Core i5 9600KF と Core i5 12400F はどっちがおすすめなのか?違いや差を徹底検証しました

作成日時: 2022-01-04 16:48:15

Core i5 12400FCore i5 9600KF
Core i5 12400FCore i5 9600KF

「Core i5 9600KF」と「Core i5 12400F」を比較したときの違いや差について評価/比較。何がどういう点で違うのでしょうか。重要な観点から詳しく解説比較。

Core i5 12400FCore i5 9600KF
Core i5 12400FCore i5 9600KF
総合評価:
TDPrating-image3.8
65W
rating-image2.5
95W
通常利用時の最大周波数rating-image1.0
2.5GHz
rating-image4.4
3.7GHz
ブースト時の最大周波数rating-image3.8
4.4GHz
rating-image4.9
4.6GHz
三次キャッシュrating-image3.3
18MB
rating-image2.0
9MB
コア数rating-image2.5
6コア
rating-image2.5
6コア
スレッド数rating-image2.4
12スレッド
rating-image1.2
6スレッド

Core i5 9600KF と比較して Core i5 12400F を選ぶメリット

  • 三次キャッシュ

    65.3点(18MB) vs 39.7点(9MB)

  • スレッド数

    48.8点(12スレッド) vs 24.7点(6スレッド)

  • 二次キャッシュ対応
  • マルチスレッド対応

Core i5 12400F と比較して Core i5 9600KF を選ぶメリット

  • 定格周波数

    19.5点(2.5GHz) vs 89点(3.7GHz)

  • ブースト時の周波数

    75.5点(4.4GHz) vs 97.7点(4.6GHz)

「Core i5 12400F」と「Core i5 9600KF」を徹底比較する

基本情報について「Core i5 12400F」と「Core i5 9600KF」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Core i5 12400F」は65Wに対して「Core i5 9600KF」は95Wです。30Wの差があります。「Core i5 12400F」の放熱量は「Core i5 9600KF」に比べて比較的小さいです。CPU自体の発熱を少なくできる点で「Core i5 12400F」の方が良いです。「Core i5 12400F」は熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用するのにややおすすめです。実際の利用を想定したとき「Core i5 12400F」と「Core i5 9600KF」の体感上の違いはどちらかといえば大きいです。「Core i5 12400F」は「Core i5 9600KF」よりいいでしょう。ただ決定的といえるくらいの差はないです。

TDP評価
Core i5 12400F
65W76/100
Core i5 9600KF
95W49/100

CPU性能について「Core i5 12400F」と「Core i5 9600KF」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について比べると「Core i5 9600KF」は3.7GHzであるのに対して「Core i5 12400F」は2.5GHzです。1.2GHzの差があります。「Core i5 12400F」の定格クロック数と比べて「Core i5 9600KF」はとても高いです。「Core i5 9600KF」はデータやアクセス処理を高速化できる点で「Core i5 12400F」よりも秀でています。CPUの処理速度を高速化するのに「Core i5 9600KF」はとても向いています。実際の利用を考えると「Core i5 12400F」と「Core i5 9600KF」は体感値として遥かに大きい差があります。「Core i5 9600KF」に決める上で一つの主な判断材料となるでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Core i5 12400F
2.5GHz19/100
Core i5 9600KF
3.7GHz88/100

ブースト時の最大周波数について

ブースト時の最大周波数が高いCPUは3Dゲームなどで高い処理能力を維持できる点で使い勝手が良いです。例えば動画のエンコードなど、CPU負荷の高い作業をするようなときにおすすめです。

ブースト時の最大周波数について比べると「Core i5 12400F」は4.4GHzであり「Core i5 9600KF」は4.6GHzです。0.1GHzもの差があります。ブースト時の最大周波数という角度で見ると「Core i5 12400F」と比較して「Core i5 9600KF」は非常に高いです。負荷のあるものを簡単に処理することができる点で「Core i5 9600KF」の方が秀でているでしょう。消費電力や発熱を維持したまま処理速度をアップするのに「Core i5 9600KF」はとても適しています。実際に利用する上で「Core i5 9600KF」と「Core i5 12400F」の実用上の違いはかなり大きいです。「Core i5 9600KF」にする上で主な判断材料の一つとなると思います。

ブースト時の最大周波数評価
Core i5 12400F
4.4GHz75/100
Core i5 9600KF
4.6GHz97/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i5 9600KF」も「Core i5 12400F」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュについて「Core i5 12400F」と「Core i5 9600KF」を比べると「Core i5 12400F」は18MBに対して「Core i5 9600KF」は9MBです。9MBもの差があります。三次キャッシュという視点において「Core i5 12400F」は「Core i5 9600KF」より非常に多いキャッシュ容量です。「Core i5 12400F」は中間の計算結果を多く待避出来るので、複雑な計算をより早くできる点で「Core i5 9600KF」よりも優れていると言えます。「Core i5 12400F」はよりCPUのポテンシャルを引き出して快適に使用するのにかなり向いています。実際に使う場面で「Core i5 9600KF」と比べて「Core i5 12400F」は遥かに秀でていると言えます。「Core i5 12400F」にする上で主な理由の一つになります。

三次キャッシュ評価
Core i5 12400F
18MB65/100
Core i5 9600KF
9MB39/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数について「Core i5 9600KF」と「Core i5 12400F」を比較すると「Core i5 9600KF」は6コアであり「Core i5 12400F」は6コアです。コア数について「Core i5 12400F」も「Core i5 9600KF」もほとんど同じと言えます。体感できるほどの差は無いです。他の視点から見て選択する方がよいでしょう。

コア数評価
Core i5 12400F
6コア50/100
Core i5 9600KF
6コア50/100

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。

スレッド数について「Core i5 9600KF」と「Core i5 12400F」を比べると「Core i5 9600KF」は6スレッドであり「Core i5 12400F」は12スレッドです。6スレッドもの差があります。「Core i5 9600KF」と比べて「Core i5 12400F」は非常に多いです。待ち時間・バッファーが多いタスクを同時に実行する際に効率的に処理できる点で「Core i5 12400F」の方が優れているでしょう。「Core i5 12400F」は複数のアプリケーションを同時にストレスなく実行するのに非常におすすめです。実際に使うことを想定したとき「Core i5 9600KF」と比べて「Core i5 12400F」はとても優れていると言えます。「Core i5 12400F」を選ぶ主な判断材料の一つになります。

スレッド数評価
Core i5 12400F
12スレッド48/100
Core i5 9600KF
6スレッド24/100

「Core i5 12400F」と「Core i5 9600KF」の違いを表で比較する

Core i5 12400FCore i5 9600KF
画像Core i5 12400FCore i5 9600KF
シリーズ名Alder LakeCoffee Lake-S Refresh
ソケットの形状 - LGA1151
TDP65W95W
通常利用時の最大周波数2.5GHz3.7GHz
ブースト時の最大周波数4.4GHz4.6GHz
二次キャッシュ対応 -
二次キャッシュ7MB -
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ18MB9MB
コア数6コア6コア
マルチスレッド対応 -
スレッド数12スレッド6スレッド

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TDP:31W, 通常利用時の最大周波数:1.86GHz, 二次キャッシュ:1MB, コア数:1コア

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3GHz, 二次キャッシュ:4MB, コア数:2コア

TDP:130W, 通常利用時の最大周波数:3GHz, 二次キャッシュ:8MB, コア数:4コア

TDP:95W, 通常利用時の最大周波数:2.66GHz, 二次キャッシュ:8MB, 三次キャッシュ:8MB, コア数:4コア, バススピード:1.066GT/s

TDP:35W, 通常利用時の最大周波数:2GHz, ブースト時の最大周波数:2GHz, 二次キャッシュ:524.29KB, コア数:1コア, TCase:60.4℃

通常利用時の最大周波数:3.3GHz, ブースト時の最大周波数:4.3GHz, 二次キャッシュ:5MB, 三次キャッシュ:12MB, コア数:4コア, スレッド数:8スレッド, メモリーチャネル最大対応数:2本

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:2.5GHz, ブースト時の最大周波数:4.4GHz, 二次キャッシュ:7MB, 三次キャッシュ:18MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド, TCase:100℃

通常利用時の最大周波数:3GHz, ブースト時の最大周波数:4.6GHz, 二次キャッシュ:7MB, 三次キャッシュ:18MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

通常利用時の最大周波数:3.3GHz, ブースト時の最大周波数:4.8GHz, 二次キャッシュ:7MB, 三次キャッシュ:18MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

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通常利用時の最大周波数:3.3GHz, ブースト時の最大周波数:4.3GHz, 二次キャッシュ:5MB, 三次キャッシュ:12MB, コア数:4コア, スレッド数:8スレッド, メモリーチャネル最大対応数:2本

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TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.6GHz, ブースト時の最大周波数:4.2GHz, 三次キャッシュ:6MB, コア数:4コア, スレッド数:4スレッド

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3GHz, ブースト時の最大周波数:4.7GHz, 三次キャッシュ:12MB, コア数:8コア, スレッド数:8スレッド

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.2GHz, ブースト時の最大周波数:4.1GHz, 二次キャッシュ:4MB, 三次キャッシュ:16MB, コア数:8コア, スレッド数:16スレッド

TDP:54W, 通常利用時の最大周波数:3.8GHz, 三次キャッシュ:4MB, コア数:2コア, スレッド数:4スレッド

TDP:95W, 通常利用時の最大周波数:3.6GHz, ブースト時の最大周波数:5GHz, 三次キャッシュ:16MB, コア数:8コア, スレッド数:16スレッド

TDP:165W, 通常利用時の最大周波数:3.7GHz, ブースト時の最大周波数:4.7GHz, 三次キャッシュ:19MB, コア数:10コア, スレッド数:20スレッド

TDP:95W, 通常利用時の最大周波数:3.8GHz, ブースト時の最大周波数:4.4GHz, 二次キャッシュ:3MB, 三次キャッシュ:32MB, コア数:6コア, スレッド数:12スレッド

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3.1GHz, ブースト時の最大周波数:5GHz, 三次キャッシュ:16MB, コア数:8コア, スレッド数:16スレッド

TDP:105W, 通常利用時の最大周波数:3.7GHz, ブースト時の最大周波数:4.3GHz, 二次キャッシュ:4MB, 三次キャッシュ:16MB, コア数:8コア, スレッド数:16スレッド

TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3GHz, ブースト時の最大周波数:4.4GHz, 三次キャッシュ:9MB, コア数:6コア, スレッド数:6スレッド

TDP:165W, 通常利用時の最大周波数:3.3GHz, ブースト時の最大周波数:4.8GHz, 三次キャッシュ:19MB, コア数:14コア, スレッド数:28スレッド

TDP:95W, 通常利用時の最大周波数:3.6GHz, ブースト時の最大周波数:4.9GHz, 三次キャッシュ:12MB, コア数:8コア, スレッド数:8スレッド

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