Core i5 8500 と Core i5 12400F の違いや差は?選ぶならどちらがおすすめ?

作成日時: 2022-01-04 16:45:36

Core i5 12400FCore i5 8500
Core i5 12400FCore i5 8500

「Core i5 8500」と「Core i5 12400F」を比較したときの違いや差について評価/比較。何がどういう点で違うのでしょうか。重要な観点から詳しく解説比較。

Core i5 12400FCore i5 8500
Core i5 12400FCore i5 8500
総合評価:

60.4/100

(総合: 1101位)

47.2/100

(総合: 410位)

TDP
76/100
76/100
通常利用時の最大周波数
19/100
39/100
ブースト時の最大周波数
75/100
52/100
三次キャッシュ
65/100
39/100
コア数
50/100
50/100
スレッド数
48/100
24/100

Core i5 8500 と比較して Core i5 12400F を選ぶメリット

  • ブースト時の周波数

    75.5点(4.4GHz) vs 52.3点(4.1GHz)

  • 三次キャッシュ

    65.3点(18MB) vs 39.7点(9MB)

  • スレッド数

    48.8点(12スレッド) vs 24.7点(6スレッド)

  • 二次キャッシュ対応
  • マルチスレッド対応

Core i5 12400F と比較して Core i5 8500 を選ぶメリット

  • 定格周波数

    19.5点(2.5GHz) vs 39.6点(3GHz)

「Core i5 12400F」と「Core i5 8500」を徹底比較する

基本情報について「Core i5 12400F」と「Core i5 8500」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPを「Core i5 12400F」と「Core i5 8500」を比べると「Core i5 12400F」は65Wに対して「Core i5 8500」は65Wです。「Core i5 8500」も「Core i5 12400F」も違いはほぼゼロと言えます。最大放熱量の小ささランキングで見てみると2005製品中「Core i5 12400F」は499位で「Core i5 8500」は582位です。ほとんど差は無いと言えます。

実用上の差はありません。ほかの観点から比較するほうがよいでしょう。

TDP評価
Core i5 12400F
65W76/100
Core i5 8500
65W76/100

CPU性能について「Core i5 12400F」と「Core i5 8500」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について「Core i5 8500」と「Core i5 12400F」を比較すると「Core i5 8500」は3GHzに対して「Core i5 12400F」は2.5GHzです。0.5GHzの差があります。「Core i5 12400F」の定格クロック数と比べて「Core i5 8500」は比較的高いです。定格周波数ランキングで比べると2150製品の中で「Core i5 8500」は788位で「Core i5 12400F」は1330位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

データやアクセス処理を高速化できる点で「Core i5 12400F」より「Core i5 8500」の方がよいです。「Core i5 8500」は複数の作業、アプリケーションを同時に処理するのに比較的おススメです。実際に使う場面で「Core i5 8500」と「Core i5 12400F」の実用においての違いは比較的大きいです。「Core i5 8500」は「Core i5 12400F」よりいいですが決め手になるほどの差はないでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Core i5 12400F
2.5GHz19/100
Core i5 8500
3GHz39/100

ブースト時の最大周波数について

ブースト時の最大周波数が高いCPUは3Dゲームなどで高い処理能力を維持できる点で使い勝手が良いです。例えば動画のエンコードなど、CPU負荷の高い作業をするようなときにおすすめです。

ブースト時の最大周波数について比べると「Core i5 8500」は4.1GHzであり「Core i5 12400F」は4.4GHzです。0.3GHzもの差があります。ブースト時の最大周波数という角度で見ると「Core i5 8500」と比較して「Core i5 12400F」は非常に高いです。ブースト時のクロック数ランキングで比較すると全727製品のなかで「Core i5 12400F」は204位で「Core i5 8500」は281位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

パソコンの処理速度を上げることができる点で「Core i5 12400F」の方が「Core i5 8500」よりも秀でています。消費電力や発熱を維持したまま処理速度をアップするのに「Core i5 12400F」はとても適しています。実際に利用する上で「Core i5 12400F」と「Core i5 8500」の実用上の違いはかなり大きいです。「Core i5 12400F」にする上で主な判断材料の一つとなると思います。

ブースト時の最大周波数評価
Core i5 12400F
4.4GHz75/100
Core i5 8500
4.1GHz52/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i5 8500」も「Core i5 12400F」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュについて「Core i5 12400F」と「Core i5 8500」を比べると「Core i5 12400F」は18MBに対して「Core i5 8500」は9MBです。9MBもの差があります。三次キャッシュという視点において「Core i5 12400F」は「Core i5 8500」より非常に多いキャッシュ容量です。三次キャッシュ容量の多さランキングで比較すると全1194製品のなかで「Core i5 12400F」は333位で「Core i5 8500」は571位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

「Core i5 12400F」はRAMのアクセスや消費量を減らすことができため、パフォーマンス全体を向上させることができる点で「Core i5 8500」よりも秀でているでしょう。「Core i5 12400F」はよりCPUのポテンシャルを引き出して快適に使用するのにかなり向いています。実際に使う場面で「Core i5 8500」と比べて「Core i5 12400F」は遥かに秀でていると言えます。「Core i5 12400F」にする上で主な理由の一つになります。

三次キャッシュ評価
Core i5 12400F
18MB65/100
Core i5 8500
9MB39/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数について「Core i5 8500」と「Core i5 12400F」を比較すると「Core i5 8500」は6コアであり「Core i5 12400F」は6コアです。コア数について「Core i5 12400F」も「Core i5 8500」もほとんど同じと言えます。コア数の多さランキングで見てみると2152製品中「Core i5 12400F」は451位で「Core i5 8500」は495位です。ほとんど差は無いと言えます。

体感できるほどの差は無いです。他の視点から見て選択する方がよいでしょう。

コア数評価
Core i5 12400F
6コア50/100
Core i5 8500
6コア50/100

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。

スレッド数について「Core i5 8500」と「Core i5 12400F」を比べると「Core i5 8500」は6スレッドであり「Core i5 12400F」は12スレッドです。6スレッドもの差があります。「Core i5 8500」と比べて「Core i5 12400F」は非常に多いです。スレッド数の多さランキングで比べると804製品の中で「Core i5 12400F」は347位で「Core i5 8500」は556位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

待ち時間・バッファーが多いタスクを同時に実行する際に効率的に処理できる点で「Core i5 12400F」の方が優れているでしょう。「Core i5 12400F」は複数のアプリケーションを同時にストレスなく実行するのに非常におすすめです。実際に使うことを想定したとき「Core i5 8500」と比べて「Core i5 12400F」はとても優れていると言えます。「Core i5 12400F」を選ぶ主な判断材料の一つになります。

スレッド数評価
Core i5 12400F
12スレッド48/100
Core i5 8500
6スレッド24/100

「Core i5 12400F」と「Core i5 8500」の違いを表で比較する

Core i5 12400FCore i5 8500
画像Core i5 12400FCore i5 8500
シリーズ名Alder LakeCoffee Lake-S
内蔵グラフィックス - Intel UHD Graphics 630
ソケットの形状 - LGA1151
TDP65W65W
通常利用時の最大周波数2.5GHz3GHz
ブースト時の最大周波数4.4GHz4.1GHz
二次キャッシュ対応 -
二次キャッシュ7MB -
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ18MB9MB
コア数6コア6コア
マルチスレッド対応 -
スレッド数12スレッド6スレッド

類似のCPUを探す

他のCPUと比較する

価格をチェック

類似のCPUを探す

他のCPUと比較する

価格をチェック

価格をチェックする

お探しの情報は見つかりましたか?性能や機能名などのキーワードで検索することでさらに詳しい情報を知ることができます。

Core i5 12400F の関連記事
Core i5 8500 の関連記事

Core i5 12400F と評価が同程度のCPUを探す

Core 2 Quad Q6700

TDP:95W, 通常利用時の最大周波数:2.66GHz, 二次キャッシュ:8MB, 三次キャッシュ:8MB, コア数:4コア, バススピード:1.066GT/s

Core i3 12100

通常利用時の最大周波数:3.3GHz, ブースト時の最大周波数:4.3GHz, 二次キャッシュ:5MB, 三次キャッシュ:12MB, コア数:4コア, スレッド数:8スレッド, メモリーチャネル最大対応数:2本

Core i5 12400

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:2.5GHz, ブースト時の最大周波数:4.4GHz, 二次キャッシュ:7MB, 三次キャッシュ:18MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド, TCase:100℃

Core i5 12500

通常利用時の最大周波数:3GHz, ブースト時の最大周波数:4.6GHz, 二次キャッシュ:7MB, 三次キャッシュ:18MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

Core i5 12600

通常利用時の最大周波数:3.3GHz, ブースト時の最大周波数:4.8GHz, 二次キャッシュ:7MB, 三次キャッシュ:18MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

Core i7 12700

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:2.1GHz, ブースト時の最大周波数:4.9GHz, 二次キャッシュ:12MB, 三次キャッシュ:25MB, コア数:12コア, スレッド数:20スレッド

インテル Celeron G6900

TDP:46W, 通常利用時の最大周波数:3.4GHz, ブースト時の最大周波数:3.4GHz, 二次キャッシュ:2MB, 三次キャッシュ:4MB, コア数:2コア, スレッド数:2スレッド, 対応最大メモリー:128GB

Core i3 12100F

通常利用時の最大周波数:3.3GHz, ブースト時の最大周波数:4.3GHz, 二次キャッシュ:5MB, 三次キャッシュ:12MB, コア数:4コア, スレッド数:8スレッド, メモリーチャネル最大対応数:2本

もっと見る ▼

Core i5 12400F の関連記事
Core i5 8500 の関連記事

Core i5 8500 と評価が同程度のCPUを探す

Ryzen 5 1600

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.2GHz, ブースト時の最大周波数:3.6GHz, 二次キャッシュ:3MB, 三次キャッシュ:16MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

Core i7 8700

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.2GHz, ブースト時の最大周波数:4.6GHz, 三次キャッシュ:12MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

Core i9 9960X

TDP:165W, 通常利用時の最大周波数:3.1GHz, ブースト時の最大周波数:4.4GHz, 三次キャッシュ:22MB, コア数:16コア, スレッド数:32スレッド

Core i7 8700K

TDP:95W, 通常利用時の最大周波数:3.7GHz, ブースト時の最大周波数:4.7GHz, 三次キャッシュ:12MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

Core i5 9500F

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3GHz, ブースト時の最大周波数:4.4GHz, 三次キャッシュ:9MB, コア数:6コア, スレッド数:6スレッド

Core i5 6500

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.2GHz, ブースト時の最大周波数:3.6GHz, 三次キャッシュ:6MB, コア数:4コア, スレッド数:4スレッド

Core i7 7700K

TDP:91W, 通常利用時の最大周波数:4.2GHz, ブースト時の最大周波数:4.5GHz, 三次キャッシュ:8MB, コア数:4コア, スレッド数:8スレッド

Xeon Silver 4210

TDP:85W, 通常利用時の最大周波数:2.2GHz, ブースト時の最大周波数:3.2GHz, 三次キャッシュ:14MB, コア数:10コア, スレッド数:20スレッド

Core i9 9940X

TDP:165W, 通常利用時の最大周波数:3.3GHz, ブースト時の最大周波数:4.4GHz, 三次キャッシュ:19MB, コア数:14コア, スレッド数:28スレッド

もっと見る ▼

CPUランキング

カテゴリ一覧

人気CPU

関連人気記事

新着情報