできるため、どちらも秀でているといえなくもありません。アプリケーションの応答性の向上をするのにどちらもオススメだと思います。

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは一度に複数の演算処理をできるため優れてます。たとえば複数の処理をするようなときおすすめだと思います。

「Ryzen 7 7800X3D」と「Core i7 12700K」のスレッド数を比較すると「Ryzen 7 7800X3D」は16スレッドに対して「Core i7 12700K」は20スレッドです。「Core i7 12700K」と「Ryzen 7 7800X3D」の違いはごくわずかしかありません。「Core i7 12700K」のスレッド数は「Ryzen 7 7800X3D」に比べて多少多いです。より効率的な作業ができる点で「Core i7 12700K」の方がどちらかといえばよいかと思います。より多くのタスクを同時に処理する時、感覚的にわかるほどの違いはほとんど無いでしょう。

数値としては「Core i7 12700K」の方が多いですが、通常の利用において体感差はほぼ感じないです。

スレッド数評価
Ryzen 7 7800X3D
16スレッド58/100
Core i7 12700K
20スレッド66/100

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