Core i5 3320M vs Core i5 9400: 比較

2023-06-04 02:24:15

Core i5 3320MCore i5 9400
Core i5 3320MCore i5 9400
Core i5 3320MCore i5 9400
Core i5 3320MCore i5 9400
総合評価:

33.8/100

(総合順位: 913/3283)

44.6/100

(総合順位: 436/3283)

TDP
84/100
63/100
通常利用時の最大周波数
48/100
58/100
ブースト時の最大周波数
30/100
58/100
三次キャッシュ
12/100
28/100
コア数
14/100
34/100
スレッド数
18/100
26/100

スペック

Core i5 3320MCore i5 9400
Core i5 3320MCore i5 9400
基本情報
シリーズ名Ivy BridgeCoffee Lake-S Refresh
内蔵グラフィックス - Intel UHD Graphics 630
ソケットの形状 - LGA1151
TDP35W65W
CPU性能
通常利用時の最大周波数2.6GHz2.9GHz
ブースト時の最大周波数3.3GHz4.1GHz
三次キャッシュ対応
三次キャッシュ3MB9MB
コア数2コア6コア
スレッド数4スレッド6スレッド
バススピード5GT/s -
インテル クリアー・ビデオ・テクノロジー対応 -
機能性
インテル クイック・シンク・ビデオ対応 -
インテル InTru 3D テクノロジー対応 -

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比較レビュー

CPU性能

通常利用時の最大周波数

Core i5 3320Mの通常利用時の最大周波数は2.6GHzとなっているのに対して、Core i5 9400の通常利用時の最大周波数は2.9GHzというデータとなっています。0.2GHzのそこそこ小さな違いがCore i5 9400とCore i5 3320Mに存在します。Core i5 3320Mの方が通常利用時の最大周波数がごくわずかに低いということができます。パフォーマンスが最大に発揮されるため、通常利用時の最大周波数が高いCPUは、高速処理が必要な作業に向いています。

通常利用時の最大周波数が高いCPUを使用することで、高い処理能力を発揮することができます。例えば、CADソフトや動画編集ソフトなどの高負荷な作業を行う際でもストレスなくスムーズに処理ができます。また、動画のエンコード時間の短縮やゲームの起動時間の短縮など、様々な面での高速化が期待できます。

通常利用時の最大周波数において実際に使用する場面を考えると、Core i5 9400とCore i5 3320Mについて違いは少し開いています。Core i5 9400の通常利用時の最大周波数の方がCore i5 3320Mと比べると少し抜きん出ていると感じるでしょう。単純に数字上としてはみればCore i5 9400はCore i5 3320Mよりも高いと言うことができます。一方で、ほかの観点から選ぶほうが良いといえるでしょう。商品を決めるうえで、通常利用時の最大周波数の情報は殆ど参考になりません。

通常利用時の最大周波数評価
Core i5 3320M
2.6GHz48/100
Core i5 9400
2.9GHz58/100

ブースト時の最大周波数

Core i5 9400のブースト時の最大周波数は4.1GHzとなっているのに対して、Core i5 3320Mは3.3GHzです。Core i5 3320Mの方が圧倒的にブースト時の最大周波数が低いといえ、Core i5 9400とCore i5 3320Mの差は0.7GHzです。ブースト時の最大周波数が高いCPUには、高速な処理が可能なメリットがあります。

ブースト時の最大周波数が高いCPUには、省電力効果もあります。クロック数が高い場合、省電力モードに入った際の消費電力が少なくなるため、より長時間使用することができます。また、省電力モード時に動作するプログラムも少なくなるため、バッテリーを長持ちさせたい場合には、クロック数が高いCPUがオススメです。

ブースト時の最大周波数に関してCore i5 3320Mの方が劣っていると感じられるでしょう。そのためCore i5 9400はブースト時の最大周波数にこだわるのなら適していると言うことができそうです。そうでなくともCore i5 9400は一つの強力な候補に挙げられます。

ブースト時の最大周波数評価
Core i5 3320M
3.3GHz30/100
Core i5 9400
4.1GHz58/100

三次キャッシュ対応

どちらも三次キャッシュに対応しているCPUと言えます。パフォーマンスや信頼性の高い結果を求めるなら、これらのCPUのうち三次キャッシュに対応したものがおすすめです。これにより、複雑な計算処理を高速にこなすことができます。

三次キャッシュに対応しているCPUのメリットはどうでしょうか?まず、このタイプのCPUは、データアクセスの速度が非常に速くなるため、パソコンの起動時間が短縮されます。また、3次キャッシュは、多くの計算処理やゲームプレイにおいて、スムーズな動作を実現します。最後に、高性能なグラフィックスなどの処理が可能であり、高いパフォーマンスを発揮します。

三次キャッシュ

Core i5 3320Mの三次キャッシュは3MBであり、Core i5 9400の三次キャッシュは9MBとなっています。Core i5 9400とCore i5 3320Mの違いは6MB存在し、その違いは極めてずば抜けて開いています。Core i5 3320Mに比べてCore i5 9400は断然三次キャッシュは多いと言うことができるでしょう。三次キャッシュが多いCPUは、高速なデータ処理が可能なため、複雑な作業でもストレスなく行えるというメリットがあります。

三次キャッシュが多いCPUは、高度に複雑な処理を行う際に威力を発揮します。特に、ビジネスやデザインなどで大量のデータ処理が必要な場合には、高性能なCPUが必要不可欠です。三次キャッシュが多いCPUは、その点で高い処理能力を発揮し、大量のデータを効率的に処理することができます。

実際の使用上のことを考えると、三次キャッシュに関してCore i5 3320Mのほうが感じられるほど低い水準にあると感じるでしょう。Core i5 3320MとCore i5 9400に関して体感上肌で感じられるほどの違いを感じるでしょう。このため、三次キャッシュを重視するのなら、Core i5 9400は最適といえそうです。

三次キャッシュ評価
Core i5 3320M
3MB12/100
Core i5 9400
9MB28/100

コア数

コア数という観点についてCore i5 9400とCore i5 3320Mを比較すると、Core i5 9400は6コアであるのに対してCore i5 3320Mは2コアというデータになっています。4コアほどの相当な違いが見られます。Core i5 9400の方がかなり多いということが分かります。コア数が多いCPUを搭載したパソコンは、高速で快適な動作が可能です。大量の情報やデータを処理する際にも、ストレスなく作業できるでしょう。

コア数が多いCPUの主なメリットは、並列処理能力の向上です。複数のアプリケーションやプロセスを同時に実行することができ、作業効率が向上します。例えば、ビデオ編集で同時に複数のタスクを実行することが可能で、編集のスピードがあがります。高効率のマルチタスク処理ができるため、繁忙期でも作業量が劇的に増えないように保つことができます。

この比較情報で明確なようにCore i5 9400のコア数はCore i5 3320Mよりかなり秀逸と感じると思います。このため、Core i5 3320Mはコア数に注目する場合あまりよくない選択肢と考えられそうです。コア数は、判断に関する不可欠な判断材料の1つになります。

コア数評価
Core i5 3320M
2コア14/100
Core i5 9400
6コア34/100

スレッド数

Core i5 9400のスレッド数は6スレッドというデータであるのに対しCore i5 3320Mは4スレッドです。Core i5 3320Mの方がスレッド数は微妙に少ないと言え、Core i5 9400とCore i5 3320Mの差は2スレッドことがわかります。

実用的な観点で見るとCore i5 9400のスレッド数の方がCore i5 3320Mのスレッド数と比べると体感上、ほんの少し勝っています。意思決定において、スレッド数の情報はまったくと言えるほど意味がないと思います。ただし、あえて決めるならCore i5 3320MよりCore i5 9400であることが分かるでしょう。

スレッド数評価
Core i5 3320M
4スレッド18/100
Core i5 9400
6スレッド26/100

基本情報

TDP

TDPという側面について比べると、Core i5 3320Mは35Wというデータである一方Core i5 9400は65Wとなります。Core i5 3320MとCore i5 9400の差は30Wあり、Core i5 3320Mの方がひときわTDPが小さいことが分かるでしょう。TDPが小さいCPUを選ぶことで、冷却のためのファンや水冷システムなどの必要性が軽減され、静音性が向上するというメリットがあります。

TDPが小さいCPUは、小型PCの製造に適しています。コンパクトでデザイン性が高く、省スペースで設置することができます。また、小型PC用のフル機能CPUとしても需要があります。

実際のところCore i5 9400のTDPと比べるとCore i5 3320MのTDPは感覚でわかるほど優れています。Core i5 9400とCore i5 3320Mの差は非常にあります。したがってCore i5 3320MはTDPにこだわるのなら最適と考えられるかもしれません。TDPは判断に関する欠かせない材料の1つになります。

TDP評価
Core i5 3320M
35W84/100
Core i5 9400
65W63/100

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