AMD EPYC 7551P と AMD EPYC 7401 はどっちがおすすめなのか?違いや差を徹底検証しました
作成日時: 2020-03-20 22:53:58、更新日時: 2021-10-20 21:29:14
「AMD EPYC 7551P」と「AMD EPYC 7401」の違いについて評価・検証してみました。どのような面で異なるのでしょうか?「AMD EPYC 7401」と「AMD EPYC 7551P」のどっちを選んだらいいのか検討している人におススメです。
AMD EPYC 7401 | AMD EPYC 7551P | |||
総合評価: | 2.7 (総合: 164位) | 2.6 (総合: 110位) | ||
TDP | 1 170W | 1 180W | ||
通常利用時の最大周波数 | 1 2GHz | 1 2GHz | ||
ブースト時の最大周波数 | 1 3GHz | 1 3GHz | ||
三次キャッシュ | 4.9 64MB | 4.9 64MB | ||
コア数 | 4.9 24コア | 4.9 32コア | ||
スレッド数 | 4.9 48スレッド | 4.9 64スレッド | ||
「AMD EPYC 7401」と「AMD EPYC 7551P」を徹底比較する
CPU性能について「AMD EPYC 7401」と「AMD EPYC 7551P」を比較
通常利用時の最大周波数について
通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。
通常利用時の最大周波数について「AMD EPYC 7551P」と「AMD EPYC 7401」を比較すると「AMD EPYC 7551P」は2GHzに対して「AMD EPYC 7401」は2GHzです。「AMD EPYC 7551P」の定格クロック数は「AMD EPYC 7401」と同じくらいです。感覚的にわかるほどの差はありません。ほかの角度で決めるほうがよさそうです。
ブースト時の最大周波数について
ブースト時の最大周波数が高いCPUは3Dゲームなどで高い処理能力を維持できる点で使い勝手が良いです。例えば動画のエンコードなど、CPU負荷の高い作業をするようなときにおすすめです。
ブースト時の最大周波数を「AMD EPYC 7551P」と「AMD EPYC 7401」を比較すると「AMD EPYC 7551P」は3GHzで「AMD EPYC 7401」は3GHzです。「AMD EPYC 7551P」も「AMD EPYC 7401」も同じくらいのクロック数です。体感できるほどの違いは無いです。別の角度から比較するほうがいいでしょう。
三次キャッシュ対応について
三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。
「AMD EPYC 7551P」も「AMD EPYC 7401」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。
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三次キャッシュについて
三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。
三次キャッシュを「AMD EPYC 7551P」と「AMD EPYC 7401」を比べると「AMD EPYC 7551P」は64MBであり「AMD EPYC 7401」は64MBです。「AMD EPYC 7551P」も「AMD EPYC 7401」もキャッシュ容量について違いがほぼゼロと言えるでしょう。実用上の差はありません。ほかの視点で決めることをおすすめします。
コア数について
コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。
コア数について「AMD EPYC 7551P」と「AMD EPYC 7401」を比較すると「AMD EPYC 7551P」は32コアであり「AMD EPYC 7401」は24コアです。コア数について「AMD EPYC 7401」も「AMD EPYC 7551P」もほとんど同じと言えます。体感できるほどの差は無いです。他の視点から見て選択する方がよいでしょう。
マルチスレッド対応について
マルチスレッドに対応しているCPUは複数同時処理で作業できる点で優れています。例えばパソコンの複数の処理を効率的に並行実施するといったようなケースで役立ちます。
「AMD EPYC 7551P」も「AMD EPYC 7401」もマルチスレッドに対応しているCPUです。そのため同時実行可能な仕事が多くできる点で秀でています。どちらも複数の作業を処理効率を保ちながら同時進行するのに適しています。
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スレッド数について
スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。
スレッド数を「AMD EPYC 7401」と「AMD EPYC 7551P」を比較すると「AMD EPYC 7401」は48スレッドに対して「AMD EPYC 7551P」は64スレッドです。「AMD EPYC 7401」も「AMD EPYC 7551P」も同程度のスレッド数です。実用上の差はありません。ほかの視点で決めるほうがいいでしょう。
基本情報について「AMD EPYC 7401」と「AMD EPYC 7551P」を比較
TDPについて
TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。
TDPについて比べると「AMD EPYC 7401」は170Wであり「AMD EPYC 7551P」は180Wです。TDPという角度において「AMD EPYC 7401」は「AMD EPYC 7551P」と比較してどちらかといえば小さいです。CPU自体の発熱を少なくできる点で「AMD EPYC 7401」の方が多少良いといえなくもありません。熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用する場合でも実用上の違いはほぼ無いと思います。あえて決めるなら「AMD EPYC 7551P」より「AMD EPYC 7401」ですが、基本的には気にするほどの差はほとんどありません。
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AMD EPYC 7401
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AMD EPYC 7551P
「AMD EPYC 7401」と「AMD EPYC 7551P」の違いを表で比較する
AMD EPYC 7401 | AMD EPYC 7551P | |
画像 | ||
TDP | 170W | 180W |
通常利用時の最大周波数 | 2GHz | 2GHz |
ブースト時の最大周波数 | 3GHz | 3GHz |
三次キャッシュ対応 | ○ | ○ |
三次キャッシュ | 64MB | 64MB |
コア数 | 24コア | 32コア |
マルチスレッド対応 | ○ | ○ |
スレッド数 | 48スレッド | 64スレッド |
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