Core 2 Quad Q6700 と Core i5 12400 の違いや差は?選ぶならどちらがおすすめ?

作成日時: 2022-01-04 19:24:47

Core i5 12400Core 2 Quad Q6700
Core i5 12400Core 2 Quad Q6700

「Core i5 12400」と「Core 2 Quad Q6700」はどういう面で違いや差があるのでしょうか?どっちを選んだ方がいいのかを評価レビューしました!どちらのCPUを選んだらいいのかを初心者でも分かるように説明しました。

Core i5 12400Core 2 Quad Q6700
Core i5 12400Core 2 Quad Q6700
総合評価:
TDPrating-image3.8
65W
rating-image2.5
95W
通常利用時の最大周波数rating-image1.0
2.5GHz
rating-image1.2
2.66GHz
二次キャッシュrating-image4.3
7MB
rating-image4.5
8MB
コア数rating-image2.5
6コア
rating-image1.8
4コア

Core 2 Quad Q6700 と比較して Core i5 12400 を選ぶメリット

  • コア数

    50点(6コア) vs 35.2点(4コア)

  • 三次キャッシュ対応
  • マルチスレッド対応

Core i5 12400 と比較して Core 2 Quad Q6700 を選ぶメリット

  • 定格周波数

    19.5点(2.5GHz) vs 24.8点(2.66GHz)

「Core i5 12400」と「Core 2 Quad Q6700」を徹底比較する

基本情報について「Core i5 12400」と「Core 2 Quad Q6700」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Core i5 12400」は65Wで「Core 2 Quad Q6700」は95Wです。30Wもの差があります。「Core 2 Quad Q6700」と比べて「Core i5 12400」はかなり小さいです。「Core i5 12400」はCPU自体の発熱を少なくできる点で「Core 2 Quad Q6700」よりも優れていると言えます。熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用するのに「Core i5 12400」はかなりオススメです。実際の利用を想定したとき「Core i5 12400」の方が「Core 2 Quad Q6700」よりも非常に優れているでしょう。「Core i5 12400」を選ぶ上で重要な判断材料の一つとなるでしょう。

TDP評価
Core i5 12400
65W76/100
Core 2 Quad Q6700
95W49/100

CPU性能について「Core i5 12400」と「Core 2 Quad Q6700」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数を「Core i5 12400」と「Core 2 Quad Q6700」を比較すると「Core i5 12400」は2.5GHzであり「Core 2 Quad Q6700」は2.66GHzです。「Core 2 Quad Q6700」の方が「Core i5 12400」よりもわずかに定格クロック数が高いです。データやアクセス処理を高速化できる点で「Core 2 Quad Q6700」の方がどちらかといえば良いといえなくもないでしょう。しかしながら複数の作業、アプリケーションを同時に処理する場合でも実感上の違いはほとんど無いと思います。数値的には「Core 2 Quad Q6700」の方が「Core i5 12400」より高いですが、体感できるほどの違いはほぼありません。

通常利用時の最大周波数評価
Core i5 12400
2.5GHz19/100
Core 2 Quad Q6700
2.66GHz24/100

二次キャッシュ対応について

二次キャッシュに対応しているCPUはメインメモリのアクセスを減らして処理を速めることができる点で使い勝手が良いです。特に処理速度を高速にするようなときにおすすめです。

「Core i5 12400」も「Core 2 Quad Q6700」も二次キャッシュに対応しているCPUです。そのため記憶情報を素早く利用できる点で優れています。どちらもメモリがボトルネックとなってCPUの処理が阻害されることを防止するのに向いています。

二次キャッシュについて

二次キャッシュが多いCPUは沢山の容量のデータのメモリを処理することができる点で使い勝手が良いです。例えば動画編集のような作業でも、素早く処理するといったときで役立ちます。

二次キャッシュについて「Core 2 Quad Q6700」と「Core i5 12400」を比べると「Core 2 Quad Q6700」は8MBであるのに対して「Core i5 12400」は7MBです。「Core i5 12400」と比較して「Core 2 Quad Q6700」はわずかに多いです。メインメモリへのアクセスを減らすことができる点で「Core i5 12400」より「Core 2 Quad Q6700」の方が無難でしょう。しかしながら複数動作を安定して稼働する場合でもよっぽど気になる人でないとわからないくらいの違いだと思います。強いて言えば「Core i5 12400」より「Core 2 Quad Q6700」を選ぶ方がいいですが、基本的には気にするほどの差はほとんどないでしょう。

二次キャッシュ評価
Core i5 12400
7MB86/100
Core 2 Quad Q6700
8MB89/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数を比べると「Core i5 12400」は6コアであるのに対して「Core 2 Quad Q6700」は4コアです。2コアの差があります。「Core 2 Quad Q6700」と比べて「Core i5 12400」はややコア数が多いです。「Core i5 12400」は一つのタスクについて並列で処理することで高速で処理したり、多くのタスクを同時に実行出来る点で「Core 2 Quad Q6700」よりも多少優れているかもしれません。「Core i5 12400」は同時に出来る処理作業を増やすことが出来るので、一度に色んなアプリを起動するのに多少おすすめです。実際に使うことを想定したとき「Core i5 12400」と「Core 2 Quad Q6700」は体感上多少大きい違いがあります。「Core i5 12400」は「Core 2 Quad Q6700」よりいいと言えます。ただ決定的に優れていると言える程の差はありません。

コア数評価
Core i5 12400
6コア50/100
Core 2 Quad Q6700
4コア35/100

「Core i5 12400」と「Core 2 Quad Q6700」の違いを表で比較する

Core i5 12400Core 2 Quad Q6700
Core i5 12400Core 2 Quad Q6700
基本情報
シリーズ名Alder Lake -
内蔵グラフィックスIntel UHD Graphics 730 -
ソケットの形状 - LGA775
TDP65W95W
CPU性能
通常利用時の最大周波数2.5GHz2.66GHz
ブースト時の最大周波数4.4GHz -
二次キャッシュ対応
二次キャッシュ7MB8MB
三次キャッシュ対応 -
三次キャッシュ18MB -
コア数6コア4コア
マルチスレッド対応 -
スレッド数12スレッド -
TCase100℃ -

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Core 2 Quad Q6700

TDP:95W, 通常利用時の最大周波数:2.66GHz, 二次キャッシュ:8MB, 三次キャッシュ:8MB, コア数:4コア, バススピード:1.066GT/s

Core i3 12100

通常利用時の最大周波数:3.3GHz, ブースト時の最大周波数:4.3GHz, 二次キャッシュ:5MB, 三次キャッシュ:12MB, コア数:4コア, スレッド数:8スレッド, メモリーチャネル最大対応数:2本

Core i5 12400F

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:2.5GHz, ブースト時の最大周波数:4.4GHz, 二次キャッシュ:7MB, 三次キャッシュ:18MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

Core i5 12500

通常利用時の最大周波数:3GHz, ブースト時の最大周波数:4.6GHz, 二次キャッシュ:7MB, 三次キャッシュ:18MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

Core i5 12600

通常利用時の最大周波数:3.3GHz, ブースト時の最大周波数:4.8GHz, 二次キャッシュ:7MB, 三次キャッシュ:18MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

Core i7 12700

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:2.1GHz, ブースト時の最大周波数:4.9GHz, 二次キャッシュ:12MB, 三次キャッシュ:25MB, コア数:12コア, スレッド数:20スレッド

インテル Celeron G6900

TDP:46W, 通常利用時の最大周波数:3.4GHz, ブースト時の最大周波数:3.4GHz, 二次キャッシュ:2MB, 三次キャッシュ:4MB, コア数:2コア, スレッド数:2スレッド, 対応最大メモリー:128GB

Core i3 12100F

通常利用時の最大周波数:3.3GHz, ブースト時の最大周波数:4.3GHz, 二次キャッシュ:5MB, 三次キャッシュ:12MB, コア数:4コア, スレッド数:8スレッド, メモリーチャネル最大対応数:2本

Core i7 12700F

TDP:180W, 通常利用時の最大周波数:2.1GHz, ブースト時の最大周波数:4.9GHz, 二次キャッシュ:12MB, 三次キャッシュ:25MB, コア数:12コア, スレッド数:20スレッド, TCase:100℃

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インテル Celeron 440

TDP:35W, 通常利用時の最大周波数:2GHz, ブースト時の最大周波数:2GHz, 二次キャッシュ:524.29KB, コア数:1コア, TCase:60.4℃

Core i3 12100

通常利用時の最大周波数:3.3GHz, ブースト時の最大周波数:4.3GHz, 二次キャッシュ:5MB, 三次キャッシュ:12MB, コア数:4コア, スレッド数:8スレッド, メモリーチャネル最大対応数:2本

Core i5 12400F

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:2.5GHz, ブースト時の最大周波数:4.4GHz, 二次キャッシュ:7MB, 三次キャッシュ:18MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

Core i5 12500

通常利用時の最大周波数:3GHz, ブースト時の最大周波数:4.6GHz, 二次キャッシュ:7MB, 三次キャッシュ:18MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

Core i5 12600

通常利用時の最大周波数:3.3GHz, ブースト時の最大周波数:4.8GHz, 二次キャッシュ:7MB, 三次キャッシュ:18MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

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