Ryzen 5 7600X と Ryzen 7 5800X3D の違いは?どちらが選ぶべきか徹底比較

作成日時: 2022-08-28 19:11:53

Ryzen 5 7600XRyzen 7 5800X3D
Ryzen 5 7600XRyzen 7 5800X3D

「Ryzen 7 5800X3D」と「Ryzen 5 7600X」の違いや差について評価・検証。どちらを選ぶべきなのかを評価しました!「Ryzen 5 7600X」と「Ryzen 7 5800X3D」のどっちを選ぶか考えている人におすすめです。

Ryzen 5 7600XRyzen 7 5800X3D
Ryzen 5 7600XRyzen 7 5800X3D
総合評価:

72/100

(総合: 1057位)

67.4/100

(総合: 1063位)

TDP
42/100
42/100
通常利用時の最大周波数
99/100
64/100
ブースト時の最大周波数
98/100
84/100
二次キャッシュ
78/100
62/100
三次キャッシュ
86/100
98/100
コア数
50/100
60/100
スレッド数
48/100
58/100

「Ryzen 5 7600X」と「Ryzen 7 5800X3D」の詳細について

Ryzen 5 7600XRyzen 7 5800X3D
画像Ryzen 5 7600XRyzen 7 5800X3D
内蔵グラフィックスRadeon Graphics -
ソケットの形状Socket AM5Socket AM4
TDP105W105W
通常利用時の最大周波数4.7GHz3.4GHz
ブースト時の最大周波数5.3GHz4.5GHz
二次キャッシュ対応
二次キャッシュ6MB4MB
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ32MB96MB
コア数6コア8コア
マルチスレッド対応
スレッド数12スレッド16スレッド

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通常利用時の最大周波数について

高い通常利用時の最大周波数のCPUは演算処理を速く高性能にすることができる点において優れていると言えるかもしれません。処理速度を高速化したい人が使用したいなら向いているといえそうです。

「Ryzen 5 7600X」と「Ryzen 7 5800X3D」を通常利用時の最大周波数を比べると「Ryzen 7 5800X3D」は3.4GHzで「Ryzen 5 7600X」は4.7GHzです。1.3GHzの大きい差があります。「Ryzen 7 5800X3D」と比較して「Ryzen 5 7600X」は非常に定格クロック数が高いです。様々な作業を高速で処理できる為「Ryzen 7 5800X3D」より「Ryzen 5 7600X」の方がすごく優秀な部類に入るでしょう。「Ryzen 5 7600X」は「Ryzen 7 5800X3D」より一定時間で多くの処理を行えるため高性能で高速化するような場合にとてもお勧めだと思います。

実際に利用する上で「Ryzen 5 7600X」の方が「Ryzen 7 5800X3D」よりも非常に秀でています。

通常利用時の最大周波数評価
Ryzen 5 7600X
4.7GHz99/100
Ryzen 7 5800X3D
3.4GHz64/100

ブースト時の最大周波数について

環境に合わせ動作周波数が変わりパフォーマンスの向上ができる為、ブースト時の最大周波数が高いCPUは優れているといえなくもありません。CPUの動作周波数を高速化して処理能力を増やしたい人が使用するようなとき、向いていると思います。

ブースト時の最大周波数を「Ryzen 5 7600X」と「Ryzen 7 5800X3D」を比較すると「Ryzen 7 5800X3D」は4.5GHzであり「Ryzen 5 7600X」は5.3GHzです。比較的違いはあります。ブースト時の最大周波数という点で見てみると「Ryzen 5 7600X」は「Ryzen 7 5800X3D」に比べて比較的高いです。「Ryzen 5 7600X」は動作周波数の動的な向上を実現し、高負荷のワークロードに対応できる点で「Ryzen 7 5800X3D」よりもどちらかといえば良いです。高速で情報を処理し素早く快適に使用したいなら「Ryzen 5 7600X」は「Ryzen 7 5800X3D」よりどちらかといえばおすすめです。

実際に使う場面で「Ryzen 5 7600X」の方が「Ryzen 7 5800X3D」よりも比較的良いです。「Ryzen 5 7600X」が良いと言えるでしょう。ただ決定的といえるくらいの違いはありません。

ブースト時の最大周波数評価
Ryzen 5 7600X
5.3GHz98/100
Ryzen 7 5800X3D
4.5GHz84/100

二次キャッシュ対応について

「Ryzen 7 5800X3D」も「Ryzen 5 7600X」も二次キャッシュに対応しているCPUです。

二次キャッシュについて

二次キャッシュを「Ryzen 7 5800X3D」と「Ryzen 5 7600X」を比べると「Ryzen 7 5800X3D」は4MBで「Ryzen 5 7600X」は6MBです。「Ryzen 5 7600X」のキャッシュ容量は「Ryzen 7 5800X3D」より比較的多いです。

実際に利用する上で「Ryzen 7 5800X3D」より「Ryzen 5 7600X」の方が多少良いです。「Ryzen 5 7600X」がいいと言えます。ただ決定的に優れているとまでは言えません。

二次キャッシュ評価
Ryzen 5 7600X
6MB78/100
Ryzen 7 5800X3D
4MB62/100

三次キャッシュ対応について

「Ryzen 7 5800X3D」も「Ryzen 5 7600X」も三次キャッシュに対応しているCPUです。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUは三次キャッシュが多い状態で使用できるので優れているといえなくもありません。処理速度が早くアプリやソフトを使用する時に適していると言えるかもしれません。

「Ryzen 5 7600X」と「Ryzen 7 5800X3D」の三次キャッシュを比べると「Ryzen 5 7600X」は32MBに対して「Ryzen 7 5800X3D」は96MBです。「Ryzen 7 5800X3D」のキャッシュ容量の方が「Ryzen 5 7600X」よりもどちらかといえば多いです。「Ryzen 7 5800X3D」は処理対象のデータに早くアクセスできる点で「Ryzen 5 7600X」よりも多少よいといえそうです。コンピューターの処理速度の高速化をしたい場合でも実用上の違いはほとんど無いでしょう。

強いて言えば「Ryzen 5 7600X」より「Ryzen 7 5800X3D」を選ぶ方がいいですが、通常利用において体感差はほぼ感じません。

三次キャッシュ評価
Ryzen 5 7600X
32MB86/100
Ryzen 7 5800X3D
96MB98/100

コア数について

多いコア数のCPUは複数の処理を並行して行うのでより早く利用できるため、優秀な部類に入ると言えるかもしれません。並列処理能力が高く複数の作業を平行して処理するような時にお勧めと言えるかもしれません。

「Ryzen 5 7600X」と「Ryzen 7 5800X3D」のコア数を比べると「Ryzen 5 7600X」は6コアで「Ryzen 7 5800X3D」は8コアです。「Ryzen 7 5800X3D」の方が「Ryzen 5 7600X」よりも非常にコア数が多いです。「Ryzen 7 5800X3D」は複数の処理を効率的に行うことができるという点で「Ryzen 5 7600X」よりもすごくよいといえそうです。情報処理能力を上げて作業の高速化するときに「Ryzen 7 5800X3D」は「Ryzen 5 7600X」よりとても向いています。

実際に使う場面において「Ryzen 7 5800X3D」の方が「Ryzen 5 7600X」よりも遥かに秀でています。「Ryzen 7 5800X3D」にするための一つの主な決め手になると思います。

コア数評価
Ryzen 5 7600X
6コア50/100
Ryzen 7 5800X3D
8コア60/100

マルチスレッド対応について

マルチスレッドに対応しているCPUはCPUの処理が大幅に高速化できるという点で秀でています。同時に複数の処理をするようなときに向いていると言えるかもしれません。

「Ryzen 5 7600X」も「Ryzen 7 5800X3D」もマルチスレッドに対応しているCPUです。そのため複数のタスクを快適に並列処理できる点において「Ryzen 5 7600X」も「Ryzen 7 5800X3D」も優れていると言えるでしょう。プログラムの実行時に必要に応じて複数の処理の流れを生み出し、異なる処理を並行して処理するならどちらもお勧めと思います。

スレッド数について

同時にこなせる処理が多くよりスムーズに並行して作業できる為、スレッド数が多いCPUは優秀といえるかもしれません。とくに同時に多くの作業をしたりしたいならお勧めだと思います。

「Ryzen 5 7600X」と「Ryzen 7 5800X3D」のスレッド数について比べると「Ryzen 7 5800X3D」は16スレッドに対して「Ryzen 5 7600X」は12スレッドです。「Ryzen 7 5800X3D」は「Ryzen 5 7600X」に比べて多少スレッド数が多いです。「Ryzen 7 5800X3D」は複数の処理を並行して行うのでより早く利用できる点で「Ryzen 5 7600X」よりも多少よいかと思います。とはいえ効率的な作業にこだわる人が使用する時よっぽど気になる人でないとわからないくらいの違いだと思われます。

強いて言えば「Ryzen 5 7600X」より「Ryzen 7 5800X3D」を選ぶべきですが、通常利用において体感できるほどの違いはほとんど無いでしょう。

スレッド数評価
Ryzen 5 7600X
12スレッド48/100
Ryzen 7 5800X3D
16スレッド58/100

基本情報について

TDPについて

ノートパソコンなどに使用され消費電力を抑える事ができるといった点で小さいTDPのCPUは優れているでしょう。すべての回路を全力で稼動させたときに発する熱量を抑制したいような時にオススメです。

「Ryzen 7 5800X3D」と「Ryzen 5 7600X」をTDPについて比較すると「Ryzen 5 7600X」は105Wに対して「Ryzen 7 5800X3D」は105Wです。「Ryzen 5 7600X」も「Ryzen 7 5800X3D」も放熱量についての差はほぼ無いです。感覚的にわかるほどの違いはゼロかと思われます。

TDP評価
Ryzen 5 7600X
105W42/100
Ryzen 7 5800X3D
105W42/100

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