Core i5 12400 と Core i5 12600 の違いや差は?選ぶならどちらがおすすめ?

作成日時: 2022-01-04 19:51:32、更新日時: 2022-01-04 22:07:55

Core i5 12600Core i5 12400
Core i5 12600Core i5 12400

「Core i5 12400」と「Core i5 12600」の特徴を点数評価しました!どういう面で違いや差があるのか?どっちが優れているのかを徹底評価。

Core i5 12600Core i5 12400
Core i5 12600Core i5 12400
総合評価:
通常利用時の最大周波数rating-image2.9
3.3GHz
rating-image1.0
2.5GHz
ブースト時の最大周波数rating-image4.9
4.8GHz
rating-image3.8
4.4GHz
二次キャッシュrating-image4.3
7MB
rating-image4.3
7MB
三次キャッシュrating-image3.3
18MB
rating-image3.3
18MB
コア数rating-image2.5
6コア
rating-image2.5
6コア
スレッド数rating-image2.4
12スレッド
rating-image2.4
12スレッド

Core i5 12600とCore i5 12400はアルダーレイクシリーズのCPUで、それぞれ異なるグラフィックスと周波数を搭載している。

Core i5 12600はIntel UHD Graphics 770を内蔵しており、通常時の最大周波数は3.3GHzで、ブースト時には4.8GHzにまで上昇する。また、二次キャッシュ対応で二次キャッシュは7MB、三次キャッシュ対応で三次キャッシュは18MBと大容量である。コア数は6コアで、マルチスレッド対応であり、スレッド数は12スレッドである。さらに、インテルクリアービデオテクノロジー、インテルクイックシンクビデオ、インテルクリアービデオHDテクノロジー、インテルハイパースレッディングテクノロジーにも対応している。

Core i5 12400も同様にアルダーレイクシリーズであり、内蔵グラフィックスはIntel UHD Graphics 730である。通常時の最大周波数は2.5GHzで、ブースト時には4.4GHzにまで上昇する。二次キャッシュ対応で二次キャッシュは7MB、三次キャッシュ対応で三次キャッシュは18MBとCore i5 12600と同等の容量である。コア数は6コアで、マルチスレッド対応であり、スレッド数は12スレッドである。TDPは65W、Tcaseは100℃である。

以上から、Core i5 12600とCore i5 12400はほとんど同等の仕様となっており、最大周波数もほぼ同じである。しかし、Core i5 12600の方が内蔵グラフィックスが高性能であるため、ビデオ関連の編集作業や高負荷なゲームにおいてより優れた性能を発揮すると考えられる。また、Core i5 12600はTDPが明記されていないため、消費電力については不明であるが、Core i5 12400はTDPが65Wと明示されているため、省電力に優れたCPUと言える。

総合的に考えると、ビデオ関連の編集作業や高負荷なゲームを行う場合はCore i5 12600を選択することをお勧めする。一方、省電力を重視する場合はCore i5 12400を選択することをお勧めする。

Core i5 12400 と比較して Core i5 12600 を選ぶメリット

  • 定格周波数

    57.2点(3.3GHz) vs 19.5点(2.5GHz)

  • ブースト時の周波数

    98点(4.8GHz) vs 75.5点(4.4GHz)

  • インテル クリアー・ビデオ・テクノロジー対応

Core i5 12600 と比較して Core i5 12400 を選ぶメリット

    -

「Core i5 12600」と「Core i5 12400」を徹底比較する

CPU性能について「Core i5 12600」と「Core i5 12400」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について比べると「Core i5 12600」は3.3GHzであるのに対して「Core i5 12400」は2.5GHzです。0.7GHzの差があります。「Core i5 12400」の定格クロック数と比べて「Core i5 12600」はとても高いです。「Core i5 12600」はデータやアクセス処理を高速化できる点で「Core i5 12400」よりも秀でています。「Core i5 12600」は複数の作業、アプリケーションを同時に処理するのに非常に向いています。実際の利用を考えると「Core i5 12400」と「Core i5 12600」は体感値として遥かに大きい差があります。「Core i5 12600」に決める上で一つの主な判断材料となるでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Core i5 12600
3.3GHz57/100
Core i5 12400
2.5GHz19/100

ブースト時の最大周波数について

ブースト時の最大周波数が高いCPUは3Dゲームなどで高い処理能力を維持できる点で使い勝手が良いです。例えば動画のエンコードなど、CPU負荷の高い作業をするようなときにおすすめです。

ブースト時の最大周波数について比べると「Core i5 12400」は4.4GHzであり「Core i5 12600」は4.8GHzです。0.3GHzもの差があります。ブースト時の最大周波数という角度で見ると「Core i5 12400」と比較して「Core i5 12600」は非常に高いです。パソコンの処理速度を上げることができる点で「Core i5 12600」の方が「Core i5 12400」よりも秀でています。消費電力や発熱を維持したまま処理速度をアップするのに「Core i5 12600」はとても適しています。実際に利用する上で「Core i5 12600」と「Core i5 12400」の実用上の違いはかなり大きいです。「Core i5 12600」にする上で主な判断材料の一つとなると思います。

ブースト時の最大周波数評価
Core i5 12600
4.8GHz97/100
Core i5 12400
4.4GHz75/100

二次キャッシュ対応について

二次キャッシュに対応しているCPUはメインメモリのアクセスを減らして処理を速めることができる点で使い勝手が良いです。特に処理速度を高速にするようなときにおすすめです。

「Core i5 12600」も「Core i5 12400」も二次キャッシュに対応しているCPUです。そのため記憶情報を素早く利用できる点で優れています。どちらもメモリがボトルネックとなってCPUの処理が阻害されることを防止するのに向いています。

二次キャッシュについて

二次キャッシュが多いCPUは沢山の容量のデータのメモリを処理することができる点で使い勝手が良いです。例えば動画編集のような作業でも、素早く処理するといったときで役立ちます。

二次キャッシュについて比べると「Core i5 12600」は7MBであるのに対して「Core i5 12400」は7MBです。「Core i5 12400」のキャッシュ容量は「Core i5 12600」と違いがほぼゼロです。感覚的にわかるほどの違いは無いです。ほかの視点を見て比べた方がいいでしょう。

二次キャッシュ評価
Core i5 12600
7MB86/100
Core i5 12400
7MB86/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i5 12400」も「Core i5 12600」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュを「Core i5 12400」と「Core i5 12600」を比べると「Core i5 12400」は18MBであり「Core i5 12600」は18MBです。「Core i5 12400」も「Core i5 12600」もキャッシュ容量について違いがほぼゼロと言えるでしょう。実用上の差はありません。ほかの視点で決めることをおすすめします。

三次キャッシュ評価
Core i5 12600
18MB65/100
Core i5 12400
18MB65/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数について「Core i5 12400」と「Core i5 12600」を比較すると「Core i5 12400」は6コアであり「Core i5 12600」は6コアです。コア数について「Core i5 12600」も「Core i5 12400」もほとんど同じと言えます。体感できるほどの差は無いです。他の視点から見て選択する方がよいでしょう。

コア数評価
Core i5 12600
6コア50/100
Core i5 12400
6コア50/100

マルチスレッド対応について

マルチスレッドに対応しているCPUは複数同時処理で作業できる点で優れています。例えばパソコンの複数の処理を効率的に並行実施するといったようなケースで役立ちます。

「Core i5 12400」も「Core i5 12600」もマルチスレッドに対応しているCPUです。そのため高度な演算処理や、多数のプログラムを同時に処理できる点で秀でています。どちらも複数の作業を処理効率を保ちながら同時進行するのに適しています。

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。

スレッド数を「Core i5 12600」と「Core i5 12400」を比較すると「Core i5 12600」は12スレッドに対して「Core i5 12400」は12スレッドです。「Core i5 12600」も「Core i5 12400」も同程度のスレッド数です。実用上の差はありません。ほかの視点で決めるほうがいいでしょう。

スレッド数評価
Core i5 12600
12スレッド48/100
Core i5 12400
12スレッド48/100

「Core i5 12600」と「Core i5 12400」の違いを表で比較する

Core i5 12600Core i5 12400
画像Core i5 12600Core i5 12400
シリーズ名Alder LakeAlder Lake
内蔵グラフィックスIntel UHD Graphics 770Intel UHD Graphics 730
TDP - 65W
通常利用時の最大周波数3.3GHz2.5GHz
ブースト時の最大周波数4.8GHz4.4GHz
二次キャッシュ対応
二次キャッシュ7MB7MB
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ18MB18MB
コア数6コア6コア
マルチスレッド対応
スレッド数12スレッド12スレッド
TCase - 100℃
インテル クリアー・ビデオ・テクノロジー対応 -
インテル クイック・シンク・ビデオ対応 -
インテル クリアー・ビデオ HDテクノロジー対応 -
インテル ハイパースレッディング・テクノロジー対応 -

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