Core i7 13700F と Ryzen 5 7600 はどちらがおすすめなのか。みんなが見る観点に対して解説します

作成日時: 2023-01-05 17:18:52

Ryzen 5 7600Core i7 13700F
Ryzen 5 7600Core i7 13700F

「Core i7 13700F」と「Ryzen 5 7600」についてどちらがおすすめかについて比較します。どっちを選んだ方がいいのかをレビュー。どちらのCPUを選んだ方がいいのかについて選ぶことに慣れてない人でも簡単に分かります!

Ryzen 5 7600Core i7 13700F
Ryzen 5 7600Core i7 13700F
総合評価:

76.7/100

(総合: 1053位)

75.2/100

(総合: 1036位)

TDP
76/100
76/100
通常利用時の最大周波数
97/100
9/100
ブースト時の最大周波数
98/100
98/100
二次キャッシュ
78/100
98/100
三次キャッシュ
86/100
84/100
コア数
50/100
85/100
スレッド数
48/100
72/100

「Core i7 13700F」より「Ryzen 5 7600」が優れている部分

  • 通常利用時の最大周波数は極めて高い
    97.8点(79位) vs 10点(1753位)

「Ryzen 5 7600」より「Core i7 13700F」が優れている部分

  • 極めて多い二次キャッシュ
    98.1点(33位) vs 78.1点(213位)
  • コア数がとても多い
    85.7点(133位) vs 50点(425位)
  • 並外れて多いスレッド数
    72.8点(172位) vs 48.8点(322位)

「Ryzen 5 7600」と「Core i7 13700F」のメリットとデメリット

「Ryzen 5 7600」と「Core i7 13700F」の基本情報についての評価比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは放熱量が少ないため快適に使用できる点で秀でた部類に入るでしょう。例えばCPUの発熱を防止する場合におすすめといえるかもしれません。

「Ryzen 5 7600」と「Core i7 13700F」をTDPについて比較すると「Ryzen 5 7600」は65Wであり「Core i7 13700F」は65Wです。「Ryzen 5 7600」も「Core i7 13700F」も放熱量についての差はほぼ無いです。感覚的にわかるほどの違いはゼロかと思われます。

TDP評価
Ryzen 5 7600
65W76/100
Core i7 13700F
65W76/100

CPU性能についての比較詳細

通常利用時の最大周波数について

同じ時間内により多くの処理できる為、通常利用時の最大周波数が高いCPUは優れていると言えるかもしれません。通常時のタスク処理をまったくストレスフリーで快適に作業するような時にお勧めと思います。

通常利用時の最大周波数を比較すると「Core i7 13700F」は2.1GHzであり「Ryzen 5 7600」は3.8GHzです。1.6GHzの大きい差があります。「Core i7 13700F」と比較して「Ryzen 5 7600」はとても高いです。「Ryzen 5 7600」はより高速で処理できるといった点で「Core i7 13700F」よりも秀でた部類に入るといえなくもありません。的確かつ効率の良い作業を望む人が使用したいような場合に「Ryzen 5 7600」は「Core i7 13700F」よりかなり向いていると思います。

実際の利用において「Core i7 13700F」と比較して「Ryzen 5 7600」は非常に優れています。

通常利用時の最大周波数評価
Ryzen 5 7600
3.8GHz97/100
Core i7 13700F
2.1GHz9/100

ブースト時の最大周波数について

より高速な処理を実現できるため、高いブースト時の最大周波数のCPUは優れてます。CPUの動作周波数を高速化して処理能力を増やしたい人が使用するようなとき、向いていると思います。

ブースト時の最大周波数を「Ryzen 5 7600」と「Core i7 13700F」を比べると「Core i7 13700F」は5.2GHzで「Ryzen 5 7600」は5.1GHzです。「Core i7 13700F」も「Ryzen 5 7600」もほとんど同程度のクロック数です。実用的な違いはゼロです。

ブースト時の最大周波数評価
Ryzen 5 7600
5.1GHz98/100
Core i7 13700F
5.2GHz98/100

二次キャッシュ対応について

「Core i7 13700F」も「Ryzen 5 7600」も二次キャッシュに対応しているCPUです。

二次キャッシュについて

二次キャッシュを「Ryzen 5 7600」と「Core i7 13700F」を比較すると「Ryzen 5 7600」は6MBであるのに対して「Core i7 13700F」は24MBです。18MBもの違いがあります。「Core i7 13700F」は「Ryzen 5 7600」に比べてかなりキャッシュ容量が多いです。

実際に使う場面において「Ryzen 5 7600」より「Core i7 13700F」の方が遥かに秀でています。「Core i7 13700F」に決める上で主な判断材料の一つとなります。

二次キャッシュ評価
Ryzen 5 7600
6MB78/100
Core i7 13700F
24MB98/100

三次キャッシュ対応について

「Core i7 13700F」も「Ryzen 5 7600」も三次キャッシュに対応しているCPUです。

三次キャッシュについて

処理速度の高速化できる為、三次キャッシュが多いCPUは優れた部類に入るかもしれません。複数段階の異なるキャッシュメモリを搭載したプロセッサにおいて、2次キャッシュに収まりきらないデータを格納したいような時に適しています。

「Core i7 13700F」と「Ryzen 5 7600」の三次キャッシュについて比較すると「Core i7 13700F」は30MBで「Ryzen 5 7600」は32MBです。「Ryzen 5 7600」と「Core i7 13700F」はほんのわずかな違いしかありません。「Ryzen 5 7600」のキャッシュ容量の方が「Core i7 13700F」よりもどちらかといえば多いです。「Ryzen 5 7600」はいつもと違うタスクを実行しても処理速度が早く作業できるという点で「Core i7 13700F」よりもどちらかといえば良いといえなくもありません。とはいえより処理速度を高速化したい場合についてよっぽどこだわりがある人でないと実感できるほどの差はないと言えるでしょう。

数値的には「Ryzen 5 7600」の方が「Core i7 13700F」より多いですが、基本的に体感差はほぼ感じないでしょう。

三次キャッシュ評価
Ryzen 5 7600
32MB86/100
Core i7 13700F
30MB84/100

コア数について

多いコア数のCPUは複数の処理を並行して行うのでより早く利用できるため、優秀な部類に入ると言えるかもしれません。作業を分担して行えるので処理を早くするような場合に適していると言えるでしょう。

「Ryzen 5 7600」と「Core i7 13700F」をコア数を比較すると「Ryzen 5 7600」は6コアで「Core i7 13700F」は16コアです。10コアもの違いがあります。「Ryzen 5 7600」より「Core i7 13700F」の方が非常に多いコア数です。マルチタスクな作業できるため「Core i7 13700F」の方が「Ryzen 5 7600」よりもすごく秀でた部類に入るといえなくもないでしょう。「Core i7 13700F」は「Ryzen 5 7600」より作業を分担して行うので処理することにより、処理能力が上がり快適にパソコン使用したいようなときにかなりおすすめです。

コア数評価
Ryzen 5 7600
6コア50/100
Core i7 13700F
16コア85/100

マルチスレッド対応について

マルチスレッドに対応しているCPUはCPUの処理が大幅に高速化できるという点で秀でています。同時に複数の処理をするようなときに向いていると言えるかもしれません。

「Ryzen 5 7600」も「Core i7 13700F」もマルチスレッドに対応しているCPUです。そのため「Ryzen 5 7600」も「Core i7 13700F」も複数の処理の流れを並行して実行できる点で優秀です。複数のタスクを遅延することなく処理する時「Ryzen 5 7600」も「Core i7 13700F」もオススメといえるかもしれません。

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは一度に複数の演算処理をできるため優れてます。とくに同時に多くの作業をしたりしたいならお勧めだと思います。

スレッド数を「Ryzen 5 7600」と「Core i7 13700F」を比較すると「Ryzen 5 7600」は12スレッドに対して「Core i7 13700F」は24スレッドです。「Ryzen 5 7600」より「Core i7 13700F」の方がとても多いです。「Core i7 13700F」は複数の作業を同時に高速で行う事ができるといった点で「Ryzen 5 7600」よりもとても優れていると言えそうです。「Core i7 13700F」は「Ryzen 5 7600」より同時にこなせる処理が多くよりスムーズに並行して作業したいなら適しています。

実際の利用を想定したとき「Ryzen 5 7600」と比べて「Core i7 13700F」はとても秀でているでしょう。「Core i7 13700F」にするための一つの主な理由となります。

スレッド数評価
Ryzen 5 7600
12スレッド48/100
Core i7 13700F
24スレッド72/100

表で「Ryzen 5 7600」と「Core i7 13700F」の情報一覧をくらべる

Ryzen 5 7600Core i7 13700F
画像Ryzen 5 7600Core i7 13700F
シリーズ名 - Raptor Lake
内蔵グラフィックスRadeon Graphics -
ソケットの形状Socket AM5 -
TDP65W65W
通常利用時の最大周波数3.8GHz2.1GHz
ブースト時の最大周波数5.1GHz5.2GHz
二次キャッシュ対応
二次キャッシュ6MB24MB
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ32MB30MB
コア数6コア16コア
マルチスレッド対応
スレッド数12スレッド24スレッド

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通常利用時の最大周波数:2.5GHz, ブースト時の最大周波数:4.8GHz, 二次キャッシュ:11MB, 三次キャッシュ:24MB, コア数:14コア, スレッド数:20スレッド

Core i7 13700

通常利用時の最大周波数:2.1GHz, ブースト時の最大周波数:5.2GHz, 二次キャッシュ:24MB, 三次キャッシュ:30MB, コア数:16コア, スレッド数:24スレッド

Core i9 13900F

通常利用時の最大周波数:2GHz, ブースト時の最大周波数:5.6GHz, 二次キャッシュ:32MB, 三次キャッシュ:36MB, コア数:24コア, スレッド数:32スレッド

Core i9 13900

通常利用時の最大周波数:2GHz, ブースト時の最大周波数:5.6GHz, 二次キャッシュ:32MB, 三次キャッシュ:36MB, コア数:24コア, スレッド数:32スレッド

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TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.7GHz, ブースト時の最大周波数:5.4GHz, 二次キャッシュ:12MB, 三次キャッシュ:64MB, コア数:12コア, スレッド数:24スレッド

Ryzen 9 7900X3D

TDP:120W, 通常利用時の最大周波数:4.4GHz, ブースト時の最大周波数:5.6GHz, 二次キャッシュ:12MB, 三次キャッシュ:128MB, コア数:12コア, スレッド数:24スレッド

Ryzen 9 7950X3D

TDP:120W, 通常利用時の最大周波数:4.2GHz, ブースト時の最大周波数:5.7GHz, 二次キャッシュ:16MB, 三次キャッシュ:128MB, コア数:16コア, スレッド数:32スレッド

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TDP:253W, 通常利用時の最大周波数:3.2GHz, ブースト時の最大周波数:6GHz, 二次キャッシュ:32MB, 三次キャッシュ:36MB, コア数:24コア, スレッド数:32スレッド

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通常利用時の最大周波数:3.4GHz, ブースト時の最大周波数:4.5GHz, 二次キャッシュ:5MB, 三次キャッシュ:12MB, コア数:4コア, スレッド数:8スレッド

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