Core i5 12500 と Core i5 12400 の違いを徹底比較。詳しい評価をまとめました

作成日時: 2022-01-04 17:56:04、更新日時: 2022-01-04 18:17:13

Core i5 12500Core i5 12400
Core i5 12500Core i5 12400

「Core i5 12400」と「Core i5 12500」の違いについて評価・検証してみました。どのような面で異なるのでしょうか?「Core i5 12500」と「Core i5 12400」のどっちを選んだらいいのか検討している人におススメです。

Core i5 12500Core i5 12400
Core i5 12500Core i5 12400
総合評価:

64.7/100

(総合: 1040位)

60.4/100

(総合: 1049位)

通常利用時の最大周波数
39/100
19/100
ブースト時の最大周波数
97/100
75/100
二次キャッシュ
86/100
86/100
三次キャッシュ
65/100
65/100
コア数
50/100
50/100
スレッド数
48/100
48/100

Core i5 12500は、Alder LakeシリーズのCPUです。内蔵グラフィックスはIntel UHD Graphics 770で、通常利用時の最大周波数は3GHz、ブースト時の最大周波数は4.6GHzです。二次キャッシュ対応で、二次キャッシュは7MB、三次キャッシュ対応で、三次キャッシュは18MBです。コア数は6コアで、マルチスレッド対応であり、スレッド数は12スレッドです。さらに、インテル クリアー・ビデオ・テクノロジー、インテル クイック・シンク・ビデオ、インテル クリアー・ビデオ HDテクノロジー、インテル ハイパースレッディング・テクノロジーに対応しています。

Core i5 12400も、Alder LakeシリーズのCPUです。内蔵グラフィックスはIntel UHD Graphics 730で、TDPは65Wです。通常利用時の最大周波数は2.5GHz、ブースト時の最大周波数は4.4GHz。二次キャッシュ対応で、二次キャッシュは7MB、三次キャッシュ対応で、三次キャッシュは18MBです。コア数は6コアで、マルチスレッド対応であり、スレッド数は12スレッドです。TCaseは100℃です。

これらのCPUを比較すると、Core i5 12500は内蔵グラフィックスがIntel UHD Graphics 770で高性能です。通常利用時の最大周波数も3GHzと比較的高く、また、二次キャッシュ、三次キャッシュも大きく設定されており、高速なパフォーマンスが期待できます。Core i5 12400もかなり性能が高いですが、内蔵グラフィックスがIntel UHD Graphics 730とCore i5 12500と比較すると劣ります。

総合的に見て、Core i5 12500は高性能で、使用用途にもよりますが、ビジネス用途から軽いゲームまで幅広く使用できます。Core i5 12400も同じくらい高性能ですが、グラフィック性能がCore i5 12500より劣るため、ゲーム用途よりもビジネス用途などに向いています。どちらのCPUも、高いパフォーマンスを期待できる製品であり、おすすめできます。

Core i5 12400 と比較して Core i5 12500 を選ぶメリット

  • 定格周波数

    39.6点(3GHz) vs 19.5点(2.5GHz)

  • ブースト時の周波数

    97.7点(4.6GHz) vs 75.5点(4.4GHz)

  • インテル クリアー・ビデオ・テクノロジー対応
  • インテル クイック・シンク・ビデオ対応
  • インテル クリアー・ビデオ HDテクノロジー対応
  • インテル ハイパースレッディング・テクノロジー対応

Core i5 12500 と比較して Core i5 12400 を選ぶメリット

    -

「Core i5 12500」と「Core i5 12400」を徹底比較する

CPU性能について「Core i5 12500」と「Core i5 12400」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について「Core i5 12500」と「Core i5 12400」を比較すると「Core i5 12500」は3GHzに対して「Core i5 12400」は2.5GHzです。0.5GHzの差があります。「Core i5 12400」の定格クロック数と比べて「Core i5 12500」は比較的高いです。

データやアクセス処理を高速化できる点で「Core i5 12400」より「Core i5 12500」の方がよいです。「Core i5 12500」は複数の作業、アプリケーションを同時に処理するのに比較的おススメです。実際に使う場面で「Core i5 12500」と「Core i5 12400」の実用においての違いは比較的大きいです。「Core i5 12500」は「Core i5 12400」よりいいですが決め手になるほどの差はないでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Core i5 12500
3GHz39/100
Core i5 12400
2.5GHz19/100

ブースト時の最大周波数について

ブースト時の最大周波数が高いCPUは3Dゲームなどで高い処理能力を維持できる点で使い勝手が良いです。例えば動画のエンコードなど、CPU負荷の高い作業をするようなときにおすすめです。

ブースト時の最大周波数について比べると「Core i5 12400」は4.4GHzであり「Core i5 12500」は4.6GHzです。0.1GHzもの差があります。ブースト時の最大周波数という角度で見ると「Core i5 12400」と比較して「Core i5 12500」は非常に高いです。

パソコンの処理速度を上げることができる点で「Core i5 12500」の方が「Core i5 12400」よりも秀でています。消費電力や発熱を維持したまま処理速度をアップするのに「Core i5 12500」はとても適しています。実際に利用する上で「Core i5 12500」と「Core i5 12400」の実用上の違いはかなり大きいです。「Core i5 12500」にする上で主な判断材料の一つとなると思います。

ブースト時の最大周波数評価
Core i5 12500
4.6GHz97/100
Core i5 12400
4.4GHz75/100

二次キャッシュ対応について

二次キャッシュに対応しているCPUはメインメモリのアクセスを減らして処理を速めることができる点で使い勝手が良いです。特に処理速度を高速にするようなときにおすすめです。

「Core i5 12500」も「Core i5 12400」も二次キャッシュに対応しているCPUです。そのため記憶情報を素早く利用できる点で優れています。どちらもメモリがボトルネックとなってCPUの処理が阻害されることを防止するのに向いています。

二次キャッシュについて

二次キャッシュが多いCPUは沢山の容量のデータのメモリを処理することができる点で使い勝手が良いです。例えば動画編集のような作業でも、素早く処理するといったときで役立ちます。

二次キャッシュについて比べると「Core i5 12500」は7MBであるのに対して「Core i5 12400」は7MBです。「Core i5 12400」のキャッシュ容量は「Core i5 12500」と違いがほぼゼロです。

感覚的にわかるほどの違いは無いです。ほかの視点を見て比べた方がいいでしょう。

二次キャッシュ評価
Core i5 12500
7MB86/100
Core i5 12400
7MB86/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i5 12400」も「Core i5 12500」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュを「Core i5 12400」と「Core i5 12500」を比べると「Core i5 12400」は18MBであり「Core i5 12500」は18MBです。「Core i5 12400」も「Core i5 12500」もキャッシュ容量について違いがほぼゼロと言えるでしょう。

実用上の差はありません。ほかの視点で決めることをおすすめします。

三次キャッシュ評価
Core i5 12500
18MB65/100
Core i5 12400
18MB65/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数について「Core i5 12400」と「Core i5 12500」を比較すると「Core i5 12400」は6コアであり「Core i5 12500」は6コアです。コア数について「Core i5 12500」も「Core i5 12400」もほとんど同じと言えます。

体感できるほどの差は無いです。他の視点から見て選択する方がよいでしょう。

コア数評価
Core i5 12500
6コア50/100
Core i5 12400
6コア50/100

マルチスレッド対応について

マルチスレッドに対応しているCPUは複数同時処理で作業できる点で優れています。例えばパソコンの複数の処理を効率的に並行実施するといったようなケースで役立ちます。

「Core i5 12400」も「Core i5 12500」もマルチスレッドに対応しているCPUです。そのため同時実行可能な仕事が多くできる点で秀でています。どちらも複数の作業を処理効率を保ちながら同時進行するのに適しています。

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。

スレッド数を「Core i5 12500」と「Core i5 12400」を比較すると「Core i5 12500」は12スレッドに対して「Core i5 12400」は12スレッドです。「Core i5 12500」も「Core i5 12400」も同程度のスレッド数です。

実用上の差はありません。ほかの視点で決めるほうがいいでしょう。

スレッド数評価
Core i5 12500
12スレッド48/100
Core i5 12400
12スレッド48/100

「Core i5 12500」と「Core i5 12400」の違いを表で比較する

Core i5 12500Core i5 12400
画像Core i5 12500Core i5 12400
シリーズ名Alder LakeAlder Lake
内蔵グラフィックスIntel UHD Graphics 770Intel UHD Graphics 730
TDP - 65W
通常利用時の最大周波数3GHz2.5GHz
ブースト時の最大周波数4.6GHz4.4GHz
二次キャッシュ対応
二次キャッシュ7MB7MB
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ18MB18MB
コア数6コア6コア
マルチスレッド対応
スレッド数12スレッド12スレッド
TCase - 100℃
インテル クリアー・ビデオ・テクノロジー対応 -
インテル クイック・シンク・ビデオ対応 -
インテル クリアー・ビデオ HDテクノロジー対応 -
インテル ハイパースレッディング・テクノロジー対応 -

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