Ryzen 5 3500 と Ryzen 7 5800X3D の違いや差は?選ぶならどちらがおすすめ?

作成日時: 2022-04-21 16:37:48

Ryzen 7 5800X3DRyzen 5 3500
Ryzen 7 5800X3DRyzen 5 3500
Ryzen 7 5800X3DRyzen 5 3500
Ryzen 7 5800X3DRyzen 5 3500
総合評価:

67.4/100

(総合: 1063位)

56.8/100

(総合: 146位)

TDP
42/100
76/100
通常利用時の最大周波数
64/100
80/100
ブースト時の最大周波数
84/100
52/100
コア数
60/100
50/100
スレッド数
58/100
24/100

Ryzen 5 3500 と比較して Ryzen 7 5800X3D を選ぶメリット

  • ブースト時の周波数

    84.9点(4.5GHz) vs 52.3点(4.1GHz)

  • コア数

    60.5点(8コア) vs 50点(6コア)

  • スレッド数

    58.8点(16スレッド) vs 24.7点(6スレッド)

  • 二次キャッシュ対応
  • 三次キャッシュ対応
  • マルチスレッド対応

Ryzen 7 5800X3D と比較して Ryzen 5 3500 を選ぶメリット

  • 定格周波数

    64.2点(3.4GHz) vs 80点(3.6GHz)

「Ryzen 7 5800X3D」と「Ryzen 5 3500」を徹底比較する

CPU性能について「Ryzen 7 5800X3D」と「Ryzen 5 3500」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について「Ryzen 5 3500」と「Ryzen 7 5800X3D」を比較すると「Ryzen 5 3500」は3.6GHzに対して「Ryzen 7 5800X3D」は3.4GHzです。0.2GHzの差があります。「Ryzen 7 5800X3D」の定格クロック数と比べて「Ryzen 5 3500」は比較的高いです。定格周波数ランキングで見てみると2150製品中「Ryzen 7 5800X3D」は374位で「Ryzen 5 3500」は190位です。ほとんど差は無いと言えます。

データやアクセス処理を高速化できる点で「Ryzen 7 5800X3D」より「Ryzen 5 3500」の方がよいです。「Ryzen 5 3500」は複数の作業、アプリケーションを同時に処理するのに比較的おススメです。実際に使う場面で「Ryzen 5 3500」と「Ryzen 7 5800X3D」の実用においての違いは比較的大きいです。「Ryzen 5 3500」は「Ryzen 7 5800X3D」よりいいですが決め手になるほどの差はないでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Ryzen 7 5800X3D
3.4GHz64/100
Ryzen 5 3500
3.6GHz80/100

ブースト時の最大周波数について

ブースト時の最大周波数が高いCPUは3Dゲームなどで高い処理能力を維持できる点で使い勝手が良いです。例えば動画のエンコードなど、CPU負荷の高い作業をするようなときにおすすめです。

ブースト時の最大周波数について比べると「Ryzen 5 3500」は4.1GHzであり「Ryzen 7 5800X3D」は4.5GHzです。0.4GHzもの差があります。ブースト時の最大周波数という角度で見ると「Ryzen 5 3500」と比較して「Ryzen 7 5800X3D」は非常に高いです。ブースト時のクロック数ランキングで比較すると全727製品のなかで「Ryzen 7 5800X3D」は172位で「Ryzen 5 3500」は273位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

負荷のあるものを簡単に処理することができる点で「Ryzen 7 5800X3D」の方が秀でているでしょう。消費電力や発熱を維持したまま処理速度をアップするのに「Ryzen 7 5800X3D」はとても適しています。実際に利用する上で「Ryzen 7 5800X3D」と「Ryzen 5 3500」の実用上の違いはかなり大きいです。「Ryzen 7 5800X3D」にする上で主な判断材料の一つとなると思います。

ブースト時の最大周波数評価
Ryzen 7 5800X3D
4.5GHz84/100
Ryzen 5 3500
4.1GHz52/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数について比較すると「Ryzen 7 5800X3D」は8コアで「Ryzen 5 3500」は6コアです。コア数について「Ryzen 5 3500」より「Ryzen 7 5800X3D」の方が多少多いです。コア数の多さランキングで見てみると2152製品中「Ryzen 7 5800X3D」は302位で「Ryzen 5 3500」は446位です。ほとんど差は無いと言えます。

一つのタスクについて並列で処理することで高速で処理したり、多くのタスクを同時に実行出来る点で「Ryzen 7 5800X3D」の方が「Ryzen 5 3500」よりもどちらかといえば良いといえなくもないでしょう。しかしながら同時に出来る処理作業を増やすことが出来るので、一度に色んなアプリを起動する場合でも実用上の違いはほとんど無いと思います。数値的には「Ryzen 5 3500」より「Ryzen 7 5800X3D」の方が多いですが通常の利用において気にするほどの違いはほとんどありません。

コア数評価
Ryzen 7 5800X3D
8コア60/100
Ryzen 5 3500
6コア50/100

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。

スレッド数について「Ryzen 5 3500」と「Ryzen 7 5800X3D」を比べると「Ryzen 5 3500」は6スレッドであり「Ryzen 7 5800X3D」は16スレッドです。10スレッドもの差があります。「Ryzen 5 3500」と比べて「Ryzen 7 5800X3D」は非常に多いです。スレッド数の多さランキングで比べると全804製品中「Ryzen 7 5800X3D」は245位であるのに対し「Ryzen 5 3500」は547位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

待ち時間・バッファーが多いタスクを同時に実行する際に効率的に処理できる点で「Ryzen 7 5800X3D」の方が優れているでしょう。「Ryzen 7 5800X3D」は複数のアプリケーションを同時にストレスなく実行するのに非常におすすめです。実際に使うことを想定したとき「Ryzen 5 3500」と比べて「Ryzen 7 5800X3D」はとても優れていると言えます。「Ryzen 7 5800X3D」を選ぶ主な判断材料の一つになります。

スレッド数評価
Ryzen 7 5800X3D
16スレッド58/100
Ryzen 5 3500
6スレッド24/100

基本情報について「Ryzen 7 5800X3D」と「Ryzen 5 3500」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Ryzen 5 3500」は65Wで「Ryzen 7 5800X3D」は105Wです。40Wもの差があります。「Ryzen 7 5800X3D」と比べて「Ryzen 5 3500」はかなり小さいです。最大放熱量の小ささランキングで比べると全2005製品中「Ryzen 5 3500」は495位であるのに対し「Ryzen 7 5800X3D」は1479位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

「Ryzen 5 3500」はCPU自体の発熱を少なくできる点で「Ryzen 7 5800X3D」よりも優れていると言えます。熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用するのに「Ryzen 5 3500」はかなりオススメです。実際の利用を想定したとき「Ryzen 5 3500」の方が「Ryzen 7 5800X3D」よりも非常に優れているでしょう。「Ryzen 5 3500」を選ぶ上で重要な判断材料の一つとなるでしょう。

TDP評価
Ryzen 7 5800X3D
105W42/100
Ryzen 5 3500
65W76/100

「Ryzen 7 5800X3D」と「Ryzen 5 3500」の違いを表で比較する

Ryzen 7 5800X3DRyzen 5 3500
Ryzen 7 5800X3DRyzen 5 3500
基本情報
ソケットの形状Socket AM4Socket AM4
TDP105W65W
CPU性能
通常利用時の最大周波数3.4GHz3.6GHz
ブースト時の最大周波数4.5GHz4.1GHz
二次キャッシュ対応 -
二次キャッシュ4MB -
三次キャッシュ対応 -
三次キャッシュ96MB -
コア数8コア6コア
マルチスレッド対応 -
スレッド数16スレッド6スレッド

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