Core i5 12400 と Core i5 12400F の評価。違いを比べてみた

作成日時: 2022-01-04 20:03:12

Core i5 12400Core i5 12400F
Core i5 12400Core i5 12400F

「Core i5 12400F」と「Core i5 12400」はどちらがいいのか?どちらを選んだ方がいいのかを解説レビュー。どっちが良いのかを比較してみました。

Core i5 12400Core i5 12400F
Core i5 12400Core i5 12400F
総合評価:
TDPrating-image3.8
65W
rating-image3.8
65W
通常利用時の最大周波数rating-image1.0
2.5GHz
rating-image1.0
2.5GHz
ブースト時の最大周波数rating-image3.8
4.4GHz
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4.4GHz
二次キャッシュrating-image4.3
7MB
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7MB
三次キャッシュrating-image3.3
18MB
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18MB
コア数rating-image2.5
6コア
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6コア
スレッド数rating-image2.4
12スレッド
rating-image2.4
12スレッド

Core i5 12400は、インテルの最新CPUシリーズであるAlder Lakeシリーズの一つです。このCPUには、Intel UHD Graphics 730という内蔵グラフィックスが搭載されています。TDPは65Wで、通常利用時の最大周波数は2.5GHz、ブースト時の最大周波数は4.4GHzです。次キャッシュ対応で、二次キャッシュの大きさは7MB、三次キャッシュの大きさは18MBです。このCPUは6つのコアを備えており、マルチスレッドにも対応しています。また、スレッド数は12です。TCaseは100℃です。

Core i5 12400FもAlder Lakeシリーズの一つで、TDPは65W、通常利用時の最大周波数は2.5GHz、ブースト時の最大周波数は4.4GHzです。次キャッシュ対応で、二次キャッシュの大きさは7MB、三次キャッシュの大きさは18MBです。このCPUは6つのコアを備えており、マルチスレッドにも対応しています。また、スレッド数は12です。

これら2つのCPUを比較すると、シリーズ名と内蔵グラフィックスに違いがあります。Core i5 12400にはIntel UHD Graphics 730が搭載されているのに対し、Core i5 12400Fには内蔵グラフィックスの情報がないことがわかります。また、Core i5 12400のTCaseが100℃であることも異なります。

しかし、性能面では2つのCPUはほぼ同じで、同じAlder Lakeシリーズで同じTDP、周波数、キャッシュサイズ、コア数、スレッド数になっています。マルチタスキングや高負荷処理もスムーズに行えるでしょう。

総じて考えると、Core i5 12400とCore i5 12400Fはほとんど同じCPUといえます。性能に差がない場合は、内蔵グラフィックスを用いるか否か等の違いで選ぶことができます。どちらのCPUもおすすめできることは言えます。

Core i5 12400F と比較して Core i5 12400 を選ぶメリット

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Core i5 12400 と比較して Core i5 12400F を選ぶメリット

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「Core i5 12400」と「Core i5 12400F」を徹底比較する

基本情報について「Core i5 12400」と「Core i5 12400F」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPを「Core i5 12400」と「Core i5 12400F」を比べると「Core i5 12400」は65Wに対して「Core i5 12400F」は65Wです。「Core i5 12400F」も「Core i5 12400」も違いはほぼゼロと言えます。最大放熱量の小ささランキングで見てみると2005製品中「Core i5 12400」は514位で「Core i5 12400F」は499位です。ほとんど差は無いと言えます。

実用上の差はありません。ほかの観点から比較するほうがよいでしょう。

TDP評価
Core i5 12400
65W76/100
Core i5 12400F
65W76/100

CPU性能について「Core i5 12400」と「Core i5 12400F」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について「Core i5 12400F」と「Core i5 12400」を比較すると「Core i5 12400F」は2.5GHzに対して「Core i5 12400」は2.5GHzです。「Core i5 12400F」の定格クロック数は「Core i5 12400」と同じくらいです。定格周波数ランキングで見てみると2150製品中「Core i5 12400」は1334位で「Core i5 12400F」は1330位です。ほとんど差は無いと言えます。

感覚的にわかるほどの差はありません。ほかの角度で決めるほうがよさそうです。

通常利用時の最大周波数評価
Core i5 12400
2.5GHz19/100
Core i5 12400F
2.5GHz19/100

ブースト時の最大周波数について

ブースト時の最大周波数が高いCPUは3Dゲームなどで高い処理能力を維持できる点で使い勝手が良いです。例えば動画のエンコードなど、CPU負荷の高い作業をするようなときにおすすめです。

ブースト時の最大周波数を「Core i5 12400F」と「Core i5 12400」を比較すると「Core i5 12400F」は4.4GHzで「Core i5 12400」は4.4GHzです。「Core i5 12400F」も「Core i5 12400」も同じくらいのクロック数です。ブースト時のクロック数ランキングで見てみると727製品中「Core i5 12400」は210位で「Core i5 12400F」は204位です。ほとんど差は無いと言えます。

体感できるほどの違いは無いです。別の角度から比較するほうがいいでしょう。

ブースト時の最大周波数評価
Core i5 12400
4.4GHz75/100
Core i5 12400F
4.4GHz75/100

二次キャッシュ対応について

二次キャッシュに対応しているCPUはメインメモリのアクセスを減らして処理を速めることができる点で使い勝手が良いです。特に処理速度を高速にするようなときにおすすめです。

「Core i5 12400」も「Core i5 12400F」も二次キャッシュに対応しているCPUです。そのため記憶情報を素早く利用できる点で優れています。どちらもメモリがボトルネックとなってCPUの処理が阻害されることを防止するのに向いています。

二次キャッシュについて

二次キャッシュが多いCPUは沢山の容量のデータのメモリを処理することができる点で使い勝手が良いです。例えば動画編集のような作業でも、素早く処理するといったときで役立ちます。

二次キャッシュについて比べると「Core i5 12400」は7MBであるのに対して「Core i5 12400F」は7MBです。「Core i5 12400F」のキャッシュ容量は「Core i5 12400」と違いがほぼゼロです。二次キャッシュ容量の多さランキングで見てみると1248製品中「Core i5 12400」は209位で「Core i5 12400F」は208位です。ほとんど差は無いと言えます。

感覚的にわかるほどの違いは無いです。ほかの視点を見て比べた方がいいでしょう。

二次キャッシュ評価
Core i5 12400
7MB86/100
Core i5 12400F
7MB86/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i5 12400F」も「Core i5 12400」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュを「Core i5 12400F」と「Core i5 12400」を比べると「Core i5 12400F」は18MBであり「Core i5 12400」は18MBです。「Core i5 12400F」も「Core i5 12400」もキャッシュ容量について違いがほぼゼロと言えるでしょう。三次キャッシュ容量の多さランキングで見てみると1194製品中「Core i5 12400」は334位で「Core i5 12400F」は333位です。ほとんど差は無いと言えます。

実用上の差はありません。ほかの視点で決めることをおすすめします。

三次キャッシュ評価
Core i5 12400
18MB65/100
Core i5 12400F
18MB65/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数について「Core i5 12400F」と「Core i5 12400」を比較すると「Core i5 12400F」は6コアであり「Core i5 12400」は6コアです。コア数について「Core i5 12400」も「Core i5 12400F」もほとんど同じと言えます。コア数の多さランキングで見てみると2152製品中「Core i5 12400」は465位で「Core i5 12400F」は451位です。ほとんど差は無いと言えます。

体感できるほどの差は無いです。他の視点から見て選択する方がよいでしょう。

コア数評価
Core i5 12400
6コア50/100
Core i5 12400F
6コア50/100

マルチスレッド対応について

マルチスレッドに対応しているCPUは複数同時処理で作業できる点で優れています。例えばパソコンの複数の処理を効率的に並行実施するといったようなケースで役立ちます。

「Core i5 12400F」も「Core i5 12400」もマルチスレッドに対応しているCPUです。そのため高度な演算処理や、多数のプログラムを同時に処理できる点で秀でています。どちらも複数の作業を処理効率を保ちながら同時進行するのに適しています。

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。

スレッド数を「Core i5 12400」と「Core i5 12400F」を比較すると「Core i5 12400」は12スレッドに対して「Core i5 12400F」は12スレッドです。「Core i5 12400」も「Core i5 12400F」も同程度のスレッド数です。スレッド数の多さランキングで見てみると804製品中「Core i5 12400」は361位で「Core i5 12400F」は347位です。ほとんど差は無いと言えます。

実用上の差はありません。ほかの視点で決めるほうがいいでしょう。

スレッド数評価
Core i5 12400
12スレッド48/100
Core i5 12400F
12スレッド48/100

「Core i5 12400」と「Core i5 12400F」の違いを表で比較する

Core i5 12400Core i5 12400F
画像Core i5 12400Core i5 12400F
シリーズ名Alder LakeAlder Lake
内蔵グラフィックスIntel UHD Graphics 730 -
TDP65W65W
通常利用時の最大周波数2.5GHz2.5GHz
ブースト時の最大周波数4.4GHz4.4GHz
二次キャッシュ対応
二次キャッシュ7MB7MB
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ18MB18MB
コア数6コア6コア
マルチスレッド対応
スレッド数12スレッド12スレッド
TCase100℃ -

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