Core i5 4690K と Core i5 7400 の評価。違いを比べてみた

作成日時: 2020-03-21 22:51:10

Core i5 4690KCore i5 7400
Core i5 4690KCore i5 7400

「Core i5 4690K」と「Core i5 7400」についてどちらの評価が優れているかについて詳しく解説。使い勝手や利便性について評価・比較しました。どちらのCPUを選んだらいいのか悩んでいるならお勧めします。

Core i5 4690KCore i5 7400
Core i5 4690KCore i5 7400
総合評価:

46.7/100

(総合: 576位)

35/100

(総合: 782位)

TDP
55/100
76/100
通常利用時の最大周波数
71/100
39/100
三次キャッシュ
24/100
24/100
コア数
35/100
35/100

Core i5 7400 と比較して Core i5 4690K を選ぶメリット

  • 定格周波数

    71.8点(3.5GHz) vs 39.6点(3GHz)

Core i5 4690K と比較して Core i5 7400 を選ぶメリット

    -

「Core i5 4690K」と「Core i5 7400」を徹底比較する

CPU性能について「Core i5 4690K」と「Core i5 7400」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について比べると「Core i5 4690K」は3.5GHzであるのに対して「Core i5 7400」は3GHzです。0.5GHzの差があります。「Core i5 7400」の定格クロック数と比べて「Core i5 4690K」はとても高いです。定格周波数ランキングで比べると2150製品の中で「Core i5 4690K」は328位で「Core i5 7400」は833位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

「Core i5 4690K」はデータやアクセス処理を高速化できる点で「Core i5 7400」よりも秀でています。「Core i5 4690K」は複数の作業、アプリケーションを同時に処理するのに非常に向いています。実際の利用を考えると「Core i5 7400」と「Core i5 4690K」は体感値として遥かに大きい差があります。「Core i5 4690K」に決める上で一つの主な判断材料となるでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Core i5 4690K
3.5GHz71/100
Core i5 7400
3GHz39/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i5 7400」も「Core i5 4690K」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュを「Core i5 7400」と「Core i5 4690K」を比べると「Core i5 7400」は6MBであり「Core i5 4690K」は6MBです。「Core i5 7400」も「Core i5 4690K」もキャッシュ容量について違いがほぼゼロと言えるでしょう。三次キャッシュ容量の多さランキングで見てみると1194製品中「Core i5 4690K」は821位で「Core i5 7400」は875位です。ほとんど差は無いと言えます。

実用上の差はありません。ほかの視点で決めることをおすすめします。

三次キャッシュ評価
Core i5 4690K
6MB24/100
Core i5 7400
6MB24/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数について「Core i5 7400」と「Core i5 4690K」を比較すると「Core i5 7400」は4コアであり「Core i5 4690K」は4コアです。コア数について「Core i5 4690K」も「Core i5 7400」もほとんど同じと言えます。コア数の多さランキングで見てみると2152製品中「Core i5 4690K」は852位で「Core i5 7400」は1001位です。ほとんど差は無いと言えます。

体感できるほどの差は無いです。他の視点から見て選択する方がよいでしょう。

コア数評価
Core i5 4690K
4コア35/100
Core i5 7400
4コア35/100

基本情報について「Core i5 4690K」と「Core i5 7400」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Core i5 7400」は65Wで「Core i5 4690K」は88Wです。23Wもの差があります。「Core i5 4690K」と比べて「Core i5 7400」はかなり小さいです。最大放熱量の小ささランキングで比べると2005製品の中で「Core i5 7400」は706位で「Core i5 4690K」は1145位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

「Core i5 7400」はCPU自体の発熱を少なくできる点で「Core i5 4690K」よりも優れていると言えます。熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用するのに「Core i5 7400」はかなりオススメです。実際の利用を想定したとき「Core i5 7400」の方が「Core i5 4690K」よりも非常に優れているでしょう。「Core i5 7400」を選ぶ上で重要な判断材料の一つとなるでしょう。

TDP評価
Core i5 4690K
88W55/100
Core i5 7400
65W76/100

「Core i5 4690K」と「Core i5 7400」の違いを表で比較する

Core i5 4690KCore i5 7400
Core i5 4690KCore i5 7400
基本情報
シリーズ名Devil's CanyonKaby Lake-S
内蔵グラフィックス - Intel HD Graphics 630
ソケットの形状LGA1150LGA1151
TDP88W65W
CPU性能
通常利用時の最大周波数3.5GHz3GHz
ブースト時の最大周波数 - 3.5GHz
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ6MB6MB
コア数4コア4コア
スレッド数 - 4スレッド

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