Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler と Core i7 6700 の評価。違いを比べてみた

作成日時: 2020-05-17 16:30:19、更新日時: 2021-10-20 15:06:02

Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth CoolerCore i7 6700
Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth CoolerCore i7 6700
Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth CoolerCore i7 6700
Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth CoolerCore i7 6700
総合評価:

52.2/100

(総合: 269位)

48.7/100

(総合: 384位)

TDP
76/100
76/100
通常利用時の最大周波数
50/100
64/100
ブースト時の最大周波数
26/100
45/100
三次キャッシュ
60/100
35/100
コア数
50/100
35/100
スレッド数
48/100
34/100

Core i7 6700 と比較して Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler を選ぶメリット

  • 三次キャッシュ

    61点(16MB) vs 35.4点(8MB)

  • コア数

    50点(6コア) vs 35.2点(4コア)

  • スレッド数

    48.8点(12スレッド) vs 34.7点(8スレッド)

  • 二次キャッシュ対応

Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler と比較して Core i7 6700 を選ぶメリット

  • 定格周波数

    50.8点(3.2GHz) vs 64.2点(3.4GHz)

  • ブースト時の周波数

    26.6点(3.6GHz) vs 46点(4GHz)

「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」と「Core i7 6700」を徹底比較する

基本情報について「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」と「Core i7 6700」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPを「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」と「Core i7 6700」を比べると「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」は65Wに対して「Core i7 6700」は65Wです。「Core i7 6700」も「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」も違いはほぼゼロと言えます。最大放熱量の小ささランキングで見てみると2005製品中「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」は537位で「Core i7 6700」は569位です。ほとんど差は無いと言えます。

実用上の差はありません。ほかの観点から比較するほうがよいでしょう。

TDP評価
Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler
65W76/100
Core i7 6700
65W76/100

CPU性能について「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」と「Core i7 6700」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について「Core i7 6700」と「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」を比較すると「Core i7 6700」は3.4GHzに対して「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」は3.2GHzです。0.1GHzの差があります。「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」の定格クロック数と比べて「Core i7 6700」は比較的高いです。定格周波数ランキングで見てみると2150製品中「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」は565位で「Core i7 6700」は397位です。ほとんど差は無いと言えます。

データやアクセス処理を高速化できる点で「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」より「Core i7 6700」の方がよいです。CPUの処理速度を高速化するのに「Core i7 6700」は多少おすすめです。実際に使う場面で「Core i7 6700」と「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」の実用においての違いは比較的大きいです。「Core i7 6700」は「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」よりいいですが決め手になるほどの差はないでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler
3.2GHz50/100
Core i7 6700
3.4GHz64/100

ブースト時の最大周波数について

ブースト時の最大周波数が高いCPUは3Dゲームなどで高い処理能力を維持できる点で使い勝手が良いです。例えば動画のエンコードなど、CPU負荷の高い作業をするようなときにおすすめです。

ブースト時の最大周波数を比べると「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」は3.6GHzであり「Core i7 6700」は4GHzです。0.3GHzの差があります。「Core i7 6700」は「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」より比較的クロック数が高いです。ブースト時のクロック数ランキングで比べると727製品の中で「Core i7 6700」は311位で「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」は476位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

パソコンの処理速度を上げることができる点で「Core i7 6700」の方が多少優れているかもしれません。消費電力や発熱を維持したまま処理速度をアップするのに「Core i7 6700」は多少適しています。実際の利用において「Core i7 6700」の方が「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」よりもどちらかといえばよいです。「Core i7 6700」が良いと思われます。ただ決定的に優れているとまでは言えないでしょう。

ブースト時の最大周波数評価
Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler
3.6GHz26/100
Core i7 6700
4GHz45/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i7 6700」も「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュについて「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」と「Core i7 6700」を比べると「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」は16MBに対して「Core i7 6700」は8MBです。8MBもの差があります。三次キャッシュという視点において「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」は「Core i7 6700」より非常に多いキャッシュ容量です。三次キャッシュ容量の多さランキングで比べると1194製品の中で「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」は391位で「Core i7 6700」は642位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」はRAMのアクセスや消費量を減らすことができため、パフォーマンス全体を向上させることができる点で「Core i7 6700」よりも秀でているでしょう。「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」はよりCPUのポテンシャルを引き出して快適に使用するのにかなり向いています。実際に使う場面で「Core i7 6700」と比べて「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」は遥かに秀でていると言えます。「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」にする上で主な理由の一つになります。

三次キャッシュ評価
Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler
16MB60/100
Core i7 6700
8MB35/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数を比べると「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」は6コアであるのに対して「Core i7 6700」は4コアです。2コアの差があります。「Core i7 6700」と比べて「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」はややコア数が多いです。コア数の多さランキングで比較すると全2152製品のなかで「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」は478位で「Core i7 6700」は712位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」は一つのタスクについて並列で処理することで高速で処理したり、多くのタスクを同時に実行出来る点で「Core i7 6700」よりも多少優れているかもしれません。「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」は複数の動画のエンコードのような作業をするのにややおススメです。実際に使うことを想定したとき「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」と「Core i7 6700」は体感上多少大きい違いがあります。「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」は「Core i7 6700」よりいいと言えます。ただ決定的に優れていると言える程の差はありません。

コア数評価
Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler
6コア50/100
Core i7 6700
4コア35/100

マルチスレッド対応について

マルチスレッドに対応しているCPUは複数同時処理で作業できる点で優れています。例えばパソコンの複数の処理を効率的に並行実施するといったようなケースで役立ちます。

「Core i7 6700」も「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」もマルチスレッドに対応しているCPUです。そのため同時実行可能な仕事が多くできる点で秀でています。どちらも複数の作業を処理効率を保ちながら同時進行するのに適しています。

スレッド数について

スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。

スレッド数を「Core i7 6700」と「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」を比べると「Core i7 6700」は8スレッドに対して「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」は12スレッドです。4スレッドの差があります。「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」は「Core i7 6700」に比べて比較的スレッド数が多いです。スレッド数の多さランキングで見てみると804製品中「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」は372位で「Core i7 6700」は453位です。ほとんど差は無いと言えます。

待ち時間・バッファーが多いタスクを同時に実行する際に効率的に処理できる点で「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」の方が「Core i7 6700」よりも多少優れているかもしれません。「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」は複数のアプリケーションを同時にストレスなく実行するのに多少適しています。実際に使う場面で「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」と「Core i7 6700」は体感上やや大きい差があります。「Core i7 6700」より「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」が良いですが、非常に優れているとまでは言えません。

スレッド数評価
Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler
12スレッド48/100
Core i7 6700
8スレッド34/100

「Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth Cooler」と「Core i7 6700」の違いを表で比較する

Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth CoolerCore i7 6700
Ryzen 5 1600 (AF) BOX with Wraith Stealth CoolerCore i7 6700
基本情報
シリーズ名AFSkylake
内蔵グラフィックス - Intel HD Graphics 530
ソケットの形状Socket AM4LGA1151
TDP65W65W
CPU性能
通常利用時の最大周波数3.2GHz3.4GHz
ブースト時の最大周波数3.6GHz4GHz
二次キャッシュ対応 -
二次キャッシュ3MB -
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ16MB8MB
コア数6コア4コア
マルチスレッド対応
スレッド数12スレッド8スレッド

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TDP:65W, 通常利用時の最大周波数:3GHz, ブースト時の最大周波数:3.5GHz, 三次キャッシュ:6MB, コア数:4コア, スレッド数:4スレッド

TDP:91W, 通常利用時の最大周波数:4GHz, ブースト時の最大周波数:4.2GHz, 三次キャッシュ:8MB, コア数:4コア, スレッド数:8スレッド

TDP:55W, 通常利用時の最大周波数:3.4GHz, 三次キャッシュ:3MB, コア数:2コア

TDP:54W, 通常利用時の最大周波数:3.9GHz, 三次キャッシュ:4MB, コア数:2コア, スレッド数:4スレッド

TDP:73W, 通常利用時の最大周波数:3.3GHz, ブースト時の最大周波数:3.7GHz, 三次キャッシュ:8MB, コア数:4コア, スレッド数:4スレッド

TDP:105W, 通常利用時の最大周波数:2GHz, ブースト時の最大周波数:3.2GHz, 三次キャッシュ:35MB, コア数:14コア, スレッド数:28スレッド

TDP:62W, 通常利用時の最大周波数:3.7GHz, 三次キャッシュ:8MB, コア数:4コア, スレッド数:4スレッド

TDP:72W, 通常利用時の最大周波数:3GHz, ブースト時の最大周波数:3.5GHz, 三次キャッシュ:8MB, コア数:4コア, スレッド数:4スレッド

TDP:71W, 通常利用時の最大周波数:3.4GHz, ブースト時の最大周波数:4.6GHz, 三次キャッシュ:8MB, コア数:4コア, スレッド数:4スレッド

TDP:71W, 通常利用時の最大周波数:3.5GHz, ブースト時の最大周波数:4.7GHz, 三次キャッシュ:8MB, コア数:4コア, スレッド数:4スレッド

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