Core i5 2400 と Core i3 8350K の違いを徹底比較。詳しい評価をまとめました
作成日時: 2021-10-17 19:23:18、更新日時: 2021-10-20 21:28:36
「Core i3 8350K」と「Core i5 2400」の特徴を点数評価しました!どういう面で違いや差があるのか?どっちが優れているのかを徹底評価。
Core i5 2400 | Core i3 8350K | |||
総合評価: | 30.8/100 (総合: 928位) | 46.4/100 (総合: 670位) | ||
TDP | 49/100 | 52/100 | ||
通常利用時の最大周波数 | 44/100 | 98/100 | ||
三次キャッシュ | 24/100 | 35/100 | ||
コア数 | 35/100 | 35/100 | ||
スレッド数 | 10/100 | 10/100 | ||
「Core i5 2400」と「Core i3 8350K」を徹底比較する
基本情報について「Core i5 2400」と「Core i3 8350K」を比較
TDPについて
TDPが小さいCPUは発熱が少ないのでノートパソコンなどで使用できる点で優れています。例えば冷却性能が低い小型PCケースに搭載するようなケースで重宝します。
TDPについて比べると「Core i3 8350K」は91Wであり「Core i5 2400」は95Wです。TDPという角度において「Core i3 8350K」は「Core i5 2400」と比較してどちらかといえば小さいです。最大放熱量の小ささランキングで比較すると全2005製品のなかで「Core i3 8350K」は1191位で「Core i5 2400」は1393位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。
CPU自体の発熱を少なくできる点で「Core i3 8350K」の方が多少良いといえなくもありません。熱の放散を抑えることができるため、冷却機構を小型化して本体をスリム化したり、モバイルで利用する場合でも実用上の違いはほぼ無いと思います。あえて決めるなら「Core i5 2400」より「Core i3 8350K」ですが、基本的には気にするほどの差はほとんどありません。
CPU性能について「Core i5 2400」と「Core i3 8350K」を比較
通常利用時の最大周波数について
通常利用時の最大周波数が高いCPUは高速に演算処理できるため、一度に多くの処理を実行可能な点で優れています。例えば複雑な処理を頻繁に行うような作業をするといったケースにおすすめです。
通常利用時の最大周波数について比べると「Core i3 8350K」は4GHzであるのに対して「Core i5 2400」は3.1GHzです。0.8GHzの差があります。「Core i5 2400」の定格クロック数と比べて「Core i3 8350K」はとても高いです。定格周波数ランキングで比べると全2150製品中「Core i3 8350K」は56位であるのに対し「Core i5 2400」は723位で、CPUの中ではケタ違いな差があると言えそうです。
「Core i3 8350K」はデータやアクセス処理を高速化できる点で「Core i5 2400」よりも秀でています。CPUの処理速度を高速化するのに「Core i3 8350K」はとても向いています。実際の利用を考えると「Core i5 2400」と「Core i3 8350K」は体感値として遥かに大きい差があります。「Core i3 8350K」に決める上で一つの主な判断材料となるでしょう。
三次キャッシュ対応について
三次キャッシュに対応しているCPUはそれぞれのデータを階層別で管理することで処理能力を上げることができる点で優れています。例えばデータを階層別で管理できるのでメインメモリの処理を速くするようなときで役に立ちます。
「Core i3 8350K」も「Core i5 2400」も三次キャッシュに対応しているCPUです。そのため多くの中間情報を高速に引き出せるので素早く処理できる点で優れています。どちらも膨大なデータを高速に処理するのに向いています。
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三次キャッシュについて
三次キャッシュが多いCPUはパソコンの速度を著しく低下させずに使用できる点で使い勝手が良いです。特に頻繁にメインメモリにアクセスしてパソコンの動作が遅くならないようにするようなときで役に立ちます。
三次キャッシュについて「Core i3 8350K」と「Core i5 2400」を比べると「Core i3 8350K」は8MBに対して「Core i5 2400」は6MBです。2MBもの差があります。三次キャッシュという視点において「Core i3 8350K」は「Core i5 2400」より非常に多いキャッシュ容量です。三次キャッシュ容量の多さランキングで比較すると全1194製品のなかで「Core i3 8350K」は727位で「Core i5 2400」は920位なので、大きく違うとまでは言えないもののそれなりの差はあります。
「Core i3 8350K」はRAMのアクセスや消費量を減らすことができため、パフォーマンス全体を向上させることができる点で「Core i5 2400」よりも秀でているでしょう。「Core i3 8350K」はよりCPUのポテンシャルを引き出して快適に使用するのにかなり向いています。実際に使う場面で「Core i5 2400」と比べて「Core i3 8350K」は遥かに秀でていると言えます。「Core i3 8350K」にする上で主な理由の一つになります。
コア数について
コア数が多いCPUは同時に複数の作業を処理効率を上げることができ、より多くのアプリケーションを同時に実行できる点で秀でています。例えば複数の動作を同時処理するような場合におススメです。
コア数について「Core i3 8350K」と「Core i5 2400」を比較すると「Core i3 8350K」は4コアであり「Core i5 2400」は4コアです。コア数について「Core i5 2400」も「Core i3 8350K」もほとんど同じと言えます。コア数の多さランキングで見てみると2152製品中「Core i5 2400」は1109位で「Core i3 8350K」は921位です。ほとんど差は無いと言えます。
体感できるほどの差は無いです。他の視点から見て選択する方がよいでしょう。
スレッド数について
スレッド数が多いCPUは複数のアプリケーションを同時に処理できる点で秀でています。例えば同時に複数の処理をするような場合に向いています。
スレッド数を「Core i5 2400」と「Core i3 8350K」を比較すると「Core i5 2400」は4スレッドに対して「Core i3 8350K」は4スレッドです。「Core i5 2400」も「Core i3 8350K」も同程度のスレッド数です。スレッド数の多さランキングで見てみると804製品中「Core i5 2400」は715位で「Core i3 8350K」は643位です。ほとんど差は無いと言えます。
実用上の差はありません。ほかの視点で決めるほうがいいでしょう。
「Core i5 2400」と「Core i3 8350K」の違いを表で比較する
Core i5 2400 | Core i3 8350K | |||
基本情報 | ||||
シリーズ名 | - | Coffee Lake-S | ||
内蔵グラフィックス | - | Intel UHD Graphics 630 | ||
ソケットの形状 | LGA1155 | LGA1151 | ||
TDP | 95W | 91W | ||
CPU性能 | ||||
通常利用時の最大周波数 | 3.1GHz | 4GHz | ||
ブースト時の最大周波数 | 3.4GHz | - | ||
三次キャッシュ対応 | ○ | ○ | ||
三次キャッシュ | 6MB | 8MB | ||
コア数 | 4コア | 4コア | ||
スレッド数 | 4スレッド | 4スレッド | ||
バススピード | 5GT/s | - | ||
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