Core i7 7700 と Core i7 4700MQ はどっちがおすすめなのか?違いや差を徹底検証しました

作成日時: 2021-10-17 15:51:32、更新日時: 2021-10-20 16:59:06

Core i7 4700MQCore i7 7700
Core i7 4700MQCore i7 7700

「Core i7 4700MQ」と「Core i7 7700」はどういう面で違いや差があるのでしょうか?どっちを選んだ方がいいのかを評価レビューしました!どちらのCPUを選んだらいいのかを初心者でも分かるように説明しました。

Core i7 4700MQCore i7 7700
Core i7 4700MQCore i7 7700
総合評価:
TDPrating-image4.9
47W
rating-image3.8
65W
通常利用時の最大周波数rating-image1
2.4GHz
rating-image4.0
3.6GHz
三次キャッシュrating-image1.2
6MB
rating-image1.8
8MB
コア数rating-image1.8
4コア
rating-image1.8
4コア

Core i7 7700 と比較して Core i7 4700MQ を選ぶメリット

    -

Core i7 4700MQ と比較して Core i7 7700 を選ぶメリット

  • 定格周波数

    16.7点(2.4GHz) vs 80点(3.6GHz)

  • 三次キャッシュ

    24.8点(6MB) vs 35.4点(8MB)

「Core i7 4700MQ」と「Core i7 7700」を徹底比較する

CPU性能について「Core i7 4700MQ」と「Core i7 7700」を比較

通常利用時の最大周波数について

通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。

通常利用時の最大周波数について比べると「Core i7 7700」は3.6GHzであるのに対して「Core i7 4700MQ」は2.4GHzです。1.2GHzの差があります。「Core i7 4700MQ」の定格クロック数と比べて「Core i7 7700」はとても高いです。定格周波数ランキングで比べると全2150製品中「Core i7 7700」は201位であるのに対し「Core i7 4700MQ」は1462位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。

「Core i7 7700」はデータやアクセス処理を高速化できる点で「Core i7 4700MQ」よりも秀でています。「Core i7 7700」は複数の作業、アプリケーションを同時に処理するのに非常に向いています。実際の利用を考えると「Core i7 4700MQ」と「Core i7 7700」は体感値として遥かに大きい差があります。「Core i7 7700」に決める上で一つの主な判断材料となるでしょう。

通常利用時の最大周波数評価
Core i7 4700MQ
2.4GHz16/100
Core i7 7700
3.6GHz80/100

三次キャッシュ対応について

三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。

「Core i7 7700」も「Core i7 4700MQ」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。

三次キャッシュについて

三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。

三次キャッシュを比較すると「Core i7 7700」は8MBで「Core i7 4700MQ」は6MBです。「Core i7 7700」のキャッシュ容量の方が「Core i7 4700MQ」よりも多少多いです。三次キャッシュ容量の多さランキングで比べると1194製品の中で「Core i7 7700」は602位で「Core i7 4700MQ」は885位なのでCPUの中では差はかなり大きいと言えます。

「Core i7 7700」は中間の計算結果を多く待避出来るので、複雑な計算をより早くできる点で「Core i7 4700MQ」よりも無難と言えるでしょう。しかしながらよりCPUのポテンシャルを引き出して快適に使用する場合でも基本的にどちらを選んでも大したことはないくらいの差だと思います。数値としては「Core i7 7700」の方が多いですが通常利用において気にするほどの違いはほぼないでしょう。

三次キャッシュ評価
Core i7 4700MQ
6MB24/100
Core i7 7700
8MB35/100

コア数について

コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。

コア数について「Core i7 7700」と「Core i7 4700MQ」を比較すると「Core i7 7700」は4コアであり「Core i7 4700MQ」は4コアです。コア数について「Core i7 4700MQ」も「Core i7 7700」もほとんど同じと言えます。コア数の多さランキングで比較すると全2152製品のなかで「Core i7 7700」は640位で「Core i7 4700MQ」は1025位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

体感できるほどの差は無いです。他の視点から見て選択する方がよいでしょう。

コア数評価
Core i7 4700MQ
4コア35/100
Core i7 7700
4コア35/100

基本情報について「Core i7 4700MQ」と「Core i7 7700」を比較

TDPについて

TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。

TDPについて比べると「Core i7 4700MQ」は47Wに対して「Core i7 7700」は65Wです。18Wの差があります。「Core i7 4700MQ」の放熱量は「Core i7 7700」に比べて比較的小さいです。最大放熱量の小ささランキングで比較すると全2005製品のなかで「Core i7 4700MQ」は303位で「Core i7 7700」は523位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。

CPU自体の発熱を少なくできる点で「Core i7 4700MQ」の方が良いです。「Core i7 4700MQ」は熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用するのにややおすすめです。実際の利用を想定したとき「Core i7 4700MQ」と「Core i7 7700」の体感上の違いはどちらかといえば大きいです。「Core i7 4700MQ」は「Core i7 7700」よりいいでしょう。ただ決定的といえるくらいの差はないです。

TDP評価
Core i7 4700MQ
47W97/100
Core i7 7700
65W76/100

「Core i7 4700MQ」と「Core i7 7700」の違いを表で比較する

Core i7 4700MQCore i7 7700
Core i7 4700MQCore i7 7700
基本情報
シリーズ名HaswellKaby Lake-S
ソケットの形状 - LGA1151
TDP47W65W
CPU性能
通常利用時の最大周波数2.4GHz3.6GHz
ブースト時の最大周波数3.4GHz -
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ6MB8MB
コア数4コア4コア
スレッド数8スレッド -
バススピード5GT/s -
機能性
インテル クイック・シンク・ビデオ対応 -
インテル クリアー・ビデオ HDテクノロジー対応 -
インテル ハイパースレッディング・テクノロジー対応 -
インテル InTru 3D テクノロジー対応 -

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