Core i5 12500 vs Core i5 10400: 比較レビュー
2023-06-04 02:50:13
Core i5 12500 | Core i5 10400 | |||
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総合評価: | 53.3/100 (総合順位: 1087/3283) | 48.6/100 (総合順位: 253/3283) | ||
通常利用時の最大周波数 | 62/100 | 58/100 | ||
ブースト時の最大周波数 | 74/100 | 66/100 | ||
三次キャッシュ | 50/100 | 36/100 | ||
コア数 | 34/100 | 34/100 | ||
スレッド数 | 34/100 | 34/100 | ||
スペック
Core i5 12500 | Core i5 10400 | |||
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基本情報 | ||||
シリーズ名 | Alder Lake | Comet Lake | ||
内蔵グラフィックス | Intel UHD Graphics 770 | Intel UHD Graphics 630 | ||
ソケットの形状 | - | LGA1200 | ||
TDP | - | 65W | ||
CPU性能 | ||||
通常利用時の最大周波数 | 3GHz | 2.9GHz | ||
ブースト時の最大周波数 | 4.6GHz | 4.3GHz | ||
二次キャッシュ対応 | ○ | - | ||
二次キャッシュ | 7MB | - | ||
三次キャッシュ対応 | ○ | ○ | ||
三次キャッシュ | 18MB | 12MB | ||
コア数 | 6コア | 6コア | ||
マルチスレッド対応 | ○ | ○ | ||
スレッド数 | 12スレッド | 12スレッド | ||
インテル クリアー・ビデオ・テクノロジー対応 | ○ | - | ||
機能性 | ||||
インテル クイック・シンク・ビデオ対応 | ○ | - | ||
インテル クリアー・ビデオ HDテクノロジー対応 | ○ | - | ||
インテル ハイパースレッディング・テクノロジー対応 | ○ | - | ||
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比較レビュー
CPU性能
通常利用時の最大周波数
通常利用時の最大周波数の観点でCore i5 12500とCore i5 10400で見てみるとCore i5 12500は3GHzであるのに対しCore i5 10400は2.9GHzとなっています。Core i5 10400とCore i5 12500の差は全く存在しないと言っていいほどないデータとなっており同程度の通常利用時の最大周波数であると言えるでしょう。
通常利用時の最大周波数が高いCPUには、多くのメリットがあります。まずは基本的な処理速度が速くなり、快適な使用感を得られます。また、高い周波数が意味するのは、CPUがより多くの処理を行うことができるということ。データ処理が多い作業にも対応可能であり、生産性の向上にも繋がります。
通常利用時の最大周波数という点に関して体感的に言えば、Core i5 12500もCore i5 10400も違いは殆ど存在しません。通常利用時の最大周波数の情報を評価しても、商品選びにおいて全くと言っていいほど役に立ちません。
ブースト時の最大周波数
Core i5 12500のブースト時の最大周波数は4.6GHzというデータである一方、Core i5 10400は4.3GHzになります。0.2GHzのほんのちょっとの差がCore i5 12500とCore i5 10400にありCore i5 10400の方がブースト時の最大周波数はわずかに低いです。ブースト時の最大周波数が高いCPUは、エンターテイメントや動画編集などのクリエイティブな作業にも適しており、より快適な作業環境を提供してくれます。
ブースト時の最大周波数が高いCPUは、より高速な処理を可能にします。このCPUを使用すると、作業時間を短縮し、生産性を向上させることができます。特に、プレゼンテーションやグラフィックデザインなどのクリエイティブな作業において、高速処理が必要とされる場合があります。また、高周波数CPUは、多くのゲーマーやビデオ編集者にも好まれています。
これらの比較で明白に分かるように、Core i5 10400のほうがCore i5 12500のブースト時の最大周波数よりイマイチなレベルに感じると思います。数字的にみればCore i5 10400よりもCore i5 12500は低いです。しかし、別の角度から選ぶほうが良さそうことがわかります。
三次キャッシュ対応
Core i5 10400とCore i5 12500は、両方とも三次キャッシュに対応しているCPUであると言えるでしょう。三次キャッシュに対応しているこれらのCPUは、処理速度の向上だけでなく、省電力化にも貢献します。また、より複雑なタスクにも対応でき、高い生産性を発揮します。
三次キャッシュに対応しているCPUのメリットは、高速動作が可能になることです。三次キャッシュは、CPUが必要とする情報を素早く取得できるため、ユーザーは高速かつスムーズな操作を体験できます。また、三次キャッシュによって、同じ処理を繰り返すときの速度が向上し、作業の生産性が向上します。
三次キャッシュ
Core i5 10400の三次キャッシュは12MBとなっているのに対し、Core i5 12500は18MBというデータとなっています。Core i5 12500のほうが三次キャッシュは極端に多いと言うことができます。Core i5 12500とCore i5 10400の違いは6MBと言うことができるでしょう。三次キャッシュが多いCPUは、高速なデータ処理が可能なため、複雑な作業でもストレスなく行えるというメリットがあります。
三次キャッシュが多いCPUは、高性能なパソコンに必須のパーツです。なぜなら、三次キャッシュはCPUの処理速度を向上させるために必要な要素であり、キャッシュの容量が多ければ多いほどパフォーマンスが向上するからです。また、多くのメモリを必要としないため、メモリの膨大な容量や高速なメモリアクセス速度を必要としないという利点もあります。
実際の使用を想定すると、三次キャッシュに関してCore i5 12500はCore i5 10400よりもかなり勝っていると感じられるでしょう。体感的にいって全然違っています。従ってCore i5 12500にする場合の着目すべき判断材料の一つとなるでしょう。Core i5 10400は三次キャッシュが重要な場合イマイチな選択と考えられそうです。
コア数
Core i5 10400とCore i5 12500のコア数において比べた場合、Core i5 12500は6コアで、Core i5 10400は6コアというデータであるといえます。Core i5 10400とCore i5 12500のコア数は違いは殆どないデータとなっており、よく類似しています。
コア数が多いCPUを使うことで、処理が素早くなり、待ち時間を削減できます。特に、大量のデータを処理する場合は、作業時間の短縮につながります。他にも、ビデオ編集や3Dレンダリングなど、クリエイティブな作業にも適しています。
実用性を最優先するならばCore i5 10400もCore i5 12500も似ていると言うことができます。商品を選択する上で、コア数の情報は参考にならないと言えます。別の角度から判断するほうが良さそうことが分かります。
マルチスレッド対応
どちらもマルチスレッドに対応しているCPUとなっています。マルチスレッドに対応しているこれらのCPUは、コア数が多いものが多く、多くのタスクを処理することが可能です。さらに、ハイパースレッディング技術を採用しているCPUは、仮想的なコアを生成するため、より多くのタスクを同時に処理することができます。
マルチスレッドに対応しているCPUは、多くのタスクを同時に処理することができます。これにより、作業の効率が向上し、より高速な処理が可能になります。また、プログラムによっては、マルチスレッドに対応しているCPUを使用することで、より高度な処理が可能になります。これは、ビジネスやエンターテインメントなどの幅広い分野で活躍するCPUとして、注目されている理由の1つです。
スレッド数
Core i5 10400のスレッド数は12スレッドである一方、Core i5 12500のスレッド数は12スレッドです。両者はスレッド数において極めてよく似ていると言うことができるでしょう。
実際の使用を想定するとCore i5 10400もCore i5 12500も感覚上、ほとんど同じであると言えるでしょう。Core i5 10400もCore i5 12500もまったくと言っていい程違いは存在していません。判断を下す上で、スレッド数の情報は全くといっていいほど役に立たないといえます。
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